ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 土木部 道路都市局 > 都市整備課 > 「オランウータンクラウドファンディングのネクストゴールの設定等について」記者発表の要旨について

本文

「オランウータンクラウドファンディングのネクストゴールの設定等について」記者発表の要旨について

ページID:0147082 更新日:2026年5月18日 印刷ページ表示
【記者発表】
日時:令和8年5月14日(木曜日)15時30分~15時47分
場所:知事会議室

【記者発表資料】
(愛媛新聞社(幹事社))
それでは、臨時記者会見を始めます。本日はオランウータンクラウドファンディングのネクストゴールの設定などについて発表があると聞いております。それでは中村知事、よろしくお願いします。

(知事)
 オランウータンのジェニファーにつきましては、通常とは異なって、なかなか動物の国境を越えての移動が難しくなっている現状、それからオランウータンについてはインドネシアの国内法の改正の問題等があって、通常は動物園同士でやり取りをするものなんですが、今回そうはいかなかったので、インドネシア政府と愛媛県の間で種の保存等に関する協定を結び、それをブリッジから動物園同士の展開をするという、ちょっと特殊なケースで、種の保存事業に邁進(まいしん)してきたところであります。
 そういう中で昨年の12月にジェニファーがとべ動物園に到着をしましたけれども、非常に政府との約束事にもあるので、このクラファンも積極的に本庁の方からいろいろなところにも情報発信をしながら、広く呼び掛けるような対応をすることといたしました。このオランウータンのクラウドファンディングは4月16日から72日間実施しております。大変とべ動物園の職員の皆さんも本当に情報発信等々にも現場から積極的に取り組んでいただき、非常に良いペースで寄付をいただいてまいりました。開始から27日目、5月12日で第1目標金額1千万円を達成いたしましたので、ご報告をさせていただきます。
 5月14日木曜日9時現在で、521人の皆さんから総額1035万円の寄付をいただいており、まずもって、多くの温かい支援をいただいた皆さんに感謝を申し上げたいと思います。どうもありがとうございます。また今回のクラウドファンディングの効果からか、ゴールデンウィーク4月29日から5月6日、8日間には、前年比で2210人増、3万2318人の方々にとべ動物園にご来園いただきました。ジェニファーだけでなく、他の多くの動物と触れ合う機会を持っていただいたこと、重ねて感謝を申し上げたいと思います。
 クラウドファンディングの詳細につきましては、記者配付資料1のとおりでありますが、少し説明させていただきます。寄付については、県内外の皆さんからご支援をお寄せいただいており、グッズ・体験で応援コースでは、オランウータンのステッカーセットのコース3千円や、写真集のコース1万円のコース、これが特に人気となっています。また15万円のジェニファーのフェルト人形、それからオランウータン1日飼育体験グッズ付きといった高額のコースにもご寄付をお寄せいただいております。なお、その中で砥部焼のジェニファーとハヤトの丸皿については、予定個数に達したため、申し込みは既に終了となっております。一方、寄付金控除のコースでは、一番多いのが1万円の応援コースでございます。また最高額の50万円のコースにも、複数の方々にご寄付をいただいております。多くの方々からさまざまなかたちで温かいご支援を賜っているところでございます。
 またご支援と併せて、ジェニファーとハヤトを応援する声や、生息地の自然環境の保護を願う声、さらに日本とインドネシアの友好の架け橋となることを期待する声など、多くのメッセージも頂戴しておりまして、動物園の方でこのメッセージに対しては御礼メール等々を送らせていただいて、丁寧に対応させていただいています。また中にはSNSを通じてこのプロジェクトを知り、県外から来園をしてジェニファーのファンになっていただいた方もおりまして、このクラウドファンディング当初の狙い、お金よりも参加をしていただくことで、種の保存あるいは自然環境保護に関心を持っていただこうという、そういったことにつながってきているのではないかと受け止めております。
 次に、第1目標達成しましたので、ネクストゴールの設定について説明させていただきます。第1目標では、主にジェニファーの体調管理のためにペアリング時期を見定める医療器具、ホルモン測定器、また24時間体制のモニタリングカメラと、最新で機能の高い機器の導入費用などに活用させていただくことを、事前にお知らせをさせていただいてまいりました。
 今回の目標達成を受けまして、私としても先ほど申し上げましたように、インドネシア共和国から迎えたジェニファーとハヤトの国際共同繁殖プロジェクト、この成功に向けまして、より万全の備えで臨みたいと思います。現場でもその気持ちが非常に強くなっておりまして、新たに第2目標として、ネクストゴール2500万円を設定させていただくことといたしました。具体的にその活用目的ですけれども、ペアリング後も生まれ育った環境と異なることでストレスを感じ、無事出産に至らない場合もあるというふうに聞いておりますので、ストレスを軽減することが重要になると。そのため、ブランコといった遊具類の充実、そしてまた授かった命が無事誕生するよう、母子の適切な健康管理を行うためのポータブルエコーなどの機器の導入、その他、今回の取り組みを記録に残して、映像として公開することで、多くの方々に命の大切さ等について学んでもらうためのデジタルサイネージ導入、これに活用をさせていただきたいと考えております。
 なお、クラウドファンディング期間中の6月6日土曜日には、ジェニファーとハヤトのお披露目セレモニー、結婚式、あるいは動物画家の石村嘉成さんによるライブアートパフォーマンスや、インドネシアの伝統楽器の演奏、インドネシア料理の試食など、皆さんに楽しんでもらえるような関連イベントを6月6日土曜日に開催予定でございますので、ぜひ多くの方々にご参加いただきまして、ジェニファーとハヤトの門出を祝福していただけたらと思っております。
 最後に、今回のクラウドファンディングは6月26日金曜日23時まで、残り43日間残っております。これから始まるジェニファーとハヤトとの尊い営みを通じたこのプロジェクトを成功させるため、マスコミの皆さんも、そしてまた多くの方々にもご参加をいただきますように、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。
 それでは、最新のジェニファーとハヤトの環境、状況を園長の方からご報告をお願いします。

