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令和2年度「第3回高校生による歴史文化PRグランプリの開催結果」について
令和3年2月11日(木曜日・祝日)に標記グランプリを開催しました。(大会の模様はこちらから<外部リンク>ご覧ください。)
本大会は、東予地域の高校生が、地元の歴史文化資源を見つめ直し、再発見・再確認した魅力に、どれだけ興味をもってもらうことができるかを競うプレゼンテーション大会です。
平成30年度に始まった当大会は第3回を迎え、過去最多の10校11チームが参加し、今回はオンライン開催とし、大会当日、YoutubeでLIVE配信しました。
- 開催日時 令和3年2月11日(木曜日・祝日)13時00分~16時00分
- 大会プログラム[PDFファイル/590KB]
審査結果
最優秀賞
新居浜南高等学校 (チーム名)サイクリング同好会SouthNova
(発表テーマ)「だらリエイティブ enjoy! チョ歴」
【審査員講評(抜粋)】
ラジオとショッピングを掛け合わせたプレゼンテーションという軸となるコンセプトがある点が評価できる。
1つのチョ歴遺産点を見て、そこから商店街や夜市など地域全体に対して面的に捉えた点が素晴らしかった。
高校生が全員で協力すれば、東予全体にチョ歴遺産を拡げられると思う。
活用の仕方も考えられていた点も良かった。
ぜひ継続的に活動してほしい。
優秀賞
新居浜南高等学校 (チーム名)銅中隊
(発表テーマ)「別子銅山の歴史、学べるのは今?昔?」
【審査員講評(抜粋)】
最先端技術の中、最もアナログな紙芝居でのプレゼンテーションが、聞き手を引き付けていたと思う。
別子銅山の歴史をSDGsに当てはめ、歴史から課題、可能性を読み解いていくという着眼点が素晴らしい。
煙害についての失敗、それを解決していくプロセスを見せ、失敗からも学ぶという視点を持てていたのも良かった。
今回学んだことを、今後も学習プログラムとして活用してほしい。
審査員特別賞
小松高等学校 (チーム名)小松養正隊
(発表テーマ)「こんな史跡があったとは!!古代山城 永納山」
【審査員講評(抜粋)】
一見地味な古代山城にスポットライトを当てたところが良かった。
SNSでの情報発信、ライブ授業、フォトコンテストなど提案の具体性があったところも素晴らしかった。
皆さんの若い語り口から多くの提案を聞けて非常に嬉しく思った。
ぜひこの山城が有名になってほしい。
審査員特別賞
川之江高等学校 (チーム名)飛引
(発表テーマ)「水引で結ぶ未来」
【審査員講評(抜粋)】
地場産業を育てる風土をきちんと押さえているところが素晴らしかった。
風土と歴史だけは、どんなにグローバル化が進んでも運ぶことができないという点をきっちり押さえられていた。
私たちが伝統工芸の技術を伝承していくときに頭ではなく、手で覚えたりする。
梅結びの実演で、それを見せてくれたところも素晴らしかった。
発表チーム一覧
(1)今治北高等学校大三島分校 (チーム名)歴史トラベラー新地
(発表テーマ)「大三島チョ歴講座 ―芋地蔵・下見吉十郎編―」<外部リンク>
(2)小松高等学校 (チーム名)小松養正隊
(発表テーマ)「こんな史跡があったとは!!古代山城 永納山」<外部リンク>
(3)新居浜商業高等学校 (チーム名)NC・copper
(発表テーマ)「おうち時間と地域をバラ色に! ~新居浜三昧でどう(銅)?~」<外部リンク>
(4)新居浜南高等学校 (チーム名)サイクリング同好会SouthNova
(発表テーマ)「だらリエイティブ enjoy! チョ歴」<外部リンク>
(5)今治南高等学校 (チーム名)今南課題研究部
(発表テーマ)「Dondobi物語」<外部リンク>
(6)土居高等学校 (チーム名)土居高校情報科学部
(発表テーマ)「学校を核とした観光まちづくり ~オンラインを活用したバーチャル観光体験~」<外部リンク>
(7)新居浜南高等学校 (チーム名)銅中隊
(発表テーマ)「別子銅山の歴史、学べるのは今?昔?」<外部リンク>
(8)新居浜西高等学校 (チーム名)NW 社会研究部
(発表テーマ)「新居浜ココから!まちあるき ~口屋のまわりに~」<外部リンク>
(9)新居浜東高等学校 (チーム名)Niihama East Kingdom
(発表テーマ)「伝統文化を100年先へ ~郷土芸能の軌跡と現状~」<外部リンク>
(10)川之江高等学校 (チーム名)飛引
(発表テーマ)「水引で結ぶ未来」<外部リンク>
(11)西条農業高等学校 (チーム名)TeamSSS
(発表テーマ)「水の恩恵受けまくり! ~農業高校生が贈る"水都"伊豫西條の魅力~」<外部リンク>
審査員
- 東予歴史文化資源活用市町連携協議会 会長 秦 恭裕
- 愛媛大学社会共創学部 准教授 井口 梓
- 近代化遺産活用アドバイザー 岡崎 直司
- Saijo Gallery 株式会社 代表取締役 徳永 有加