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令和8年度5月知事臨時記者会見(令和8年5月14日)の要旨について
日程:令和8年5月14日(木曜日)
時間:15時47分~15時58分
場所:知事会議室
(愛媛新聞社(幹事社))
続いて、記者クラブからの事前通告の質問に移らさせていただきます。
JR松山駅周辺について、サイボウズがアリーナ建設を断念したことに対する知事の所感と、松山市のまちづくりに期待することをお願いできますでしょうか。
(知事)
3月、4月ですかね、松山市が、このJRの場合は鉄道高架事業は愛媛県が請け負い、まちづくりは松山市が請け負うという役割分担の下にスタートした事業なんですけれども、県の高架事業は1年半前に完成していますので、まちづくりはそれをぜひ生かしていただきたいと、そうでなければ高架事業をやった意味がないので、早くやっていただきたいということはずっと言い続けてきたのですが、ようやく1カ月半ぐらい前に、コンテでこんなビジョンがあるんだということが出てきた、その中にアリーナが含まれていたということであります。本当に、まさか1カ月半でそれがなくなるというのは、ちょっと想定もしていなかったので、どういうやり取りが松山市とサイボウズの間であったのかというのは、僕も分からないので、そのあたりの経緯は松山市に聞いていただくしかないと思うのですが、ともかく、あまりにもあっけなくその計画が終わってしまったので、本当に速やかに代替案をやっていかないと、また今の状況が長く続いてしまうので、ともかく急いでいただきたいというふうな方向性を出すことですね、そのためには、やっぱり明確なビジョン、単発の事業展開ではなくて、あそこの広大な空間、東西も含めて、また陸の玄関口ですから、そこをどう活用していく、地域づくりにつなげるのかというふうなビジョン、これは賛否両論何をやってもあると思うので、まさにトップリーダーのリーダーシップ、これに尽きると思いますので、頑張っていただきたいというふうに思います。
(愛媛新聞社(幹事社))
ありがとうございます。本件に関して、各社さん質問がある社はお願いいたします。
(毎日新聞社)
毎日新聞です。今回JR松山駅周辺のアリーナ整備については、今、おじゃんになったんですけれども、アリーナ建設そのものについてはですね、サイボウズさんは県内でどこか探されると思うんですけれども、そのことについては、今回、JR松山駅周辺では難しいんだなというところなんですが、県としてはあそこ以外での建設には何か、支援とかですね、そういう問題とか、もしくは何かここにつくってほしいとか、その辺り。
(知事)
今の段階では全然そういうことは考えてもいないんですけれども、当然どこかにという計画は今後されていくのだろうなと、ご発言を聞く限りですね。そういう中で県が応援できることがあるならば、これはもう県全体の空気も、地域貢献という観点での空気を、どう県民の皆さんが、全員というわけにいかないと思いますけれども、空気がどうなっているのかということも判断しながら考えていくべき課題ではないかなというふうに思っています。
ただ、アリーナというのは、これは松山市が西側のところに設置をしようということを計画していることが表に出てきた時に、一般論として申し上げたのは、やはり5千から8千、8千から1万、こうしたような規模感がないと、バスケットボールの試合は年間30試合しかありませんから、残り330日をどう生かすかということを視野に入れた運営をしないと、民間が手を挙げないだろうなということは、アドバイスさせていただいてきたつもりです。そのためには、コンサートであるとか、展示会であるとか、こうしたことが必要になってくるわけなんですけれども、私もいろいろなところに県外行かせていただきましたが、8千人規模でもし造るとするならば、搬入の場所等も含めると、身近なところに大型トレーラーも来ますから、50台分ぐらいの駐車場がないと、とてもではないけれども、最大クラスのコンサートは誘致できないということになると。必然的に、広さは1万5千平米から2万平米が必要だというのが、おそらく8千人だったらもう2万平米というオーダーになると思います。あそこ9千平米しかないので、ちょっとそこは図面として入れることはできたとしても、運営者が手を挙げるようなことにはつながらないのではないだろうかというのは危惧してたところなので、そういったような状況で、今回あの場所では難しいということになったのではないかなというふうには推測をいたします。となると、それ以上にいい場所があるのかどうかというのは、これから、もう既に検討されているのかもしれませんけれども、それぞれの自治体の熱意とか、こういったところが大きな鍵を握ってくるのかなというふうに思っています。
