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「思いやり1.5m運動」とは
運動開始の背景
愛媛県では、歩行者・自転車・自動車等がお互いの立場を思いやり、安全・快適に道路を共有する「シェア・ザ・ロード」の精神(「愛媛県自転車安全利用促進条例」の基本理念)の浸透に努めるとともに、特に自動車等の運転者に対しては、“自転車の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行する”(同条例第6条第2項)よう呼び掛けてきました。
しかし、同条項が広く浸透しているとは言い難く、自転車利用者からは、“車道の左側を正しく通行しているにもかかわらず、自動車等に直近を追い抜かれて危険を感じたことがある”といった声が聞かれます。
また、自動車等が自転車に追突する事故も少なからず発生しており、こうした形態の事故は、一度発生すると自転車運転者の致死率が極めて高くなる傾向にあることから対策の必要性が指摘されていました。
運動の内容・趣旨
自動車等の運転者に対し、自転車の側方を通過するときは“1.5メートル以上の安全な間隔を保つ”か、道路事情等から安全な間隔を保つことができないときは“徐行する”ことを呼び掛ける運動です。
これまで、安全な間隔とは具体的にどのくらいの間隔であるかが判然としなかったため実践につながってこなかったことなどを踏まえ、“1.5メートル”という具体的な基準・目安を示すことで、実践を促そうとするものです。
よくある質問
本運動に関してよくある質問については、“「思いやり1.5m運動」Q&A”をご参照ください。
「思いやり1.5m運動」Q&A[PDFファイル/258KB]
なお、ご不明な点やその他ご質問等がございましたら、下のお問い合わせ先(愛媛県庁消防防災安全課)までご連絡ください。