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三瓶地区における麻痺(まひ)性貝毒の発生について
1 水産研究センターでは、6月3日に西予市三瓶町で実施した調査において、二枚貝に麻痺性貝毒を蓄積させる貝毒プランクトン「アレキサンドリウム・パシフィカム」のプランクトンが確認されたため、西予市、八幡浜市及び関係漁協に対して貝の毒化に注意するよう指導していましたが、6月4日に当該海域で採取した天然マガキに厚生労働省の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える15マウスユニット/gの麻痺性貝毒が蓄積されていることが、6月9日に分かりました。
2 このため、八幡浜支局では直ちに、三瓶地区を規制区域に指定し、「二枚貝の採取や自家消費をしないよう」立看板を設置して注意喚起したほか、西予市と関係漁協には安全性が確認されるまで同地区で採れた二枚貝を取り扱わないように指導を行ったところです。
3 県としては、今後も水産研究センターによるプランクトン調査を実施するとともに、西予市、八幡浜市及び関係漁協との連携を密にして、迅速な情報提供に努めることとしています。
関連資料
・麻痺(まひ)性貝毒の発生について[PDFファイル/273KB]
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