(読売新聞社)
読売新聞です。知事のお考えとしては、やはりどこに造るかは別として、県内にアリーナは必要だというふうに思ってらっしゃる。
(知事)
僕個人というよりは、今の世の中の動き、スポーツ熱、それからバスケットボール熱、いろいろなことアリーナというのは、何もバスケットボールをやるだけではないですから、そういったものを考えたら、公の公設公営でやるというのは無理があると思うんですね。だからやっぱり民設民営なのか、ある程度そこに協力体制を敷くのかというのは別として、民主導でそういったものができるというのが理想ではないかなというふうには思いますね。その中で、公が条件次第ではバックアップするというのが、今の状況、時代背景を考えるといいのではないかなというふうに思います。特にこの前オレンジバイキングスの最終戦、私もゲームを見に行かせていただきました。本来別の目的でつくられている武道館で最終戦があったんですけれども、やっぱり4千人を超える観客の皆さん、ブースターと言っていますけれども、ブースターの皆さんが歓喜をしていた風景、これはなるほど、地域が沸き上がる一つのコンテンツなんだなということは感じましたね。
(愛媛新聞社(幹事社))
他にいかがでしょうか。
(愛媛新聞社)
愛媛新聞と申します。駅の西側のですね、車両基地跡地、アリーナが想定されていた場所は、これから先も他の使い方であるだとか、別なアリーナとしての機能であるだとかを考えて議論がされるというふうに聞いていますが、元々その市民会館の機能の代替等が言われていましたが、あの場所にどのような施設があれば、知事は、そもそもどのような施設が必要だと思いますか。
(知事)
まちづくりはやっぱり基礎自治体の専権事項になりますので、県が云々(うんぬん)ということは言う立場ではないんですけれども、一般論として考えると、元々市民会館が老朽化、耐用年数を終えるので、その代替用地として準備されていた背景があります。その中で、当時アリーナが出てきて、市民会館については廃止だけは決まって、代替施設の議論も全くまだ表面に出てきていない状況になっている中で、アリーナに変わったので、宙ぶらりんの状態になっていると思うんですね。これは市民会館を考えると、文化活動の拠点としての位置付けという歴史的使命がありましたから、これをどうするかというのは、再度また議論するのかなというふうには思いますが、1回どういう経緯で団体と折衝したのかも分からないので、そこにまた戻すにせよ、アリーナが白紙ではないという意見も市長から出ていましたので、本当にどうするのかが全然見えないので、もうやっぱりトップリーダーがこうやるんですということをどこかで決めないと、物事は動かないのではないかなというふうには思います。市民会館にまた戻すにせよ、白紙ではないというのだったら、事業者によって、あるいはまたバスケットボール抜きでやるということなんでしょうけれども、それで事業として成り立つのかどうかも分かりませんし、いずれにしましてもリーダーシップでしょうね。
(愛媛新聞社)
立て続けに申し訳ないんですけれど、アリーナの建設整備予定地の議論が、またもう一度ここから始まると思うんですけれども、併せてその駅周辺の東西の土地もですね、前提としてアリーナが存在するという上で議論が進んできたのかなと思っています。県が取得する予定の土地も駅の東側にはありました。それに関連して、東西合わせて市はまだ、商業施設等々のにぎわいの創出の事業者公募を始めてますけれども、県としてそれには協力していく姿勢は変わりないというふうに見ていいでしょうか。
(知事)
はい、県の取得予定地については、当初は場合によっては県単独で何かを考えるということで、いろいろな議論をしていたんですけれども、松山市の方から県に対して、一体的な活用を考えているので、県取得予定地についてはぜひその中で考えさせてもらいたいと、要は県は今の段階では何もしないでほしいという要請がありましたので、今はその要請に従って待っている状態になっています。ですからこれについても、東側西側トータルのビジョンというものを早く決めない限り動かない。その動かすためには、検討会やってもいろいろな意見が出るだけなので、それは参考にするのはいいんですけれども、全員の意見を網羅するというのは無理なので、ここはもうトップリーダーが決めるしかないんですよね。そこをしないと、いつまでたっても物事は進まないという、こういう状況から抜け出せないと思いますので、まあ頑張ってほしいというふうに思います。
(愛媛新聞社(幹事社))
他にいかがでしょうか。よろしいですか。ではこちらで終わります。
(知事)
はい、どうもありがとうございました。
※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。









