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「愛媛のハート、まもりたいけん」

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更新日:2023年1月27日

愛媛のハート まもりたいけん 愛媛県/循環器疾患への貢献 愛媛県・愛媛大学・ノバルティス ファーマ株式会社 産官学連携プロジェクト 愛媛のハート まもりたいけん 愛媛県/循環器疾患への貢献 愛媛県・愛媛大学・ノバルティス ファーマ株式会社 産官学連携プロジェクト
COPMIC 心不全のリスクについて楽しく学ぶみきゃんの4コマ劇場 COPMIC 心不全のリスクについて楽しく学ぶみきゃんの4コマ劇場
  • 心臓が1日に活動する回数12万回 心臓が1日に活動する回数12万回

    心臓は全身と肺に血液を送り出すポンプの役目をしています。1分間に80回、1日12万回、1年4,200万回、80歳まで生きた場合、一生で34億回、休むことなく働き続けます。心不全になるとこの血液を取り入れ全身に送り出すといったポンプとしてのはたらきが悪くなります。

    https://www.jhf.or.jp/topics/2019/007954/

  • 1日に心臓が送り出す血液の量8000ℓ 1日に心臓が送り出す血液の量8000ℓ

    心臓は、生命の維持に必要な酸素と栄養分を含む血液を全身に送り出しています。その量は1日約8000ℓにもおよびます。心不全の状態になると、心臓のポンプ機能の低下で、血液循環がうまくいかなくなるため、心臓から送り出される血液量が減り、肺に水が溜まったり、足がむくんだりして,息切れや疲れやすいなどの症状が現われます。

    https://www.osaka-med.ac.jp/deps/in3/car/html/about/about04.html

  • 2030年の心不全患者者の予想数 2030年の心不全患者者の予想数

    心不全の患者数は毎年約1万人ずつ増加しており、2020年には120万人、2030年には130万人になると推計されています。高齢化が進む日本では、心不全が大幅に増加する「心不全パンデミック」が起こるのではないかと危惧されています。

    http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2020/010275.php

  • 心臓に負荷がかかると合成分泌されるホルモン 心臓に負荷がかかると合成分泌されるホルモン

    BNPは、心臓に負担がかかると主に心室から分泌されるホルモンです。採血で検査でき、心不全の早期発見にも役立ちます。BNPの値(血中濃度)が40(pg/mL)以上だと「軽度の心不全」の可能性があります。100以上だと「心不全」の可能性があり、200以上だとその可能性がさらに高くなります。

    https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_992.html

  • 12万回
  • 8000ℓ
  • 130万人
  • BNP

愛媛県は心不全によって苦しむ割合が日本一かもしれません。心不全 愛媛県は心不全によって苦しむ割合が日本一かもしれません。心不全

心不全は、心臓のポンプの働きが低下したために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪化し、生命を縮める病気です(*1)。超高齢化が進む近年の日本においては、患者数が2020年には120万人、2030年には130万人まで増加すると推計されており(*2)、また、入退院を繰り返しながらQOLが低下していくため、予後は悪く、慢性化し、結果的に介護、医療経済の観点で大きな社会負担となっています(*3)。愛媛県では女性心不全死亡率が全国1位、男性心不全死亡率2位という状況にあり(*4)、心不全に関わる対策が近々の課題となっており、本産官学連携を通じてこれら問題の改善に取り組んでまいります。

引用
1.日本循環器学会/ 日本心不全学会合同ガイドライン: 急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
2.Okura Y, Ramadan MM, Ohno Y, et al. (2008) Impending epidemic: future projection of heart failure in Japan to the year 2055. Circ J; 72(3):489-91.
3.公益財団法人日本心臓財団ウェブサイト「高齢者の心不全」より<https://www.jhf.or.jp/check/heart_failure/>
4.e-Stat(政府統計の総合窓口)人口動態統計特殊報告 / 平成27年 都道府県別年齢調整死亡率

割合表 愛媛県死亡率 愛媛県心不全死亡率日本一 割合表 愛媛県死亡率 愛媛県心不全死亡率日本一
リスクファクター リスクファクター
  • 高血圧

    血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。よく、血圧の”上”とか”下”という言い方をしますが、上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧(最高血圧)」のことで、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧(最低血圧)」のことです。収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上のとき、高血圧と診断されます。

    なぜ血圧が高いといけないのでしょうか。ひとつの統計を紹介します。

    血圧値別にみた
    脳卒中の発症率(久山町研究)

    血圧値別にみた脳卒中の発症率 血圧値別にみた脳卒中の発症率

    福岡県の久山町で行われた調査研究で、住民を血圧の高さでいくつかのグループに分け、長年、追跡調査したものです。結果はグラフのとおりで、血圧が高いほど、脳卒中の危険が高いことは明らかです。
    もちろん、高血圧の怖さは脳卒中だけではなく、脳以外にも多くの臓器・部位にさまざまなかたちで悪影響(=合併症)が現れます。高血圧を治療するのは、そうした合併症を未然に防ぐためです。

    高血圧を予防するには?

