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更新日:2022年11月8日
令和4年11月日発行
令和4年10月23日日曜日に「自転車の安全利用について楽しく学ぶ「安全・快適サイクリングマナーイベント」をエミフルMASAKIで開催しました。
自転車シミュレータやVR機器を活用した体験会のほか、ガイドとしてフリーアナウンサーの作道泰子氏による自転車マナー講座を開催するなど自転車の安全利用を呼び掛けました。
また、イベントの中で、今年度開催した「自転車交通安全CMコンテスト」の最優秀受賞者等に対する記念品贈呈式等を行い、最優秀作品を放映しました。
最優秀作品等は11月以降、南海放送のテレビCM、ラジオCMで放映予定です。
(左:自転車シミュレータ、中:VRゴーグル体験会、右:自転車マナー講座)
(受賞者等記念撮影)
日没時間が早くなる秋から年末にかけて重大事故の多発が懸念されることから、ドライバーは「夕暮れ時の早めのライト点灯(見える・見つけてもらう・ライトの活用)」、「前照灯のこまめな切り替え(歩行者の横断等危険な状況の早期発見)」に努め、歩行者は反射材を着用することにより、相互の存在を知らせることで、1件でも悲惨な交通事故を減らしていきましょう。
令和4年10月1日土曜日から令和4年12月31日土曜日までの間
令和4年10月20日木曜日及び令和4年11月21日月曜日
10月・・・17時
11、12月・・・16時30分
夕暮れ時の早めのライト点灯・前照灯のこまめな切り替えキャンペーンの推進要領(PDF:633KB)
キャンペーン重点日である10月20日木曜日、松山北高生等と「交通安全人の輪作戦」を実施し、自動車ドライバーや自転車利用者に早めのライト点灯や前照灯のこまめな切り替えなどを広く呼び掛けました(参加機関:松山北高校、愛媛県警察、交通安全協会、愛媛県)。
交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部では、通年の推進事項として「横断歩道止まろうキャンペーン」を実施し、❝横断歩道は歩行者優先❞であることを広く呼びかけ、ドライバーに対する横断歩行者等の保護意識の醸成に向けて取り組んでいます。
こうした中、愛媛県警察本部では、「大人も手を上げよう」運動を本年6月からスタートさせ、❝歩行者自らが横断の意思表示を行う❞ことを愛媛県民全体に浸透させ、全年齢層での日常的な行為とすることで、更なる交通事故の減少を図っていくこととしています。
当本部においても、本運動を推進することは、これまで取り組んできた「横断歩道止まろうキャンペーン」の効果を一層高め、横断歩道上での交通事故の減少につながるものと期待しています。
県民の皆様におかれましても、道路を横断する際は横断の意思表示として手を上げる等、本運動への御協力をお願いいたします。
愛媛県では、自転車事故による被害者の経済的救済と加害者の賠償責任の補償を図るため、令和2年4月1日から自転車保険等への加入が義務化されました。
近年、自転車事故による高額賠償事例が発生しており、次に掲載している事例は、実際に他県で発生している高額賠償事例の一部です。
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の障がいを負い、意識が戻らない状態となった。
(神戸地裁、2013年7月4日判決)
男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障がい(言語機能の喪失等)が残った。
(東京地裁、2008年6月5日判決)
男子高校生が、夜間、イヤホンで音楽を聞きながら無灯火で自転車を運転中にパトカーの追跡を受け、職務質問中の警察官(25歳)と衝突。警察官は、頭蓋骨骨折等で約2か月後に死亡した。
(高松高裁、2020年7月22日判決)
注:上記裁判後の上訴等により、加害者が実際に支払う金額とは異なる可能性があります。
ご自身の保険加入状況をご家族・ご友人で確認してみてください。
自転車事故の保険加入状況チェックシート等(PDF:3,542KB)
愛媛県内の免許保有者の内、高齢運転免許保有者(65歳以上)の割合は約29パーセントを占めます。(令和4年9月末現在)
また最近では、高齢ドライバーによる運転操作のミスによる交通事故や、道路の逆走、誤って歩道を通行等のニュースが後を絶ちません。
ミスや間違いについては、高齢ドライバーに限ったことではありませんが、加齢とともに身体機能の変化があったり、運動能力が低下したりということは、誰でも感じたことはあるはずです。
そこで今回は運転免許証の自主返納について紹介いたします。
自主返納者には、いろいろな支援事業所から優遇を受けることができますので、詳しくは下記ホームページをチェックしてみてください。
交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部では、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシート100%着用キャンペーン」に取り組んでいます。
令和4年4~6月、警察庁及び一般社団法人日本自動車連盟がチャイルドシート使用状況について全国調査を行いました。
調査の結果、本県のチャイルドシート使用率は78.5%と全国平均の74.5%を上回りましたが、交通事故による被害軽減を図るため、引き続きキャンペーンを展開してまいります。
チャイルドシート使用状況全国調査(2022年)((一社)日本自動車連盟HPから)(PDF:1,066KB)
愛媛県内でも、多くの高齢者の方々が電動車いすを利用されているところですが、電動車いすに関連した交通事故の増加や、盗難、遺失事案の発生が懸念されています。
そこで愛媛県交通安全協会では、盗難予防、盗難・遺失からの早期発見・回復や交通安全情報の提供等を目的として、電動車いす取扱業者等の協力のもと、全国で初めて「愛媛県電動車いす安全登録制度」を創設しました。
登録は指定登録取扱所(販売店、レンタル店、地区交通安全協会)で可能であり、登録費は無料です。
詳しくは下記愛媛県交通安全協会ホームページをご覧ください。
愛媛県交通安全協会「愛媛県電動車いす安全登録制度」について(外部サイトへリンク)
県では、「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」を施行し、ヘルメットの着用を、自転車利用者の励行事項に定めています。
県内においても、ヘルメットを着用していなければ死亡していたと推定される大きな事故が発生しています。
男性が自転車で道路左側を直進中、センターラインをはみ出して進行してきた普通乗用車と正面衝突しました。
男性は、頭部を普通乗用車のフロントガラスに打ちつけ転倒し、脊椎骨折・肺挫傷等の重傷を負いましたが、ヘルメットを着用していたため、頭部に大きな損傷はありませんでした。
被害者の頭部が強い衝撃で衝突し、フロントガラスが大きく損壊するとともに、天井ルーフも曲がっています。
自転車は前後輪とも外れ、ハンドルも曲がっています。またヘルメットは右側頭部が割れています。
自転車事故で亡くなった方の半数が、頭部損傷が原因です。
自らの命を守るためにもヘルメットを着用して、安全運転に心がけましょう。
11月21日月曜日は、第596回「交通安全の日」です。
11月10日木曜日は第416回「高齢者交通安全日」です。
11月10日木曜日は第113回「自転車安全利用の日」です。
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