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更新日:2021年1月8日
項目 | 写真 | コメント |
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温州みかん収穫、例年以上に労働力を確保して順調に終了! |
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八幡浜支局地域農業育成室は、新型コロナウイルス感染症の影響により、県外アルバイターによるみかん収穫の労働力確保が困難になると想定されることから、西宇和みかん支援隊(構成員:県・市・町・JA)と連携して十分な労働力が確保できるよう、準備を進めてきました。 コロナ対策として「西宇和版新型コロナウイルス感染予防に係るガイドライン」を策定するとともに、県・市・町の補助事業等を活用して、感染防止対策とアルバイター及びお手伝いプロジェクト有償ボランティアを確保するなど、幅広い労働力確保活動を強化しました。 こうしたなか、今年の雇用労働者による温州みかん収穫は10月27日から始まり、天候に恵まれるとともに、心配されていた労働力も十分に確保できたことから、例年より約5日早い12月25日に終了しました。 なお、期間中の労働力は、県外アルバイター483人、県内アルバイター110人、お手伝いプロジェクトワーカー登録者454人(うち新規登録者165人)と例年以上に確保できました。 今後もガイドラインを遵守し、感染予防対策を実施しながら中晩柑収穫の労働力確保を支援します。 |
加工用青ネギの産地化に向けて情報共有を図る |
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産地戦略推進室は12月4日、西予農業指導班と連携して加工用青ネギ生産推進会議を開催し、生産・販売を一元的に担う(株)百姓百品村の担当者2名と契約農家7名及び西予市、農林水産研究所の関係職員が参加しました。 当日は、(株)百姓百品村が今年の生産・販売状況を報告。当室及び農業指導班からは安定育苗に向けた技術実証内容と生産拡大が見込まれる野村町太田、権現地区の農地中間管理事業による基盤整備の状況について説明し、産地化に向けての課題と今後の方策について情報を共有しました。 また、生産農家からの定植後の施肥管理や病害虫等の質問に対し、技術対策をアドバイスするとともに、育苗ハウスにおいては、関係者で培土の違いによる苗の生育状況を確認しながら、適正な育苗管理について検討しました。 当室では、加工用青ネギの需要に応じた安定生産を実現するため、安定育苗技術の確立を図るとともに、機械化による収穫作業の省力化等にも取り組みながら、引き続き加工用青ネギの産地化を推進していきます。 |
甘平の台湾輸出について最終確認 |
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産地戦略推進室は12月2日、ブランド戦略課、JAにしうわと、甘平(施設栽培)の台湾輸出について最終打ち合わせを行いました。 輸出は、1月22~24日に現地で開催される「愛媛フェア」に合わせて計画しており、それに向けての選果日、数量、価格、輸送方法等について協議するとともに、生産者3名に対する輸出果実の農薬分析と防除履歴の提出等についての日程調整を行いました。 本年は産地からの要望により、取扱い等級の規格を見直し、約2.5トンが1月12~21日にかけて、輸出業者である(株)裕源等を通じて、航空便と船便で輸出されます。 当室では関係機関と連携して甘平の海外輸出を支援し、新たな販路としての定着とブランド力の強化を目指します。 |
たいき産冷蔵富有柿香港へ輸出 |
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産地戦略推進室が支援しているJA愛媛たいきの冷蔵富有柿2トンを、12月16、17日に香港へ輸出しました。 昨年は刀根早生及び富有柿も輸出していたが、本年は、産地の生産状況や国内の販売状況を考慮して、現地で和歌山産と競合する刀根早生の輸出は見送り、冷蔵富有柿に絞って実施しました。 昨年の冷蔵富有柿は2L・3Lサイズを2トン輸出したのに対して、今年産は夏季の干ばつの影響で全体的に小玉であったことから、全て2Lサイズで取り組んだものの、品質は輸出業者のグローウェルジャパン(株)から高い評価をいただきました。 当室では来年以降も継続できるよう関係機関と連携し、輸出に関する産地の取組支援と情報提供に努めていきます。 |
八幡浜での認知度向上のためフィンガーライムと地元食材とのコラボを検討! | ![]() |
産地戦略推進室は12月8日、八幡浜市内飲食店でフィンガーライム食材活用検討会を開催し、生産者で組織するフィンガーライム産地化推進協議会役員及び飲食店経営者ら5名が参加しました。 当管内では本年度、事業を活用して5戸が7棟、14aでハウスを整備する予定で、今後、増産が見込まれていることから、高級感を醸し出す食材としての販売先と活用法の検討が急務となっています。 そこで、コロナ禍にあり首都圏でのPR活動が難しいこともあって、フィンガーライムの産地化を進めている八幡浜での認知度向上のため、骨をそぎ取る新技法で注目されている地元食材の鱧(ハモ)料理での活用について検討しました。 意見交換の中で、「鱧などの白身魚の刺身やカルパッチョ等、透明感のある料理に添えると彩りが引き立つ」「山椒風味は和風料理にも合うのでは」「八幡浜の新たな料理メニューとして期待できる」など、今後の活用拡大に繋がる意見が活発に出されました。 今回、鱧とのコラボ料理は具体化できませんでしたが、飲食店からはメニュー開発を進めていくとの返答もあり、当室は地元消費者や実需者への認知度向上とともに、フィンガーライムの活用方法についても検討し、需要の拡大を図っていきます。 |
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