    高血圧症の予防に欠かせないのは、食塩摂取量の制限です。食塩摂取の目標は、「健康日本21(第二次)」の目標値では8g未満、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の目標量では、成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。

    減塩に有効な食行動の例

    減塩に有効な食行動の例 減塩に有効な食行動の例
  • 喫煙

    たばこの最大の問題は動脈硬化を促進することです。心臓や首、脳、手足などの血管の硬化は、喫煙者の方が非喫煙者より強いことがわかっています。さらに喫煙が心筋梗塞など虚血性心臓病の重大な危険因子の一つであることは、よく知られています。

    • 喫煙者が突然死したり、
      虚血性心臓病に
      かかりやすくなる危険度

    • たばこを吸い続けた場合と
      禁煙した場合の
      死亡率への危険度

    忘れてはならないのは、喫煙はたばこを吸わない周りの人へも悪影響を与えることです。喫煙者の家族にも間接喫煙(受動喫煙)によって循環器病やがんになるリスクが高いことが知られています。

    禁煙がもたらす
    循環器疾患に対する効果

    禁煙の効果は、脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患では比較的早く現れます。例えば女性の心筋梗塞による死亡率は、喫煙者が非喫煙者より4.5倍に及ぶことが明らかになっています。しかし禁煙すれば、危険性が急速に下がることが知られています。心筋梗塞をはじめとする循環器疾患では、肺がんに比べ早く危険性が改善します。

  • 脂質異常

    血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症と言います。LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライドのうち、メタボリックシンドロームの診断基準に用いられる脂質の指標は、HDLコレステロールとトリグリセライドです。しかし、LDLコレステロールは単独でも強力に動脈硬化を進行させるため、メタボリックシンドロームの有無に関係なく、LDLコレステロールの値にも注意する必要があります。

    脂質異常症の診断基準を表に示しますが、この基準に当てはまる場合でも、
    すぐに治療が必要というわけではありません。

    脂質異常症診断基準
    (空腹時採血)

    脂質異常症診断基準(空腹時採血) 脂質異常症診断基準(空腹時採血)

    脂質異常を予防するには?

    運動不足で体力、とくに持久力が低下している人ほど、動脈硬化が進みやすく、がんを含めあらゆる死亡率が高いことも分かっています。食事療法と合わせ、脂質異常症治療の基本となりますので継続して行うことが肝心です。最適な運動は有酸素運動です。1日30分程度(1週間合計180分以上)、毎日行うのが理想的です。
    運動の強さは、心拍数110~120/分程度を目安に、ちょっときついけど続けられる、と感じる程度。くれぐれも無理は禁物です。

    理想的な有酸素運動

    散歩、ウォーキング、軽いジョギング、エアロバイク、水中歩行、サイクリング、アクアビクス、水泳などの有酸素運動は、15分以上続けると効率よく脂肪が燃えだすため、1回15分以上行うのが望ましいです。
    日常生活で、運動をする時間をつくるのが、難しい方もおられますね。その場合は、現在の生活パターンを変えずにできる運動が一番現実的です。
    たとえば、通勤時に「バス停一つ分歩く」「自転車で行くのを徒歩にする」「エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使ってみる」などです。雨の日は無理をせず、最低週3回以上を目標にするのが、続けやすいポイントかもしれません。

    運動の注意点

    現在、治療中の病気がある場合は、主治医にどのような運動療法が可能かを確かめてください。治療中の病気が不安定な場合、運動を控えねばならないこともあります。くれぐれも無理をしないように。

  • 糖尿病

    糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

    1型糖尿病と
    2型糖尿病の特徴

    1型糖尿病と2型糖尿病の特徴 1型糖尿病と2型糖尿病の特徴

    糖尿病を予防するには?

    糖尿病予備群では、生活習慣の改善により糖尿病の発症のリスクを減らすことができます。

    糖尿病を予防するには? 糖尿病を予防するには?

    これらの取組みは、脳梗塞や心筋梗塞などの病気のリスクを減らすことにもつながります。

循環器内科、かかりつけの先生に相談を 息切れ むくみ 循環器内科、かかりつけの先生に相談を 息切れ むくみ

心不全の初期には、階段を上る時に息が切れる、
歩行時に同年代の人についていけない、
脚がむくむといった症状が現れます。
高血圧や糖尿病などの、心不全のリスクとなる病気をお持ちの方は、
「心臓からのSOSを見逃してはいないか」そんな気持ちで、
ご自分の症状を振り返ってみることが大切です。

POSTER01

POSTER02

ポスター掲示中!

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