(とべ動物園長)
 皆さん気になっているジェニファーの状況ですけれども、健康面では全く問題ございません。最初のころはストレスもあるかなというふうには心配していたのですけれども、彼女本来の強さもありまして、担当キーパーともいわゆる信頼関係も結べまして、順調にとべ動物園の環境に慣れているところでございます。
 ハヤトと今後どうなるかということですけれども、今、ハヤトとは柵越しですけれども、顔を見合わせて、いわゆるお見合いの開始ということをしております。今後はジェニファーとどこかで直接対面ということになるかなと思うんですけれども、これはジェニファーとハヤトの精神的な距離がもっともっと近くなってからかなと思っておりますので、その辺は担当者、担当獣医と相談しながら進めてまいりたいと思っております。ジェニファーですけれども、現在はいわゆる外の運動場に慣らす訓練をしておりますので、今後それをもっともっと進めていって、ジェニファーとハヤトの状況を見極めたいと思っているところでございます。

(知事)
 どうもありがとうございました。以上です。

(愛媛新聞社(幹事社))
それでは発表事項に関して、質問のある社はお願いします。

(日本経済新聞社)
 日本経済新聞と申します。愛媛県の場合、この間紫電改の時もクラウドファンディングを使われましたけれども、通常の県というか自治体としての予算執行とは別に、このクラファンを使われる意味というのは、どのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。

