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更新日:2023年3月15日
農業者(個人又は法人)は、法律(持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律)に基づき、持続性の高い農業生産方式を導入しようとする時、「導入計画」を作成し、これを県知事に提出して認定を受けます。
この認定を受けた農業者は、愛称で「エコファーマー」と呼ばれます。
合鴨の放飼による有害植物の駆除
ナギナタガヤを利用した雑草抑制
「愛媛県持続性の高い農業生産方式導入指針」に基づき、生産方式に取り組む作物について、表1の「有機質資材施用技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」を一体的に行う農業生産方式です。
この3つの区分からそれぞれ1つ以上の技術を導入する必要があります。
(例)堆肥の施用+有機質肥料の施用+フェロモン剤の利用 など
有機質資材施用技術 |
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堆肥等有機質資材施用技術(土壌診断の結果に基づき施用する) |
緑肥作物利用技術(土壌診断の結果に基づき農地にすき込む) |
化学肥料低減技術 |
局所施肥技術(肥料を作物の根の周辺に集中的に施用する) |
肥効調節型肥料施用技術(被覆肥料や硝酸化成抑制材が使用された肥料を施用する) |
有機質肥料施用技術(有機質肥料又は有機質が原料として使用されている肥料を施用する) |
化学農薬低減技術 |
温湯種子消毒技術(種子を温湯に浸漬することにより付着した有害動植物を駆除する) |
機械除草技術(有害植物を機械的方法により駆除する) |
除草用動植物利用技術(有害植物を駆除するための小動物の放し飼いを行う) |
生物農薬利用技術(害虫の捕食、害虫への寄生等を行う天敵を利用する) |
対抗植物利用技術(土壌中の有害動植物を駆除又は蔓延を防止する植物を栽培する) |
抵抗性品種栽培・台木利用技術(抵抗性品種を栽培又は台木として利用する) |
天然物質由来農薬利用技術(有機農産物の日本農林規格別表2に掲げる農薬を利用する技術) |
土壌還元消毒技術(土壌中の酸素濃度を低下させ、有害動植物を駆除する) |
熱利用土壌消毒技術(土壌に熱を加えて有害動植物を駆除する) |
光利用技術(光を利用して、有害動植物を駆除し、又はそのまん延を防止する) |
被覆栽培技術(農作物を有害動植物の付着を防止するための資材で被覆する) |
フェロモン剤利用技術(害虫の雌が放出するフェロモンを利用し、雄を捕殺又は交信を撹乱する) |
マルチ栽培技術(土壌表面を有害動植物の蔓延を防止するための資材で被覆する) |
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