ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 文化財 > 愛媛県朝日谷二号墳出土品の重要文化財指定に関する文化審議会の答申について
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更新日:2020年3月25日
国の文化審議会では、3月19日(木曜日)の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、文化財保護法に基づき、本県に存する愛媛県朝日谷二号墳出土品の重要文化財(美術工芸品)指定について、文部科学大臣に答申を行いましたのでお知らせします。
愛媛県朝日谷二号墳出土品 一括
松山市(松山市考古館保管)
松山平野の北西部、瀬戸内海を遠望する大峰ケ台丘陵の尾根上に築造された全長25.5mの前方後円墳からの出土品である。特に二面の銅鏡は中国からの舶載鏡で、意図的に分割された状況で副葬されており、当時の葬送儀礼の一端を示している。また、大和王権との繋がりを示す銅鏃・鉄鏃は数量が多く残存状態も優れている。
瀬戸内地域における古墳時代の開始とその様相を解明するうえで欠かせない学術的価値の高い資料である。
愛媛県朝日谷二号墳出土品
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