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試験研究報告15要約

ページID:0001301 更新日:2023年9月12日 印刷ページ表示

胚移植における直腸検査成績と受胎率の関係

佐伯 拡三、沖本 宏、河野 良輝

移植前の受胚牛を直腸検査することにより得られる卵巣(黄体の大きさ、黄体突起の形状、黄体の弾力性、共存卵胞の有無)および子宮の所見と受胎率の関係を評価する目的で調査を行った。

  1. 黄体突起明瞭であった受胚牛の受胎率は、突起不明瞭であったものに比べ有意(P<0.01)に高い成績であった。
  2. 黄体の弾力性で区分した場合、軟と判定された受胚牛の受胎率は、硬と判定されたものに比べ有意(P<0.05)に高い成績であった。
  3. 卵胞が共存しなかった受胚牛の受胎率は、共存したものに比べ有意(P<0.01)に高い成績であった。

キーワード:牛、胚移植、受胚牛、選定基準

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黄体突起不明瞭と判定された受胚牛への移植が受胎成績に及ぼす影響

佐伯 拡三、沖本 宏、河野 良輝

受胚牛を直腸検査することにより得られる所見から、黄体突起形状が受胎率におよぼす影響を調査するとともに、触診検査の持つ危険性について検討した。

その結果、移植前の黄体触診により黄体突起不明瞭と判定されるものには、黄体以外のものを黄体と誤診しているものが含まれていることが示唆された。そのため、黄体突起不明瞭な受胚牛の受胎率は、明瞭であるものに比べ低くなると考えられた。

キーワード:牛、胚移植、受胚牛、黄体突起

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