えひめの教員生活|教員採用情報サイト|愛媛県教育委員会

えひめの教員生活

愛媛の先生の一日

  • 朝の会まで

    職員室にある自分専用のPCを立ち上げ、当日やその週の行事予定や連絡、文書の締め切り等を確認します。自教室に行き、教室全体の乱れがないか確認したり、窓を開けて空気の入れ換えをしたりして、児童を迎え入れる準備をします。児童が全員登校したことを確認すると、職員朝礼のために一度職員室に戻ります。戻る途中に、靴箱等や廊下の掲示板等の環境面の確認をします。登校していない児童がいた場合、家庭に連絡をして確認します。

  • 朝の会

    担任が出席確認をします。返事の声などで、調子の悪い児童がいないか様子を見ます。
    日直による朝の会を行います。学級によってはスピーチをしたり、係や委員会からのお知らせを伝えたり、今日の目標を設定して守るように呼びかけをしたりします。最後に、担任が当日の行事予定を確認したり、朝の講話をしたりします。元気の出る話をすることが多いです。

  • 午前

    授業(1~4時間目)

    45分単位で授業を行います。3時間目が始まる前の休み時間を長くとって、全校で体力作りをしたり、学級で遊んだりする学校もあります。小学校なので、原則ほとんどの授業を担任が行うことになりますが、理科や体育等いくつかの教科は専門の先生に任せ、その時間が空き時間となります。その時間に、日記を見たり、授業準備をしたり、事務処理等を行います。

  • 午後

    給食

    低学年は自分たちで準備ができるようになるまでは、他学年に手伝ってもらって準備をします。中、高学年になると、自分たちで準備しますが、エプロン等を準備して衛生面に気をつけて配膳等をします。その後、クラスみんなで食べます。食べる時間は15分から20分程度です。放送委員会が音楽を流す学校もあります。

  • 午後

    清掃

    教室やトイレ、特別教室や運動場など分担して掃除をします。6学年縦割りで行うところが多いようです。先生も一緒に掃除をして、ほうきの使いかたやぞうきんの絞りかた、拭きかたなど、そうじの基本的な動作を教えます。

  • 午後

    授業(5~6時間目)

    午前の授業と同じですが、低・中学年は5時間目で終わる日もあります。

  • 午後

    帰りの会、下校指導

    帰りの会が始まるまでに、係が配布物を配ります。帰りの会では、係によるゲームをしたり、スピーチをしたり各学級で工夫を凝らした運営をしています。朝の会で決めた目標が守られていたか確認したりもします。最後に担任が、一日の学級の様子を総括して話したり、翌日の行事予定や宿題や提出物等の確認をしたりして終わり、児童たちは下校となります。低学年は先生たちも通学路に出て下校指導を行う学校が多いです。中・高学年では、日直が放課後の仕事をした後、担任が戸締まりを確認して、職員室に戻ります。

  • 午後

    放課後

    陸上・水泳大会の前には出場選手の練習、音楽部の活動が行われる学校もあります。ない場合は、翌日の授業の準備、テスト等の採点、学級通信の作成、家庭への連絡、事務処理等を各自で行います。

  • 登校指導・朝の会

    職員室にある自分専用のPCを起ち上げ、その日の行事予定や連絡を確認します。教室の窓を開け生徒を迎える準備をします。学級ごと、委員会ごと、部活動ごとなどで生徒と一緒に正門付近であいさつ運動をする学校もあります。朝の会前に、「朝学習」「朝読書」の活動に取り組んでいる学校もあります。その間に職員朝礼や学年の打合せなどが行われます。
    朝の会では、出席確認を担任がします。返事の声などで、調子の悪い生徒がいないか様子を見ます。その後、日直による朝の会を行います。学級によってはスピーチをしたり、係や委員会からのお知らせを伝えたり、今日の目標を設定して守るように呼びかけをしたりします。最後に、担任が当日の行事予定を確認したり、朝の講話をしたりします。元気の出る話をすることが多いです。

  • 授業(1~4時間目)

    授業は50分単位で、午前中は4時間目まであります。自分の専門教科に加え、学級担任は学級活動、道徳、総合的な学習の時間等の授業を行います。複数の学年を担当することもあります。曜日によって違いますが、毎日1~2時間の空き時間があり、授業準備や採点、事務処理等を行います。

