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麻痺(まひ)性貝毒の発生について
1 水産研究センターでは、3月4日に愛媛県漁協三浦支所から持ち込まれた海水から二枚貝に麻痺
性貝毒を蓄積させる貝毒プランクトン「アレキサンドリウム・パシフィカム」が宇和島市三浦地区
で8,700細胞/ml(危険濃度:500細胞/ml)確認されたため、宇和島市、関係漁協に対して貝の毒
化に注意するよう指導していましたが、3月7日、天然マガキに厚生労働省の定める規制値(4マ
ウスユニット/g)を超える150マウスユニット/gの麻痺性貝毒が蓄積されていることが分かりまし
た。
2 このため、南予地方局では直ちに、三浦地区を規制区域に指定し、「二枚貝の採取や自家消費を
しないよう」立看板を設置して注意喚起したほか、宇和島市と関係漁協には安全性が確認されるま
で同地区で採れた二枚貝を取り扱わないように指導を行ったところです。
3 県としては、今後も水産研究センターによるプランクトン調査を実施するとともに、宇和島市及
び関係漁協との連携を密にして、迅速な情報提供に努めることとしています。
関連資料
・麻痺(まひ)性貝毒の発生について [PDFファイル/374KB]
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