ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 県民環境部 環境局 > 循環型社会推進課 > 河川から瀬戸内海へのごみの流入実態調査の結果をお知らせします

本文

河川から瀬戸内海へのごみの流入実態調査の結果をお知らせします

ページID:0108484 更新日:2025年5月19日 印刷ページ表示

 愛媛県では、効率的な海洋プラスチックごみの発生抑制対策の検討及び効果検証のため、県内の河川を通じた海洋(瀬戸内海)へのプラスチックごみ流出量を推計することを目的として、河川を流下するプラスチックごみの調査を行いましたので、結果をお知らせいたします。

調査結果の概要

1. 調査地点(6箇所)

東予・中予・南予から各2地点を調査地点として選定。令和5年12月~令和6年3月、令和6年6月~令和7年1月の期間モニタリング機器を設置し、東予・中予・南予の地域区分ごとにプラスチックごみの流下量を調査した。

 

地域

市町名

河川名

モニタリング機器設置場所

東予

新居浜市 尻無川 田所小橋

東予

今治市 竜登川 中竜登橋

中予

松山市 小野川

月見橋(R5)

精農橋(R6)

中予 松前町 長尾谷川 外側橋

南予

八幡浜市 千丈川 山越橋

南予

宇和島市 須賀川 道連橋

 

2. 調査手法

1.各調査地点に、モニタリングカメラを設置。

2.撮影した動画を解析し、プラスチックごみの輸送量を記録

3.プラスチックごみの輸送量(L)とその際の河川の流量(Q)を用いて関係式(L-Q式)を作成

4.L-Q式を用いて瀬戸内海への年間のプラスチックごみ流出量を推計

 

3. 推計結果

今回の調査で得られたL-Q式と過去6年間河川流量のデータから、各年ごとのプラスチックごみ流出量を推計

 
推計結果 対象人口 対象地域における年間ごみ流出量(t/年)
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
地域 東予 461,664 41.44 50.54 23.03 7.69 12.94 22.51
中予 630,338 2.63 4.67 5.08 3.11 2.91 4.38
南予 212,552 6.94 10.26 9.77 3.47 7.82 11.55
県全体 1,304,554 51.0 65.5 37.9 14.3 23.7 38.4

※河川流量の変動によるごみ流出量等の変化を示したものであり、ごみのポイ捨て量等の変化を示しているものではない。

 

報告書(概要版)

概要版 [PDFファイル/4.67MB]

 

報告書(全体)

第1章、2章 [PDFファイル/10.81MB]

第3章~6章 [PDFファイル/19.73MB]

第7章~11章 [PDFファイル/14.76MB]

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

AIが質問にお答えします<外部リンク>