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えひめ夏旅なんよキャンペーン」のオープニングセレモニー等に関する記者発表の要旨について

ページID:0113872 更新日:2025年6月10日 印刷ページ表示
日時:令和7年6月6日(金曜日)11時00分~11時30分

場所:知事会議室




(読売新聞社(幹事社))
 続いて、えひめ夏旅なんよキャンペーンのオープニングセレモニー等の実施についてです。それでは知事お願いします。

(知事)
 南予地域の観光振興を図る、これを目的にえひめ夏旅なんよキャンペーンの本格実施に向け、オープニングセレモニー等の準備が整いましたので、発表させていただきたいと思います。
 このキャンペーンは、県が南予の市町や団体等と連携を図りながら、2年に一度の周期で、今後ですね、季節やテーマを変えながら誘客キャンペーンを実施することにより、地域の魅力を継続的に売り込んでいくこととしています。
 まずは、PR動画をご覧いただきたいと思います。
[PR動画放映]
 今回が初めてのキャンペーン、初回となりますので、今年度は、テーマ「アドベンチャーエヒメ」と題しまして、南予の豊かな自然、海と山と川、ここでの体験コンテンツにスポットを当てまして、滑床渓谷のキャニオニングや、愛南の海でのシーウォーカーなど、これまでの大型観光振興イベントいやし博や南予博やきずな博を開催してきた経緯があります。その中で生まれてきたコンテンツでございますけれども、その地域資源を生かした魅力あるコンテンツを活用して、南予地域への滞在を目的として、6月28日土曜日から9月30日火曜日までの3か月間、県外のほか、特に県内の東予の方々があまり南予に旅行で来られてないという実績も実態もありますので、また中予地域も含めて誘客を図っていきたいというふうに思っています。
次に、県および市町、団体等が一体となって、誘客に取り組む機運を高めるとともに、結束を深めるため、7月1日にオープニングセレモニーを実施したいと思います。
 会場としては、キャンペーンのスタートにふさわしい場所として、持続可能な観光地として世界的に高い評価を受けている、本当に地元の創意工夫がてんこ盛りになっている大洲のまちづくりのシンボルでもある大洲城で行わせていただきたいと思います。
 なお、オープニングイベントには、愛媛・伊予観光大使の友近さんにご参加をいただきまして、機運盛り上げにご協力をいただくこととしています。
 さらに、オープニングイベントとして、全国的に人気を博しております観光列車伊予灘ものがたりを南予地域の魅力発信の切り口として活用することとしておりまして、通常は松山駅から大洲・八幡浜までの運行となっているものを、今回、特別に、JRとも話がつきまして、7月1日火曜日は伊予大洲駅から宇和島駅まで、そして翌7月2日水曜日は宇和島駅から高知県側にある江川崎駅、ここを往復運行することとしております。
 特に2日目の運行は、予土線のPRにも結び付くと思いますので、その魅力発信にしっかりとつなげていきたいと思います。
 特別運行では、事前公募した県外の方に乗車いただきまして、地域の魅力をSNS等で発信してもらうこととしております。
 7月1日は、私も乗車をさせていただきまして、友近さんにもご参加いただき、一緒に、県外から参加された方に対して、南予地域の魅力を紹介することとしています。
 7月2日は、関西を中心に若者に人気のあるインフルエンサーの阪田マリンさんをお招きしまして、沿線沿いの高校生と一緒に、予土線地域をはじめとする南予の魅力を乗車された方に紹介することとしております。
 また、南予への誘客にあたりましては、市町、団体や民間企業等と連携を図りながら取り組んでおりまして、まず一つ目には、大手旅行会社のオンラインサイトにおいて、キャンペーン期間中、宿泊・体験コンテンツをお得に利用できるクーポンを発行しており、6月2日時点、1カ月前の時点で、宿泊クーポンはすでに全体の6割程度が取得されるなど好調に推移しております。もっと今の段階では増えているかもしれません。
 二つ目は、体験コンテンツは、日帰りでも十分楽しめることから、東予地域からの夏休みなどでの利用を一層促進するため、東予地域で開催されるマルシェや観光施設などでの情報発信に力を入れて取り組んでいるところでございます。
 三つ目は、さらに、東京、大阪などを発着する南予周遊ツアーの強化に向けまして、昨年度から県内外の旅行会社に働きかけてきた結果、6月2日時点で、約40の新たな旅行商品が造成されているところでございます。
 今回のキャンペーンを通じて、一人でも多くの方にお越しいただき、まだ体感されていない南予の魅力、これをぜひ経験していただきたいと期待をしています。以上です。

(読売新聞社(幹事社))
 ただいまの発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。

(愛媛新聞社)
 愛媛新聞です。
 国際線が就航するなどして、増便もして、かなりインバウンドの方たくさん来ていて、関西の万博でもチャンスになっている時期だと思うんですけれども、このタイミングで改めて南予に特化したキャンペーンを打たれる意図は、改めていかがでしょうか。

