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更新日:2021年3月1日
今年度入賞された児童・生徒について、このほど受賞者の各学校で表彰式を行いました。(2人は学校の希望で表彰式を行いませんでした。)
今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、例年どおり全校集会などでの表彰式はできませんでしたが、各学校の校長室で最小限の関係者のみで行ったり、校内放送でテレビ中継するなど、感染予防対策を徹底したうえで実施しました。
受賞された児童・生徒の皆さんには改めてお祝い申し上げますとともに、表彰式開催についてご理解・ご協力いただきました学校関係者の方には心から感謝申し上げます。
松山市立清水小学校 6年生 若松 桃花 さん、5年生 鈴村 美桜 さん
<若松 桃花さんのコメント>
自然災害のすさまじさを表現したくて、折り紙やちよ紙を使って岩や木が落ちてくる様子を立体的に表現しました。私のポスターを見て、一人でも多くの人が自分の命を守る行動を取ろうと思ってくれる人がいてくれたらといいなと思います。
<鈴村 美桜さんのコメント>
ひなん勧告が出ても、身の危険を感じる人は30パーセントしかいないという記事を見たことがあります。土砂災害のスピードとパワーはすさまじいことや、大丈夫と思いこんで油断すると気づかないうちに土砂災害にまきこまれるということを、このポスターで知らせたいです。
松山市立堀江小学校 5年生 桐内 愛実 さん
<桐内 愛実さんのコメント>
台風や大雨で学校が休みの時にニュースを見ていたら、早めのひなんを心がけるようよびかけていて、そのことをもっと知ってほしかったのでポスターを描きました。防災速報アプリの画面のまわりに家族や友だちと話し合っているところを、濃い色あいで描いて全体的に見やすいポスターになるようくふうしました。
今治市立北郷中学校 2年生 長谷部 妃鞠 さん
<長谷部 妃鞠さんのコメント>
土砂災害のニュースを見て、土砂災害で亡くなる人を少しでも減らしたい、そして不幸にも災害で大切な人を亡くしてしまった人達の支えになりたいと思い、ポスターを描くことにしました。ニュースやインターネットなどで過去の土砂災害の様子を調べ、被害を減らすためのポイント3つを、伝わりやすくするようシンプルにまとめて描きました。
宇和島市立三間中学校 1年生 河野 晴翔 さん
<河野 晴翔さんのコメント>
2年前の西日本豪雨災害で避難した体験がきっかけになり、防災士の資格を取りました。その知識を生かしてポスターを描いてみようと思い、応募しました。描くときは土砂災害の映像や防災用品を観察して、崩れた山の表面や逃げる人の表情から緊迫感を出すよう工夫しました。
松山市立中島中学校 3年生 矢野 主税 さん
<矢野 主税さんのコメント>
2年前に実際に経験したことを書きました。それ以外にも当時のことを知る人や家族に話を聞きました。2年前の豪雨の時、自分に足りていなかったのは知識だと思います。僕の作文を読んだ人が、土砂災害に関心を持って、防災に対する意識を高めてもらえたらと思います。題名には、そんな僕の決意と周囲の人たちへの啓発の意味を込めました。
松山市立味酒小学校 5年生 土居 咲澄子 さん
<土居 咲澄子さんのコメント>
学校でこのコンクールの説明があり、土砂災害防止を呼び掛けたいと思ったので絵を描くことにしました。土砂災害の恐ろしさを調べ、災害がおこったときにするべき行動を考えて描きました。ひなん時に中身がわかるように中が見えるリュックにしたこと、土石流の土はいろんな色を重ねてぬるくふうをしました。
松山市立堀江小学校 2年生 松岡 龍真 さん
<松岡 龍真さんのコメント>
テレビのニュースをしらべたり、おばあちゃんちのくずれた山を見て、雨がたくさんふったら山がくずれてしまうので、早くにげることのだいじさをかんじました。にげるときは、ぼうさいリュックとすいとうはひつようだと思ったし、かさでなくカッパでないとひっしににげられないとおもったのでかきました。くずれた山のおそろしさもうまくかけたとおもいます。
松山市立堀江小学校 4年生 槇 玲雄 さん
<槇 玲雄さんのコメント>
おじいさんとおばあさんが2人ぐらしなので、もし災害があったときにどこにひなんしたらいいのかと心配になり、前もってひなんするばしょを決めておくといいと思ったことが、ポスターをかくきっかけです。みんながひなん場所を知っておかないといけないと思い、伝えたいことがそのまま伝わるよう短い言葉といっしょに、大人も子どももお年寄りも絵にかきました。