  • 午後

    給食

    給食はエプロンに着替えさせるなど衛生面に気をつけて配膳をします。配膳が終わると、クラスみんなで食べます。班単位で食べることが多いです。担任や副担任も班に入って食べます。食べる時間は15分~20分程度です。

  • 午後

    昼休み

    職員室で事務処理を行ったり、自教室で生徒たちと話をしたりして過ごすことが多いです。

  • 午後

    授業(5~6時間目)

    午後の授業は50分単位です。曜日によって5時間目で終わる日もあります。空き時間がある場合は、
    授業準備や採点、事務処理等を行います。

  • 午後

    清掃

    教室やトイレ、特別教室や運動場など分担して掃除をします。先生も一緒に掃除をします。掃除の後、反省会を行っているところもあります。

  • 午後

    帰りの会、下校指導

    帰りの会が始まるまでに、係が配布物を配ります。帰りの会では、委員会の調査をしたり、歌を歌ったり、スピーチをしたりと各学級で工夫を凝らした運営をしています。
    朝の会で決めた目標が守られていたか確認したりもします。最後に担任が、一日の学級の様子を総括して話したり、翌日の行事予定や宿題や提出物等の確認をしたりして終わり、生徒たちは部活動へ参加します。日直が放課後の仕事をした後、担任が戸締まりを確認して、職員室に戻り、部活動に参加します。

  • 午後

    部活動

    担当する部活動を1~2時間程度指導します。指導時間は季節等によって異なりますが、各市町ごとに県のガイドラインで示す基準を基に、活動時間を設定しています。
    ・学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける。
       (平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日は少なくとも1日以上)
    ・長期休業中は、ある程度長期の休養期間を設ける。
    ・1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日は3時間程度。

  • 出勤

    職員朝礼までに今日やることを確認します。

  • 職員朝礼

    全教職員間、又は学年団で情報交換し、生徒への伝達事項を整理します。週間・月間予定の確認も大切です。

  • 午前

    朝読書

    読書習慣を身に付けるため、朝読書を行っている学校が多くあります。

  • 午前

    SHR

    お互いに気持ちの良いあいさつで一日をスタートします。生徒一人一人の表情を見て体調等を確認します。1分間スピーチなど、生徒主体の活動を取り入れることもできます。

  • 午前

    授業

    授業は真剣勝負!生徒とのキャッチボールによって反応を観察しながら理解を促す授業展開に努めます。
    授業のない時間は、校務分掌やクラス運営の仕事、教材研究などをします。様々な事柄について先輩教員に相談したり、アドバイスをいただける貴重な時間です。

  • 昼休み

    生徒たちの賑やかな笑い声が職員室まで届きます。教員も健康第一。しっかり食事をとるようにしています。

  • 授業

    生徒にとって、集中力が低下しやすい時間帯。モチベーションアップの工夫も必要です。生徒の様子を見ながら体を動かす活動やペアワークなどを取り入れます。

  • 放課

    生徒は部活動へ。時期によっては面談をしたり、個別の教科指導を行ったり、校務分掌の仕事にあたったります。

  • 夕方

    部活動

    部活動は正副顧問で対応します。学校によっては部活動指導員や外部指導者のサポートがあります。四国大会や全国大会出場を目指して活動している部も多くあります。

  • 教材研究等

    職員室に戻って学級日誌を確認します。また、明日の授業準備をしたり、生徒の提出物の確認をします。同僚の先生方と情報交換をすることもあります。

  • 帰宅

    遅くならないよう帰宅します。オンとオフの切り替えを大切にして、十分な睡眠時間をとるようにしています。

愛媛の先生の一年

1学期
入学式
1年生を全校児童で迎え入れます。新1年生児童には「入学の喜びや学校生活に希望や意欲をもたせる」行事となるよう、他学年については、「新1年生を温かく迎えることで、上級生、最上級生としての自覚をもたせる」行事となるように実施します。
遠足
目的地は学年会等で話し合って決定されます。各学期ごとに行ったり、3学期だけ行ったりと回数と時期は学校によって違います。
家庭訪問
修学旅行
6年生の春又は秋に、東予地区や中予地区は関西・中国方面へ、南予地区は中国・九州方面に行く学校が多いようです。平和学習を行うところが多く、広島の原爆ドームや長崎の原爆資料館を訪れています。
運動会
春に運動会を行う学校が多くなりました。熱中症の心配は少なくなりますが、準備期間が短く、ダンスの演目や振り付け、学級対抗種目等の準備は4月から始めるところが多いようです。2学期に行うところは準備を夏休みにします。
夏休み

