本文
奨学資金の返還額と返還回数
1回(年)あたりの返還額
貸与を受けた全額(無利息)を、15回以内の年賦(年1回払い)で返還する必要があります。
1回あたりの返還額は、貸与月額と正規の修業期間(学校・課程ごとに定められた標準の修業年数)により決められています。
年賦額(最終回以外の返還額)
貸与月額 正規の修業期間 |
5千円 |
1万円 |
1万 |
1万 |
2万円 |
2万 |
2万 |
3万円 |
3万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2年【専修学校等】 |
1万円 |
2万円 |
3万円 |
3万円 |
4万円 |
4万円 |
4万円 |
5万円 |
6万円 |
3年【高等学校の全日制課程等】 |
2万円 |
3万円 |
4万円 |
5万円 |
5万円 |
6万円 |
6万円 |
8万円 |
9万円 |
4年【高等学校の定時制課程等】 |
2万円 |
4万円 |
5万円 |
6万円 |
7万円 |
8万円 |
|
|
|
5年【高等専門学校等】 |
2万円 |
4万円 |
6万円 |
8万円 |
8万円 |
10万円 |
10万円 |
12万円 |
14万円 |
5年6か月【高等専門学校の商船科】 |
3万円 |
5万円 |
7万円 |
8万円 |
9万円 |
11万円 |
|
|
|
- 在学途中から貸与を受けたり、退学や辞退により貸与を止めたりした場合も、この表の年賦額となります。(返還回数は少なくなることがありますが、1回あたりの返還額は変わりません。)
- 貸与月額を途中で変更した場合は、この表のとおりにはなりません。
最終回の返還額
年賦額に満たない端数があるときは、最後の年賦額に加算されます。このため、最終回の返還額は、通常、例年の返還額より多くなります。
返還回数について
返還回数は、貸与総額と年賦額から算出された年数となります。
(入学から卒業まで貸与を受けた場合の多くは、12~14年程度となります。)
参考:高等学校(3年制)の場合の返還例
高等学校(3年制)の生徒が入学から卒業まで(36月)上限額の貸与を受けた場合の返還例は、次のとおりです。
(貸与月額を少なくすることで、返還時の負担を軽くすることができます。)
国公立・自宅通学の場合(貸与月額18,000円・年賦額50,000円)
50,000円を11回、98,000円を1回(最終回)、12年かけて648,000円を返還
- 貸与総額:18,000円×36月=648,000円
- 返還回数:648,000円÷50,000円=12.96→12回(年賦額での返還は11回)
- 最終回の返還額:648,000円-(50,000円×11回)=98,000円
国公立・自宅外通学の場合(貸与月額23,000円・年賦額60,000円)
60,000円を12回、108,000円を1回(最終回)、13年かけて計828,000円を返還
- 貸与総額:23,000円×36月=828,000円
- 返還回数:828,000円÷60,000円=13.8→13回(年賦額での返還は12回)
- 最終回の返還額:828,000円-(60,000円×12回)=108,000円
私立・自宅通学の場合(貸与月額30,000円・年賦額80,000円)
80,000円を12回、120,000円を1回(最終回)、13年かけて計120,000円を返還
- 貸与総額:30,000円×36月=1,080,000円
- 返還回数:1,080,000円÷80,000円=13.5→13回(年賦額での返還は12回)
- 最終回の返還額:1,080,000円-(80,000円×12回)=120,000円
私立・自宅外通学の場合(貸与月額35,000円・年賦額90,000円)
90,000円を14回(最終回も同額)、14年かけて計1,260,000円を返還
- 貸与総額:35,000円×36月=1,260,000円
- 返還回数:1,260,000円÷90,000円=14回(最終回も同額)
このページに関するお問い合わせ先
教職員厚生室 厚生事業係(奨学金担当)
〒790-8570 松山市一番町4-4-2
Tel:089-912-2926(奨学金専用ダイヤル 受付時間:平日8時30分~17時15分)
メールでのお問い合わせはこちら
- ご連絡いただく際は、奨学生番号(決定番号)と本人(奨学生だった方)の氏名をお知らせください。