今治市立日吉中学校 2年生 村上 侑 さん
<村上 侑さんのコメント>
先生と土砂災害について話している時に「砂防ダム」という言葉が出てきて、初めて聞いた言葉だったので、そこから砂防ダムのことについていろいろと調べたり話を聞いたりしました。描くときは、水の表現や遠近感を出したところを工夫しました。砂防ダムについて知らない人が、このポスターで砂防ダムの役割について理解を深めてくれたらいいなと思います。
愛光中学校 1年生 近藤 優羽 さん
<近藤 優羽さんのコメント>
近年、全国各地で土砂災害が増えているので興味を持ちました。土砂災害についてインターネットで調べるうち、その中で心に残った「命を守る 避難スイッチ」という言葉をタイトルにしました。土砂崩れの様子を「襲い掛かってくる怪物」として擬人化し、雨を色鉛筆で描くなど、表現方法も工夫をしました。
※学校の希望により、県による表彰式は行いませんでしたが、後日校内表彰式で表彰状を授与していただきました。
高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校 2年生 毛利 航太 さん
<毛利 航太さんのコメント>
作文を書く前に、インターネットで土砂災害で死亡したり負傷した人のことを調べました。日頃から、家から避難所までの間を近所に声掛けしながら避難する練習、避難所での過ごし方の練習、避難所で自分たちで何ができるか考えて行動する練習など、読んだ人が一緒に「減災」について考え、万が一に備えて事前に練習しようと思うきっかけになればいいと思います。
大洲市立河辺小学校 6年生 滝野 晴斗 さん
2年前の西日本豪雨で土砂災害はとても危険だとわかり、土砂災害を防がなければと思ってこのポスターを描きました。調べ学習で土砂災害を防ぐための工事の方法について学習し、対策工事が大事だということを学んだので、それを標語にしました。見た人が分かりやすいように、土砂崩れの工事前と後を左右で比較できるよう描きました。
四国中央市立松柏小学校 5年生 山下 塁 さん
<山下 塁さんのコメント>
県のホームページを見て土砂災害を防止したいと思いおうぼしました。描く前には、図書館で土砂災害や砂防ダムについてしらべました。ひょう語はお母さんと話し合って決めました。絵は砂防ダムを中央に大きく描いて、ダムが土砂災害をふせぐ役割を果たしているように見える工夫をしました。
松山市立味酒小学校 5年生 新山 千姫 さん
<新山 千姫さんのコメント>
家でちょうど非常食を集めていて、防災のことについて考えることがあったので応募しました。大きな土しゃ災害にはあったことがないけど、写真や災害を経験した人から話を聞きました。 くずれた土砂で木が倒れたり家がこわれたりしている前で、友達どうしの2人が頭にドロがついて怖くてだきついているところがうまくできたと思います。
松山市立小野中学校 2年生 志田 かえで さん
<志田かえでさんのコメント>
今年も各地で土砂災害でたくさんの被害や犠牲者が出ました。それを見て、命を守るため日頃からの備えは大切なことだと思い、防災グッズや自然災害について調べ始めたのが、応募するきっかけでした。どういう準備をすればよいか、どんなものが必要かについて、伝えたいことが分かりやすく、より目立つように背景の色や文字にも気を遣いながら描きました。
愛光中学校 2年生 棟田 莉乃さん
<棟田 莉乃さんのコメント>
自分にとって土砂災害は関係ないと思っていたが、近年全国各地で災害が多発し、ニュース等を目にすることが増えたので興味を持ちました。描く際は、災害が起こったときに必要となる物や砂防ダムが実際に役に立った事例を調べました。標語は、「何かあってからでは遅い」「災害はいつ起こるかわからない」という災害に関してよく聞く言葉を元に考えました。標語が目立つような配色や、川の表現は上手くできたと思います。
※学校の要望により、県による表彰式は行いませんでしたが、後日校内表彰式で表彰状を授与していただきました。
宇和島市立津島中学校 2年生 山口 明日向 さん
<山口 明日向さんのコメント>
僕の作文の題「減災」は、「防災」=災害を防ぐということは現実には難しいので、災害が起こった時の被害を減らし、早期復興を目指すことで被災地の人の笑顔を少しでも早く取り戻す取り組みの方が良いと思い、この題に決めました。僕の作文を読んだ人が、災害に対する危機意識を高めて、命を守る意識を持つきっかけに繋がってほしいと思います。
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