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更新日:2017年4月10日
29年4月10日
原子力安全対策推進監
(内線2352)
1_平成29年3月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の公表区分 |
異常事項 |
通報 連絡 年月日 |
概要 |
管理 区域 該当 |
国へ の 報告 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
C |
29年 3月 4日 |
1,2号機の海水電解装置の配管フランジ部から、塩素を含む海水が漏えいしていることを、運転員が確認した。 漏えいした水の量は約10リットルで、全量をふき取り回収し、今後、総合排水処理装置で処理する。 本事象による環境への放射能の影響はない。 その後の調査の結果、当該配管フランジおよびパッキンのシート面に異常はなかったが、フランジ面間にわずかな傾きを確認した。 このため、当該フランジのパッキンを新品に取り替えて、フランジ面間を均等に締め付けて復旧するとともに、通水状態で漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧した。 なお、念のため、1,2号機海水電解装置に使用されている配管フランジ全数の締付状態について異常のないことを確認した。 今後、当該配管フランジから漏えいした原因を引き続き調査する。 |
外 | × | 今回公表 | |
C |
29年 3月 15日 |
四国外の送電系統の事故により、伊方3号機で瞬間的な電気出力の変動が発生した。 変動は瞬時に復帰しており、現在は安定運転している。 発電所設備等に影響はなく、環境への放射能の影響はない。 |
外 | × | 今回公表 |
2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。
29年4月10日
原子力安全対策推進監
(内線2352)
今回、四国電力(株)から異常の原因及び対策に係る報告はありませんでした。
平成29年2月10日に発生した「廃液蒸発装置1Bの配管の弁からの水漏れ」及び平成29年3月4日に発生した「海水電解装置の配管フランジからの塩素を含む海水の漏えい」については、現在、四国電力(株)において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
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