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地籍調査とは

ページID:0045642 更新日:2022年6月29日 印刷ページ表示

一筆ごとの土地について、その所有者、地番、地目及び境界に関する調査確認を行い、境界に関する測量、面積測定後、その成果として、地図(地籍図)と簿冊(地籍簿)を作成する調査です。

これらの成果は、一般の方の閲覧を行い、県の認証(成果を認め証明する行為)公告後、写しが登記所へ送付され、登記簿の地目、面積等が書き換えられ、また地籍図は「字限図」(公図)に代わる地図(不動産登記法第14条地図)として備え付けられます。

人に「戸籍」があるように、土地には「地籍」があります。戸籍は人に関する記録であり、地籍は土地に関する記録です。

ところが、土地に関する記録として広く利用されている公図(旧土地台帳付属地図)の多くは、明治時代の地租改正事業によって作られた地図(字切り図(あざきりず)、字限図(あざぎりず)、団子絵図(だんごえず)、改組図(かいそず)等)をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったりするために、土地の実態を正確に把握することができません。

限りある国土の有効利用・保全のためには、土地の実態を正確に把握する地籍調査を実施する必要があります。地籍調査により作成された「地籍図」と「地籍簿」は、土地の境界、面積、形状などを正確に示したもので、個人の土地取引から公的機関による整備・開発まで、およそ土地に関するあらゆる行為のための基礎データとなるものです。


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