(知事)
 そうですね。南予は一次産業が中心のエリアでございます。というような特異性を考えると、一次産業の活性化と、そして観光振興というものが地域の活性化に大きなテーマとなっていると思います。そういう中で、なかなか、例えば海外便の就航、そして大型イベントの誘致等、県の方でやりますけれども、空港のある松山市では自動的に享受できるんですけれども、それ以外の南予、特に南予になると、なかなかもう一足伸ばしてというふうなところにつなげられないという地理的なハンディがあると思います。
 ただ、コンテンツとしては非常に魅力的なものが詰まっておりますので、どうそれをPRするかが鍵を握っていると思います。そのPRの手段として、まあ効果的なのがキャンペーンということになると思いますが、これまでも幾度か、4回にわたって南予の大型観光振興イベントを実施してきましたが、その時は非常に好評でございます。で、これをさらにPRするためには、不定期開催とかそういうものがネックになっていたと思いますので、先ほど申し上げたように、2年にいっぺんやっていくということを正式に決めることによって、まあ単発的から線・面への広がりのある、まあ観光振興に結び付けていきたいというふうに思っています。

(時事通信社)
 時事通信社と申します。
 南予の中でも大洲より南、西予市より南と宇和島とか愛南の方というのは特に足が伸びづらいのかなと、私もその先般大洲の鵜飼いにちょっと足を運んだんですけども、そこまではやっぱ外国人の方が多かったかと思います。それより南の方に対するアクセスであったりとか、そちらの方に対する支援というもの。

(知事)
 そうですね。支援はやぶさかでないですけれど、要はその例えば外国人観光客も南予の市町にも申し上げてるんですけれども、とりあえず松山までは連れて来ていただいてるので、それをぜひうちにもというまず主体的な熱が必要ではないかなと。で、大洲は昨日もですね、独自に台湾のプログラムを誘致して、高校生の台湾の派遣事業の地として選定されて、県庁にお越しいただきましたけれども、いろいろな取り組みが進み始めています。
地の利でいうと砥部焼であるとか、あるいは内子の町並みであるとか、その先にある大洲あたりまでは、来るような状況が生まれ始めていますので、そのあとの宇和島圏域については次のステップ、大洲まで来てるのだったらもう1泊という思いを持っていろいろな仕掛けをまずやろうという機運が重要ではないかなというふうに思っています。
宇和島圏域に行けば、またそこにはそこの魅力的なコンテンツがありますから、先ほどのキャニオニングもそうですし、宇和島はもう言うに及ばず、そして愛南町には先ほど海もありますし、これまた瀬戸内海や宇和海とは全く異なるサンゴの海が広がっていますし、まあそういったコンテンツについては問題ないと思うんですけれども、ただ問題はPRともう一つはやっぱりアクセスの問題。ただこのアクセスの問題も高速道路が愛南町まで、事業化の目途は立ちましたけれども、できるのはまだずいぶん先でありますから、その間の2次交通というのはやっぱりハンディはあると思います。であるがゆえに今回の旅行商品の造成や伊予灘ものがたりいわく鉄道を利用したアクセス、こういったものも駆使して、そこから観光コンテンツの2次3次交通について、また市町がそれぞれまた独自に考えていただいて、来ていただく機運を醸成していただいたら、相乗効果が生まれていくのではないかなというふうに思っています。

(時事通信社)
 方向が若干違うその八幡浜とか伊方の方に対するアクセスはどう考えてますか。

(知事)
 これも同じですね。鉄道というのはなかなか難しいところもあるんですけれども、伊方にも八幡浜にもまた別の意味でのコンテンツがあるというのが、逆に言えば南予の潜在力でもあり、魅力でもあると思うんですけれども、その2次交通については、例えば佐田岬であれば、E-BIKEをフル活用するとかかなり進み始めていますので、そういったことをうまくPRしていく必要があるのではないかなというふうに思っています。

(愛媛新聞社)
 愛媛新聞と申します。
 キャンペーンのルートでですね、予土線に伊予灘ものがたりを多分走らせるんだというようなお話だと思うんですけれども、当然予土線のPRにもつながったり、沿線地域のPRにもつながると思うんですが、この2年ごとにですね、県としてこの同じようにキャンペーンの中にその定番ルートとして、この予土線を通る、予土線の何らかの乗車を促すというのはこれは組み込まれる想定でいらっしゃるんでしょうか。

(知事)
 まず間違いなく組み込まれていくと思います。予土線というのはいろいろな問題がありますけれども、旅という観点で見ると非常に価値のある路線だと思います。だからそこをどう結びつけていくという観点で言えば、予土線の活用というのは必ずこうしたキャンペーンのときには特別なルートとして組み込まれていくということは間違いないと思っております。


(読売新聞社(幹事社))
 各社さん、他にいかがでしょうか。


※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。
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