児童は夏休みですが、先生は原則、通常どおりの勤務となります。ただし、授業がないので、個人で内容を決め計画的に仕事を進めます。また、県総合教育センター等の研修会に参加し自己研鑽に励んだり、2学期の準備にじっくりと取り組んだりできます。すべての市町で学校閉庁日が設定されており、年休のまとめ取りができるので、国内旅行はもちろん、海外旅行などに行く人も大勢います。

2学期
運動会(秋開催)
修学旅行(秋実施)
学芸会
秋から冬にかけて行うところが多く、劇や合唱、合奏など、各学級で練習した成果を保護者や地域の方々に披露します。
児童会役員選挙
遠足
冬休み

12月29日~1月3日の年末年始はお休みとなります。夏休み同様、土日以外は通常どおりの勤務です。年末年始を終えるとすぐに始業式となるので、始業式の準備をしたり、3学期がまとめの学期になるように授業の準備をしたりします。

3学期
遠足
卒業式
6年間を振り返っての卒業生の言葉や在校生からの感謝の言葉の交換があり、感動の式となります。3学期のはじめから各学級や学年で式で歌う歌の練習もします。中には、自分ですいた手漉きの和紙で卒業証書を作ったり、中学生も式に参加したりと、各学校で工夫を凝らした式を実施しています。
春休み

年度末の事務処理を行います。そして、翌年度に向けての準備を今年度の反省を踏まえて行います。3月末には転任する先生等を送る離任式も行われます。4月になると、学校全体が新しい年度に向けて、担当業務の見直し等がされ、細かい引き継ぎが行われます。また、新年度の体制を決定する職員会議もあり、学級担任等、担当校務が決定した後は、入学式、学年開きや学級開きの準備に忙しくなります。

1学期
入学式
学級担任からの氏名発表のあと自分の目標を大きな声で発表したり、地域の来賓を多数呼び地域ぐるみの式典にしたりと、新しい生活に希望を持たせるための工夫を各学校で行っています。
遠足
小学校の遠足より遠い距離にあるところを目的地にすることが多いようです。目的地では、クラスマッチなど行い、学級の親睦を深める学校もあります。中には、遠足をオリエンテーリングにして市町内の名跡を班単位で巡ることを企画しているところもあります。
修学旅行
2年生の秋、3年生の春に行くところがほとんどです。ほとんどの学校が奈良・京都・大阪方面に行っています。阪神淡路大震災から学ぶ防災学習をしたり、京都の寺院を巡る一日研修をしたり、各学校で工夫を凝らした活動をしています。
家庭訪問
職場体験学習
愛媛県では、「えひめジョブチャレンジU-15事業」として、5日間の職場体験を全中学校で行っています。秋に行っている学校もあります。
中学校総合体育大会(総体)
地区総体は6~7月上旬、県総体は7月下旬に行われます。また、音楽部については、8月に合唱コンクールや吹奏楽コンクール等が開かれ、それぞれの目標に向けて毎日練習に取り組みます。
定期テスト
クラスマッチ
「運動に親しみ」「学級の協力する態度を育てる」という目的で学期の終わりに、体育委員会を中心に生徒主体で運営されることが多い行事です。
夏休み

生徒は夏休みですが、先生は原則、通常どおりの勤務となります。ただし、授業がないので、個人で内容を決め計画的に仕事を進めます。また、県総合教育センター等の研修会に参加し自己研鑽に励んだり、2学期の準備にじっくりと取り組んだりできます。すべての市町で学校閉庁日が設定されており、年休のまとめ取りができるので、国内旅行はもちろん、海外旅行などに行く人も大勢います。

2学期
体育祭
修学旅行や総体・新人戦のため、9月に行うところが多いです。(春に開催している学校もあります。)夏休みに準備をして、9月に入って2週間足らずで練習をします。学級が一丸となって取り組める行事なので、担任の学級をまとめる力の見せ所となる行事です。
新人戦
地区新人大会は9~10月、県新人大会は11月に行われています。また、吹奏楽部については、12月にアンサンブルコンテスト等が開かれ、新しいメンバーでそれぞれの目標に向けて毎日練習に取り組みます。
文化祭
10月下旬から11月中旬に行われています。総合的な学習の時間の発表をしたり、吹奏楽部の演奏発表をしたりと各学校で工夫して実施されます。昼食は各学級や保護者によるバザーをしているところもあります。午後は、人権劇や生徒による歌やダンスなどの発表会が行われています。
生徒会役員選挙
定期テスト
クラスマッチ
冬休み

