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東温市学校給食センターのバイオマス(BDF)熱利用
位置付 |
東温市総合計画・環境基本計画・地域新・省エネルギービジョン |
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所在地 |
東温市南方 |
供用開始 |
平成19年3月20日 |
1.新エネルギーの導入
1太陽光発電屋上に10kW設置(NEF所管フィールドテスト事業)
2バイオマスエネルギー
(1)バイオディーゼル燃料ボイラ3基設置(バイオディーゼル燃料使用実績162kl/年)、地下タンク5,000L設置
高効率蒸気貫流ボイラを採用し、使用燃料をA重油から、バイオディーゼル燃料に変更するため燃料噴射ノズルチップの改良を行い、
センサー・異常通報システムによる保守管理をしている。
東温市では、学校給食センターのバイオディーゼル燃料ボイラを利用することによるCO2排出削減分を「排出枠」としてクレジット化し、
東温市の子どもたちの食育に活用する「学校給食センターバイオディーゼル燃料利用プロジェクト」を展開している。
(2)B5混合軽油の導入、600L以下の簡易給油設備整備(グリーンニューディール基金活用)CO2削減効果約0.8t
給食配送車2t車2台と3t車2台(軽油使用量5,605L/年)
(3)暖房器具にペレットストーブ2基採用
2.環境配慮の工夫
1省エネ
- 給湯設備循環ポンプのインバータ制御
- 事務室への複層ガラス採用
- 外壁や高温室への断熱材設置
- (H20年度)玄関窓の遮熱フィルム
- 残さの乾燥にボイラ排熱利用
- 省エネ型蛍光ランプ採用
- 蒸気バルブの断熱ジャケット
2職場環境
100%植物油の天然木材保護塗料採用
3リサイクル
- 廃食油のBDF化の実施
- 牛乳パックのリサイクル、食品残さ堆肥化の検討
3.関連計画等
- 東温市食育推進基本計画に関連し、地場産給食(地産地消)の推進によるフードマイレージ削減→食の安全・安心、食物の輸送に係るCO2削減
- 残さ物の堆肥化・農地還元、地産地消による循環農業システム構築
学校給食センター外観
BDF対応ボイラ
ペレットストーブ
東温市廃食用油の循環図
東温市廃食用油の循環図
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