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インドネシア経済交流ミッションに係る記者発表(12月27日)の要旨について

ページID:0008938 更新日:2023年1月6日 印刷ページ表示

【記者発表資料】

日時:令和4年12月27日(火曜日)11時12分~11時21分

場所:知事会議室

 

(NHK(幹事社))
続いて、インドネシア経済交流ミッションについて知事よろしくお願いします。

(知事)
年明けの1月15日日曜日から21日土曜日までの間、県商工会議所連合会による経済交流ミッション、これに合わせて前半でインドネシアの首都ジャカルタ。後半でスラウェシ島北部のゴロンタロ州を訪問させていただきます。インドネシア経済交流ミッションへの参加は、4年ぶりのことで4回目となります。

まずジャカルタですけれども、こちらでは水質汚濁、大気汚染、有害廃棄物などインドネシアが抱える環境問題の解決を図るとともに、こうした分野での県内企業のビジネス創出拡大につなげるため、環境林業大臣や省の幹部に対しまして、愛媛県内の環境関係企業の優れた技術や製品等のトップセールスを行わせていただきたいと思います。
また、次世代のリーダー候補と言われる政財界の若手有力者と面会させていただきまして、これを通じて今後の本県とインドネシアのローカルtoローカルの取り組みを一層推進するための人脈の強化を図らせていただきたいと思います。
また、県内企業のインドネシアでの販路開拓や有力な現地パートナー探しなどビジネスマッチングの支援機能強化に向けまして、インドネシア最大の商工団体であり、日本の経団連に当たりますインドネシア商工会議所との間でビジネスミーティングを開催し、県および県商工会議所連合会、インドネシア商工会議所の3者による連携関係を構築するとともに、県内企業の販路開拓につなげるため、県内ものづくり企業5社による訪問型商談会もこの機会に実施することとしております。
後半、ゴロンタロ州を訪問させていただきますが、こちらでは既に昨年度から日本の環境省の事業採択を受けている事業が動いています。県内企業と愛媛県で実施しています脱炭素社会実現に向けたプロジェクトが認定を受けていますので、これを円滑に、そして効果的に推進するため、本県の優れた環境技術や製品等のトップセールスを行うとともに、この際、本県とゴロンタロ州政府の連携協力関係を強化するための覚書を締結したいと思います。
また、現地の要望を受けまして、国内で使用期限を迎えた救急車両4台、その期限を迎えたものを寄贈する予定としています。現在、最終調整中でございます。
また、現地食品加工企業に対し、県内企業の工場排水処理技術の導入を促すためのトップセールスもゴロンタロ州で行うことにしていまして、こちらで愛媛版の脱炭素モデルを構築し、そこで実績を上げれば横展開につなげていくというようなことを視野に入れていきたいと思っています。
今回の訪問を契機に、これまで築いてきたインドネシアの政財界要人との人脈のさらなる強化、そして県内企業のインドネシアにおける事業展開の後押しにつながる体制構築、そして県内企業の優れた技術製品等による現地環境問題の解決に向けたモデル事例の創出を図ることによって、最終的には本県経済の活性化に結び付けていきたいと思っております。以上です。

(NHK(幹事社))
ただいまの発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。

(愛媛新聞)
愛媛新聞の西尾と申します。インドネシアへのミッション派遣というのは4回目というお話だったんですけれども、あらためてになるかと思うんですが、今回の特徴といったところをお話しいただけたらと思います。

(知事)
既に構築した人脈の関係で、環境ビジネスのモデル事業がスタートしています。そこはまだ今の段階はモデル事業ですから、そこを後押しして成功の実績に結び付けて、将来的にそれを横展開するような段階に入りたいなと、そのきっかけが作れればというふうに思っています。
それから、ゴロンタロ州は、まさにその最初に井戸を掘っていただいた関係者の方の地域でもあるんですけども、そういう意味では、入りやすいところでございますので、この際、覚書を締結して、またさまざまな機会の創出に結び付けられればというふうに思っています。
それから次の布石として、若手の経済人との交流を通じて、さらに重層的な人脈作りに入っていきたいなというふうに思ってます。

(NHK)
NHKです。ゴロンタロ州との環境関連の覚書なんですけど、内容をもう少し具体的に。

(知事)
今、詰めているところでございます。
(NHK)
脱炭素関連での。

(知事)
インドネシアは、やはり環境問題はまだまだ遅れていまして、特にどこに行っても聞くのが排水の関係で、例えば大雨が降るともうどうにもならない。排水、日本だと下水道であるとか、合併処理浄化槽等が普及して、下水道と浄化槽で排水をカバーしてるんですが、そういう機能がまだできていないんですね。ですから非常に悩みの種なので、日本の技術ってのはどうなんだろうっていうふうなことに非常に関心が高いので、このあたりをある意味ではビジネスチャンスにもつながると思いますから、ニーズがあるというのが分かっているのであれば、そこをとっかかりに広げていくっていうのが一つの戦略になるんじゃないかなというふうに思っています。

(NHK)
先日ベトナムにも行かれて、ベトナムとの経済協力もされてましたが、今回インドネシア市場というのは、県内企業で狙っている会社は。

(知事)
かなり関心は高いですね。というのは、やはりインドネシアも2億以上の人口の多い国でありますし、対日感情も非常に良い国であります。また、全体で比較をすれば政治的にも安定しているということもありますから、そういう意味では関心の高い企業さんも多いというふうに思っています。

(愛媛新聞)
愛媛新聞です。先ほどの質問にもありましたけど、何度かインドネシアに経済交流ミッションで行かれてるということですけども、今現在どのような成果につながっているというのはお感じになられてますでしょうか。

(知事)
そうですね、ちょっと数字的なものは誰か分かる。

(経済労働部長)
これまでのインドネシアでの営業実績で言いますと、6社13件が県関与で展開していまして、約6億9000万円の成約実績が出ているところでございます。


(知事)
それと先ほど申し上げましたモデル事業が国の認定を受けてスタートしていますので、これは将来的には横展開できる可能性は十分あると思います。

((幹事社))
各社さん他によろしいでしょうか。


※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

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