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更新日:2021年5月6日
赤かび病の発生は、気象条件と密接な関係があり、出穂期以降の気温が高めで経過し、湿度も80%以上が3日以上続く場合、あるいは降雨又は濃霧頻度が高い場合多発するとされています。
ムギ類赤かび病の第一次伝染源は、稲ワラやイネ刈株などの枯死したイネ科植物上に、春先に形成される子のう殻から飛散する子のう胞子です。
飛散した子のう胞子が麦穂に付着し、感染、発病します。
開花期からその後10日の間は、最も感染しやすいとされています。
赤かび病の発生予察の参考資料とするため、胞子採集器を圃場に設置し、3月後半~4月末の間、子のう胞子飛散量を調査しています。気象の状況とともに防除の参考として下さい。(防除及び被害については下記を参照)
ムギ類赤かび病の発病穂
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ムギ類赤かび病の発病穂 (発病粒は桃色のカビ) |
ムギ類赤かび病の子のう胞子
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