12月29日~1月3日の年末年始はお休みとなります。夏休み同様、土日以外は通常どおりの勤務です。年末年始を終えるとすぐに始業式となるので、始業式の準備をしたり、3学期がまとめの学期になるように授業の準備をしたりします。

3学期
少年式
毎年「立春の日」を「少年の日」と設定し、14歳(昔でいう元服の年齢)を迎えた中学2年生が大人への階段を登り始めた大切な時期と考え、自覚・立志・健康の3つの目標に基づいて、将来の自分を見つめる機会となるように行う行事です。
定期テスト
遠足・クラスマッチ
高校入試
卒業式
水引で自らのコサージュを作って式に参加したり、小学生が式に参加したり、生徒一人一人が保護者にメッセージを伝えたりと、各学校で工夫を凝らした感動の式を実施しています。
春休み

年度末の事務処理を行います。そして、翌年度に向けての準備を今年度の反省を踏まえて行います。3月末には転任する先生等を送る離任式も行われます。4月になると、学校全体が新しい年度に向けて、担当業務の見直し等がされ、細かい引き継ぎが行われます。また、新年度の体制を決定する職員会議もあり、学級担任等、担当校務が決定した後は、入学式、学年開きや学級開きの準備に忙しくなります。

1学期
入学式・始業式
新入生を迎えて、いよいよ新しい年度が始まります。
面談
クラス担任は、年度初めに生徒一人一人と面談をします。コミュニケーションをしっかりとることで信頼関係が生まれ、生徒理解が深まります。
県総体
6月上旬に県総合体育大会が開催されます。運動部の生徒は、四国総体や全国総体に向けて、各競技で熱戦を繰り広げます。
野球応援
野球王国愛媛では、伝統的に野球への応援が盛んです。夏の選手権愛媛大会では、応援リーダーの指揮の下、吹奏楽部の曲に合わせて、声の限りエールを送ります。
夏休み

夏休みは、生徒が自主的に活動できる貴重な時期です。生徒の進路希望に応じて、学習指導や就職セミナーなどを実施している学校もあります。8月中旬には学校閉庁日が設定されていて長期休暇も取得しやすくなっています。

2学期
運動会
特に3年生にとっては、思い出に残る学校行事の一つです。全校生徒がグループに分かれて、競技、応援、装飾パネル等で競い合います。リーダーシップや協力の大切さを学ぶ良い機会でもあります。
県高等学校総合文化祭
県高等学校総合文化祭が開催されます。文化部の生徒が多くの部門で日頃の成果を発表します。
就職活動
高校卒業後、就職を希望する3年生は、筆記試験や面接試験の練習を重ね、就職活動に取り組みます。また、多くの職業高校や職業学科・コースでは、主に2年生が約1週間のインターンシップを行います。
冬休み

大学受験をする3年生にとっては貴重な時期です。生徒たちの夢の実現に向け、受験対策講座を実施する学校もあります。

3学期
卒業式
学校ごとに特徴のある式が行われます。学校によっては、卒業生を送り出す際に演奏される曲や歌が伝統的に受け継がれています。
春休み

3月下旬に離任式があり、卒業生も多く参加します。また、新年度に向けた準備が始まります。

1学期
入学式・始業式
在校生はそれぞれ進級し、新入生も迎えて、いよいよ新年度が始まります。
運動会
5月の運動会に向けて、新学期早々にダンスや団体競技の練習が開始されます。児童一人一人が活躍できるよう、練習だけでなく小道具・大道具つくりも行います。
地域交流
地域の小学校と交流学習を行います。大勢の子どもたちに囲まれ、みんな緊張気味です。簡単な手話を小学校の児童に教えてあげます。
夏休み

特別支援学校のセンター的機能として、サマースクールを行います。難聴特別支援学級の教員や小学校等に通う難聴の子どもたちが集まり、一緒に活動します。8月中には学校閉庁日が設定されていて、長期休暇も取得しやすくなっています。

2学期
文化祭
小学部は、劇の発表をします。台本は、児童と教員が協力して考えます。高等部の生徒たちの発表や展示などを見て将来の姿を想像することもでき、勉強になります。
マラソン大会
少し寒くなってくると、体力づくりを兼ねてマラソン練習が始まります。高学年になると教員も本気で走らないと負けてしまいそうです。
冬休み