(知事)
 そうですね、何もかもクラファンっていうふうなことは全く考えていなくて、取り組むべき事業の意義というものを考えて、それが単にお金を得るということを目的とするのではなくて、クラファンを通じてその意義というものを共有していただける方を増やすということが、社会的にも意義のあることではないかなというふうに考えてセレクトしています。例えば紫電改の場合は、国内唯一の機体であるということもあったんですけれども、むしろ戦後、戦争を知る世代が時代の流れとともにいなくなってきていて、語り部が本当に少数になってきてしまっていると。となると、戦争の悲惨さや平和を伝える、戦争遺産・平和遺産、こういったものの価値というものが、時代の中で非常に重要視してくるのではないかということから、クラファンにふさわしいと判断しました。
 今回のジェニファーとハヤトにつきましては、これはもう、インドネシアからオランウータンが国外に出るのは、多分20年ぶりぐらいですかね。それぐらい貴重なケースでありました。本当に政府と愛媛県の間での信頼関係から、本当に久方ぶりのオランウータンをブリーディングしていただきましたので、本当に大事に育てていかないとならないという思いを、動物園の現場の皆さんもすごい強く持っていると思います。これは単にオランウータンの種の保存だけでなくて、自然環境保護等々、こういったことがもう8割減少している状況にありますから、紫電改とは全然ジャンルが違いますけれども、非常に問題意識を広く共有していただく意義が高いと判断して、クラファンに結び付けたところでございます。

(日本経済新聞社)
 ありがとうございます。

(愛媛新聞社)
愛媛新聞と申します。クラファンの意義というところでいくと、1カ月で1千万を達成するっていうのは、やはり関心が高いとか、問題意識の発信につながっているのかなと思うんですけれども、このあたり知事は、この1カ月で達成したというのは予想どおりなのか、予想以上に早いという感じなのか、どのように感じていますでしょうか。

(知事)
 正直言って、予想以上に早いと思っています。これは本当にジェニファーのチャーミングな存在というのも大きかったと思いますし、また飼育員さんたちが本当に大事に受け入れて、ケアをしている状況を、マスコミの皆さんも積極的に紹介をしていただいているということが、多くの方々に伝播(でんぱ)したのではないかなと。もちろん、先ほど申し上げましたように通常とは違うので、私もいろいろな講演でお話させていただきますし、県庁、本体の方でもいろいろな紹介をしていますので、そういう面で多くの方々の参加につながったのではないかなというふうに思っています。

(愛媛新聞社)
 園長にも1点だけ細かいところなんですけれども、先ほどご説明があった、ハヤトとジェニファーの状況で、今、対面をする前の段階で柵越しにお見合い状態っていう話だったんですけれども、これはいつごろからこういう状況を続けてらっしゃるんでしょうか。

(とべ動物園長)
 始まったのが4月中ごろですね。まず直接フェンス1枚ではなくて、ちょっと空間を挟んでまたフェンスがあってというような状況なんですけれども、その状況で、その間についたてがあったのですね。なので声は聞こえる、においはにおってくるという状況だったんですけれども、そのタイミングで板をどけて、姿が直接見られるというのは、そこから開始しました。

(愛媛新聞社)
 ちなみにジェニファーのその特徴みたいなのを、1点短くていいんですけれども、簡単にどんな性格ですか。

(とべ動物園長)
 まずは担当者いわく、すごく賢いと。類人猿自体賢いんですけれども、ジェニファーは特に賢くて、自分で遊びを考えて、自分の遊びのルールなんかを作って、それで遊ぶ、そういう賢さもあったり、あとは人にもすごく信頼を寄せる。類人猿としては穏やかな性格で、しかも他のオランウータンやチンパンジーよりも賢いというふうに、担当から聞いております。

(愛媛新聞社)
 ありがとうございます。

(知事)
長く動物を見てきた園長の直感で、プロポーズをジェニファーは受け入れてくれると思いますか。

(とべ動物園長)
 ジェニファー自体がですね、今、ハヤトを見る目が、まだ仲良くしようかなどうしようかなという目なので、今後、ハヤトの努力次第といったところからかなと。

(知事)
ハヤトはかなり。

(とべ動物園長)
そうですね、ハヤトは気にしているようだというふうに聞いております。

(愛媛新聞社(幹事社))
 ありがとうございます。各社さん、他にありますでしょうか。よろしいでしょうか。


※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>