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ホーム > 県政情報 > 知事 > ようこそ!愛媛県知事室へ > 知事記者会見録 > 修学旅行バス料金増額への対応に関する記者発表(12月4日)の要旨について

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更新日:2014年12月5日

修学旅行バス料金増額への対応に関する記者発表(12月4日)の要旨について

【記者発表資料】

 

日時:平成26年12月4日(木曜日)15時00分~

場所:知事室

 

(知事)

 本年4月に国が導入した貸し切りバスの新運賃制度については、平成26年3月末までに申し込みを行い、かつ、平成27年7月末までに修学旅行を完了する場合に限って、旧料金の適用という経過措置が取られておりますが、県内の公立の小、中学校等では、その大部分において、この経過措置による旧料金が適用されず、これまで積み立ててきた修学旅行の費用に不足が生じることとなっています。これは、新聞報道でも明らかにされたところであります。

 このため、保護者や学校関係者が苦慮しているという実態がございますので、これを踏まえて、県では、今回の新運賃制度により生じたバス料金の増加相当額の一部を緊急避難措置として、平成27年度に限って、県内の市町と協調し、これはもうすでに県内各地の市町とも話をしております。「チーム愛媛」で義務教育諸学校を支援する方向で、当初予算に向けて検討を始めたのでお知らせをさせていただきたいと思います。

 保護者の方々の心情を思いますと、その方向で検討するということをできるだけ早くメッセージとして送らせていただきたいというふうなことでございますので、急きょ会見をさせていただきました。

 なお、今回の新運賃制度の趣旨は、貸し切りバスの安全性向上を図る取り組みの一環であることも十分承知しておりますが、ご案内のように、修学旅行は、児童生徒にとって一生の思い出になる学校行事として定着し、保護者としても、児童・生徒に楽しく貴重な活動を経験してほしいと願っておられると思います。こうした中、実質的に修学旅行バス料金が値上げされるという現実を保護者の立場で考えるとき、国は国民目線で制度設計をし、救済措置に、より万全を期すべきであると考えますので、国に対しては、是正の対応を求めていきたいと考えております。以上です。

 

(NHK)

 当初予算として検討するということだが、予算規模はどのくらいになるのか。

 

(知事)

 まだ全部の聞き取りが終わっているわけではないので、非常に大ざっぱでよろしいですか。一部の補助になりますので、できれば半額くらいは増額の補助をしたいと思っています。それを県と市町で半分ずつということになりますので、県の規模で言うと大体1千万円くらいになるかなと思います。

(NHK)

 増額になってしまう分の半分くらいを補助したいということか。

 

(知事)

 そうですね。運賃の改定は仕方がないことだと思うんですけども、今回は、経過措置の周知が行き届いていたのかどうかというところもちょっと分からないところがありますし、同じ学年で、例えば特にですね、小規模な学校につきましては、バスの定員に生徒数が満たない修学旅行の計画になりますので、より一層、負担が大きくなってしまうんですね。 

 ですから、その結果ですね、近場にしようかとかですね、2泊を1泊にしようかとかですね、いろんな議論が起こっているそうなんで、できるだけ早く、そのメッセージを伝えさせていただきたいと思いました。

 それで、市町と県で一緒になってやるという、「チーム愛媛」で行うというのが、今回の事業でございます。

 

(NHK)

 国には、具体的にどのような対応を求めるのか。

 

(知事)

 同じ学年の中において、適用されているところと、されていないところが、経過措置の制度の中に発生していますので、これは、等しく扱うべきではないかと申し上げていきたいと思っています。

 

(NHK)

 今年度分については、さかのぼって補填するのか。

 

(知事)

 そうですね。はい。もう一つ付け加えると、あの、公立、私立、双方とも適用対象としたいと思います。

 

(NHK)

 学校数で言うとどのくらいになるのか。

 

(知事)

 384校が対象でございます。

 

(NHK)

 小・中合わせてか。

 

 

(知事)

 

 そうですね。

 

(テレビ愛媛)

 それぞれの学校、あるいは一人当たりで、平均的に増額されるのはどのくらいになるのか。

 

(知事)

 あの、ちょっと今、言ったようにですね、ケースによって異なりますんで、一概には言えないんですけれども、大体、増額規模が、バス一台当たり6万円ぐらいかなあという感じです。

 

(副教育長)

 訂正ですが、来年度の分と今年度の差額の増額分を補助することになります。今年度分の補助はありません。

 

(NHK)

 今年度分については、さかのぼって補填はしないということでよいか。

 

(知事)

 そうです。そこは訂正をお願いします。

 

(NHK)

 1年間やってみて、様子を見るという感じか。

 

(知事)

 これは、経過措置のひずみが生じている不公平感を是正するということなので、単年度の措置ということになります。

 

(テレビ愛媛)

 今回のような対応について、全国的に見て、他にも実施しているところはあるのか。

 

(知事)

 ないです。

 

(NHK)

 補填して、子どもたちが予定していた修学旅行に行けることになることで、知事はどんなことを思うか。

 

(知事)

 まず親御さんも非常に厳しい経済状況ですから、多少なりとも気持ちが伝わればということと、それを受けてコース変更などをせずに行かせてあげようというふうにつながればと思っています。

 

(愛媛新聞)

 今、把握している範囲で、最大の値上げ幅はどのくらいか。

 

(知事)

 どうだろう、一番多い学校では、10万円を超えるバスもあるんですね。さっき言ったように定員が届かないような小規模な学校は、一人当たりの単価がすごく高くなりますから。

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お問い合わせ

教育委員会事務局義務教育課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2940

ファックス番号:089-934-8684

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