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令和6年度「狂犬病およびレプトスピラ保有状況調査」について

ページID:0137096 更新日:2026年3月4日 印刷ページ表示

 愛媛県動物由来感染症予防体制整備事業の一環として、令和5年度は狂犬病に関するモニタリング調査及びレプトスピラ保有状況に関する基礎調査を実施しました。

はじめに

狂犬病

 ヒトが狂犬病に感染した犬、猫、アライグマなどに咬まれるなど、唾液中の狂犬病ウイルスが体内に侵入することにより感染します。

 ヒトを含むほ乳類が狂犬病を発症すると、神経症状や呼吸麻痺が現れ、ほぼ、100%死に至ります。狂犬病に感染した犬等に咬まれた後、すみやかに狂犬病ワクチンを複数回接種することで、発症を防ぐことができます。

 日本では、1957年を最後に、人も動物も国内での感染例はありませんが、今でも世界で毎年5万人以上の人が亡くなっており、日本に侵入する危険性が常に存在します。

レプトスピラ症

  レプトスピラ症は、病原性レプトスピラ感染に起因する感染症で、重症の場合は、黄疸や腎機能障害等の症状が現れることがある疾患です。

 病原性レプトスピラが、保菌動物(ネズミ、犬など)の尿中に長期間排出されることで、

 感染動物の尿や、尿に汚染された水や土などから皮膚や口を介して感染します。

 全国で散発的に発生しており、愛媛県でも感染が確認されています。

 人に身近な動物として、犬も重要な保菌動物であり、人とペットの健康管理上の観点から、本菌の情報集積が必要と考えられています。

調査および結果について

狂犬病に関するモニタリング調査結果について

  • 調査対象
    狂犬病(原因:狂犬病ウイルス)
  • 調査対象及び検体数
    愛媛県動物愛護センターに収容された犬6頭
  • 調査期間
    令和6年6月から同年12月まで
  • 結果
    6頭すべて、狂犬病ウイルス抗原は検出されませんでした。

レプトスピラ保有状況に関する調査結果について

  • 調査対象
    レプトスピラ属菌
  • 調査対象及び検体数
    愛媛県動物愛護センターに収容された犬50頭
  • 調査期間
    令和6年5月から令和6年11月まで
  • 結果
    PCR検査で1頭からレプトスピラ特異遺伝子が検出されましたが(検出率2%)、この検体からはレプトスピラ属菌は分離されませんでした。 このことから、この1頭においては、レプトスピラ感染歴があることが示唆されました。

予防について

狂犬病の予防について

 日本への侵入を防ぐために、次のことを徹底しましょう。

  • お住まいの市町の窓口に飼い犬の登録をすること。
  • 年1回の狂犬病予防注射を飼い犬に受けさせること。
  • 鑑札と注射済票を飼い犬につけること。

レプトスピラ症の予防について

 基本的な感染予防として、次のことに注意しましょう。

  • 汚染の可能性のある水・水辺にはなるべく近づかないこと。必要時には、手袋やゴーグルをすること。)
  • 感染の可能性のある動物との不用意な接触は避けること。
  • 動物を触った後は、必ず手を洗うこと。

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