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砂防学習会について
愛媛県では、県土木職員OBで構成する愛媛県砂防ボランティア協会(※1)と連携して、毎年、県内の小・中学生、並びに、保護者や自主防災組織などの地域住民を対象とした「砂防学習会」を実施しています。
「砂防学習会」では、土砂災害の発生メカニズムや前兆現象、対策工事とその効果などを分かりやすく説明するとともに、簡易模型実験装置や降雨体験車、土石流3D体感シアターを使った体験学習、タブレット端末やスマートフォン等を用いて、「えひめ土砂災害情報マップ」などの防災情報を収集する学習を行っています。
「砂防学習会」は、将来、地域の防災活動を担うことが期待される小・中学生にとって、土砂災害にかかる関心と理解を深め、正しい知識に基づいた的確な判断や行動能力を身に付けるための学習の場となっています。
(※1)愛媛県砂防ボランティア協会 ○愛媛県土木職員OBを中心に、平成9年に設立【会員数:150人(令和7年5月現在)】 ○土砂災害防止に関する意識啓発や土砂災害警戒区域等の調査点検などを積極的に実施
1.実施時期
前期(6~7月)・後期(9~11月)
2.実施場所
開催の申し込みのあった県内の小・中学校から、過去の開催状況等を考慮して、年間20校程度を選定し、実施しています。 ※開始を希望される場合、毎年4月に、県内の小・中学校に案内していますので、ご確認のうえ、申し込みをお願いします。
3.学習時間
2時間程度(座学:約1時間・体験学習:約1時間)
4.学習内容
- パワーポイントやDVD映像による座学 土砂災害の種類と特徴・土砂災害の発生状況・土砂災害の前兆現象・土砂災害の警戒避難・土砂災害の対策工事など
- 簡易模型実験装置を使った土砂災害対策工事の学習
- タブレット端末等を用いた防災情報を収集する学習
- 防災○✕クイズ
- 降雨体験装置及び土石流3Dシアターによる体験学習
5.費用
- 無料(パソコンやプロジェクター等は、学校側でのご準備をお願いします。)
6.その他
- 地域の防災訓練やイベントと同時に開催することも可能です。
- 自治会や自主防災組織向けの出前講座も実施可能です。 (お気軽にご相談ください。)
7.令和7年度の実施状況
令和7年6月から11月において、開催の申し込みがあった県内の小中学校で合計20回(21校)開催しました。


参加した児童・生徒・教員の感想
- いろんな災害から、命を守るためにできることを知りました。早めの避難や避難場所をみんなで確認することが大切だということが分かりました。
- 降雨体験で雨の怖さを知りました。あの雨がずっと降り続けると恐ろしいと思ったので、早めに避難を始めるようにしたいです。
- 来てくださった方たちが分かりやすく説明してくださったおかげで、土砂災害・土砂崩れ・地すべりのことがよく分かりました。日頃の「備え」早めの「避難」の大切さがよく分かりました。これからは家族で避難場所を決めたり、非常食や防災バッグを作ったりしようと思います。
- 砂防体験をして、土砂災害はとても危険で命に関わることだと初めて思いました。自分の家の近くにも山などがたくさんあるので、気を付けようと思います。いつ災害が起きても対応できるように、家族で話し合ったり、防災グッズを準備したりしておこうと思いました。
- 視覚や体感を通じた学習は、教室では得られない気付きが多く、子供たちにとって貴重な経験となりました。また、学校や自分の家の周辺を確認しながら、「どこが危ないのか」を考えることで、災害への備えの大切さを実感していました。
- 模型による説明や実際の体験学習は普段の授業では実施できないので、児童に、すごく貴重な体験をさせることができたと思います。
- 多くの機材や模型を用意し、「土砂災害」について児童や教師に教えてくださり、ありがとうございました。模型を見ることでより土砂災害が起こる仕組みや砂防の大切さについて理解を深めることができていました。また、少人数だったこともあり、児童の思いを拾いながら丁寧に説明してくださり、温かい雰囲気で学習することができました。
8.これまでの学習会の実施回数と参加人数(累計)










