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更新日:2022年6月1日
令和4年6月1日発行
No.479
暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車については、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となり、一般市民からその排除が強く求められています。
国土交通省ではこれら不正改造を排除し、車両の安全確保及び環境保全を図るため、関係省庁、自動車関係団体等と協力して、「不正改造車を排除する運動」を全国展開しており、特に6月1日から6月30日までの期間は、「不正改造を排除する運動」強化月間として取組を行っております。
交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部では、令和4年6月20日から7月10日までの間を「暴走族追放キャンペーン」期間とし、関係省庁・団体と連携のうえ、暴走族を許さない社会環境づくりに努めています。
近年では、友人・知人からの勧誘で暴走族に加入するほか、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発達により、インターネット上で知り合った者同士で暴走行為を行うなど、集団の形態も多様化しています。
地域・家庭・学校・職場など県民が一体となり、暴走族を許さない社会づくりに努めましょう。
愛媛県警察ホームページ「交通捜査室~暴走族対策だより~」(PDF:405KB)
この表彰は、思いやり1.5ⅿ運動の実践及び周知浸透に顕著な功績がある認められる「愛媛県思いやり1.5ⅿ運動協力事業所」及びヘルメット着用推進活動が活発であるなど自転車安全利用促進に顕著な功績があると認められる「愛媛県自転車乗車用ヘルメット着用推進事業所等」に対して行うものです。
令和4年3月16日、愛媛県庁において優良事業所に対する表彰式を執り行いました。
日本郵便株式会社 四国支社
局員に対する運動の周知等に関する教育はもとより、思いやり1.5ⅿ運動を呼び掛けるマグネットプレートを県下46局、425台の車両に貼付するなど、幅広い広報啓発を実施していただきました。
松山中央郵便局 局長、県防災安全統括部長
株式会社石原自動車教習所
職員のヘルメット着用はもとより、高等学校に講師を派遣して、ヘルメット着用を含めた交通安全講話を実施するなど、交通安全意識の醸成にご尽力いただきました。
株式会社 石原自動車教習所 常務取締役、県防災安全統括部長
以下のとおり、令和4年4月より改正道路交通法施行規則が順次施行されます。
愛媛県では、自転車事故による被害者の経済的救済と加害者の賠償責任の補償を図るため、令和2年4月1日から自転車保険等への加入が義務化されました。
近年、自転車事故による高額賠償事例が発生しており、次に掲載している事例は、実際に他県で発生している高額賠償事例の一部です。
男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の障がいを負い、意識が戻らない状態となった。
(神戸地裁、2013年7月4日判決)
男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障がい(言語機能の喪失等)が残った。
(東京地裁、2008年6月5日判決)
男子高校生が、夜間、イヤホンで音楽を聞きながら無灯火で自転車を運転中にパトカーの追跡を受け、職務質問中の警察官(25歳)と衝突。警察官は、頭蓋骨骨折等で約2か月後に死亡した。
(高松高裁、2020年7月22日判決)
注:上記裁判後の上訴等により、加害者が実際に支払う金額とは異なる可能性があります。
ご自身の保険加入状況をご家族・ご友人で確認してみてください。
自転車事故の保険加入状況チェックシート等(PDF:3,542KB)
この表彰は、交通安全活動に多大な貢献をされた方々を表彰するものです。
受賞された個人の方々は、長年にわたり、各地区において街頭活動や交通安全啓発活動に寄与されました。
また、受賞された団体におかれましては、交通安全教育や交通安全活動へ積極的に参加するなどご尽力されました。
愛媛県内の免許保有者の内、高齢運転免許保有者(65歳以上)の割合は約29パーセントを占めます。(令和4年4月末現在)
また最近では、高齢ドライバーによる運転操作のミスによる交通事故や、道路の逆走、誤って歩道を通行等のニュースが後を絶ちません。
ミスや間違いについては、高齢ドライバーに限ったことではありませんが、加齢とともに身体機能の変化があったり、運動能力が低下したりということは、誰でも感じたことはあるはずです。
そこで今回は運転免許証の自主返納について紹介いたします。
自主返納者には、いろいろな支援事業所から優遇を受けることができますので、詳しくは下記ホームページをチェックしてみてください。
交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部では、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシート100%着用キャンペーン」に取り組んでいます。
令和3年10月、警察庁及び一般社団法人日本自動車連盟がシートベルト着用状況について全国調査を行いました。
調査の結果、本県の高速道路におけるシートベルトの着用率は全国平均を上回ったものの、一般道路における着用率は全国平均を下回りました。
交通事故による被害軽減を図るため、引き続きキャンペーンを展開してまいります。
シートベルト着用状況全国調査(2021)(PDF:1,072KB)
愛媛県内でも、多くの高齢者の方々が電動車いすを利用されているところですが、電動車いすに関連した交通事故の増加や、盗難、遺失事案の発生が懸念されています。
そこで愛媛県交通安全協会では、盗難予防、盗難・遺失からの早期発見・回復や交通安全情報の提供等を目的として、電動車いす取扱業者等の協力のもと、全国で初めて「愛媛県電動車いす安全登録制度」を創設しました。
登録は指定登録取扱所(販売店、レンタル店、地区交通安全協会)で可能であり、登録費は無料です。
詳しくは下記愛媛県交通安全協会ホームページをご覧ください。
愛媛県交通安全協会「愛媛県電動車いす安全登録制度」について(外部サイトへリンク)
県では、「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」を施行し、ヘルメットの着用を、自転車利用者の励行事項に定めています。
県内においても、ヘルメットを着用していなければ死亡していたと推定される大きな事故が発生しています。
男性が自転車で道路左側を直進中、センターラインをはみ出して進行してきた普通乗用車と正面衝突しました。
男性は、頭部を普通乗用車のフロントガラスに打ちつけ転倒し、脊椎骨折・肺挫傷等の重傷を負いましたが、ヘルメットを着用していたため、頭部に大きな損傷はありませんでした。
被害者の頭部が強い衝撃で衝突し、フロントガラスが大きく損壊するとともに、天井ルーフも曲がっています。
自転車は前後輪とも外れ、ハンドルも曲がっています。またヘルメットは右側頭部が割れています。
自転車事故で亡くなった方の半数が、頭部損傷が原因です。
自らの命を守るためにもヘルメットを着用して、安全運転に心がけましょう。
『交通事故困ったときはまず相談』(PDF:11KB)
《県内の主な交通事故相談窓口一覧表に移動します》
6月20日月曜日は、第591回「交通安全の日」です。
6月10日金曜日は第411回「高齢者交通安全日」です。
6月10日金曜日は第108回「自転車安全利用の日」です。
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