クラスの児童に年賀状を書いて、1年の締めくくりをします。お正月休みはのんびり過ごし、新年に備えます。

3学期
遠足
3学期の遠足は、6年生とのお別れ遠足です。児童会活動などでリーダーとして頑張ってくれた6年生とゲームなどをして楽しく過ごします。
卒業式
高等部を卒業する生徒の中には幼稚部から通っている生徒もおり、在校生や教員から祝福されて卒業していきます。式典では、教員による手話通訳やパソコンでの要約筆記など、児童生徒への情報保障も重要です。
春休み

3月下旬に離任式があります。新年度に向けて、それぞれの教員が準備を行います。

愛媛の先輩教員インタビュー

小学校教員

R1採用
中尾 一生樹教諭
Q.
教員の一日の生活の中で、特徴的なものをいくつか紹介してください。
A.
朝の会、帰りの会が特徴的です。学校や学級担任によっていろいろな進め方があり、学級のカラーが出るものだと思います。私は、朝の会で自校にある「七つの教え」を学級全体で唱えるようにしています。そして、朝の会の最後にその日に一番意識してほしいことを一つ伝え、帰りの会で振り返るようにしています。
Q.
一日の生活の中で、あなたが特に充実していると思う時間は、どのようなときですか?
A.
放課後の職員室で、先輩教員と指導法について話し合う時間です。放課後には、教室に残ってその日の振り返りをしています。そして、職員室に戻って、児童の様子や授業内容について先輩教員に相談をしています。話し合う中で、自分を客観的に見つめ直したり、具体的なアドバイスをいただいたりすることができます。児童のために、学級、学年関係なく、いろいろな先生方と話し合える時間はとても充実しています。
Q.
実際に教員として勤めてみてイメージが違ったことはありますか?
A.
45分という授業時間は、すぐに過ぎてしまうということです。学生時代は、45分間という時間の中で、様々な取組ができると考えていました。しかし、いざ授業をしてみると、45分という時間はとても短く、授業で学ばせたいことを明確にし、授業内容を吟味しなければ、児童にとって充実した時間にならないと気付かされました。そして、有意義な授業をするために、学習指導要領の理解や日々の教材研究が大切だと感じています。

中学校教員

R1採用
秋山 佳子教諭
Q.
教員の一日の生活の中で、特徴的なものを幾つか紹介してください。
A.
一つ目は授業です。授業は毎日欠かさず行う生徒との関わりを深めることができる場です。私は、毎日の授業を通して、数学の楽しさを伝えています。難しい問題を出したときにも、生徒が必死に解を導き出そうとしている姿を見ると、より分かりやすい授業をし、様々な問題に挑戦できるようにしていきたいと思います。
二つ目は部活動です。中学校で教員をすると、その学校にある部活動のどれかを担当することになります。部活動では、生徒同士、チーム同士が互いに切磋琢磨し、共に喜んだり、時にはぶつかり合ったりすることで、生徒自身の成長に繋がり、本気で取り組むことで、その活動を素直に楽しむことができると思います。生徒と一 緒に、様々なことに挑戦することは、とても楽しくてやりがいを感じます。
Q.
実際に教員として勤めてみて、教員になる前とイメージが違ったことはありますか?
A.
思ったより「楽しい」ということです。教員になる前は、自分ってどういう感じで教員生活を送るのだろうと、正直なところイメージが湧いていませんでした。しかし、教員になって生徒たちと日々過ごす中で、「楽しい」と思うことがとても多いと感じています。確かに、生徒への対応は大変でしんどくて、うまくいかないこともたくさんありますが、生徒たちの顔を見ると癒されます。
今は、生徒たちとともに活動して「楽しい」と思えることを一つでも増やすためにも、自分自身が笑顔でいることが大切だと感じています。
Q.
部活動の指導は負担ではないですか?
A.
私自身、部活動を好きでやっている部分もあるので、部活動の指導を負担だと感じたことはあまりありません。精神的に負担は感じませんが、体力的にしんどいと思うときはあります。試合が続くと、どうしても休日が少なくなったり、指導にも熱が入ったりと、体力面でしんどくなることがあります。しかし、生徒たちが一生懸命取り組んで、それが形になったときや結果に繋がったときは、そのしんどさも吹き飛ぶくらいうれしいです。生徒や保護者のおかげで様々な経験ができて毎日、楽しいです。

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