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ホーム > 健康・医療・福祉 > 医療 > 感染症情報 > インフルエンザ予防と新型インフルエンザ対策

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更新日:2023年2月27日

インフルエンザ予防と新型インフルエンザ対策

インフルエンザの予防について

インフルエンザは、普通の風邪とは全く異なる怖い感染症です。

特に、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、慢性疾患を持っている方がインフルエンザにかかると重症化しやすく、死亡する可能性もありますので、注意が必要です。

ご自身や家族をインフルエンザから守るために、インフルエンザ予防に積極的に努めましょう。

インフルエンザと普通の風邪は違う!

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。インフルエンザは、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳といった普通の風邪の症状と似た症状もでますが、38℃以上の急な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、更に、気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症化することがあるなど、普通の風邪とは全く違う病気です。また、インフルエンザは流行が始まると、短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。更に、冬季は他のシーズンに比べて死亡者が多いのですが、インフルエンザが流行すると、高齢者での死亡率がふだんより高くなるという点でも大きな違いが見られます。

 新型インフルエンザとは何ですか?

インフルエンザは、ヒトだけでなく他の動物にも感染します。通常ヒトの間で流行するインフルエンザは、ヒトとヒトの間で感染するものです。しかし、インフルエンザウイルスの性質が変わる(変異する)ことによって、これまでヒトに感染しなかったウイルスがヒトへ感染するようになり、ヒトからヒトへ感染するようになります。

この変異したインフルエンザウイルスによって起こるインフルエンザを新型インフルエンザといいます。

現状では新型インフルエンザは出現していませんが、出現した場合も通常のインフルエンザの予防方法が有効と考えられています。

インフルエンザは、感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と同時に放出されたウイルスを吸い込むことによって感染します。日頃からの手洗い・うがいを心掛けること、また、栄養と休養を十分にとって免疫力を高めておくことは、インフルエンザの予防とともに新型インフルエンザの予防にも役立ちます。

インフルエンザの予防方法は?

予防接種

予防接種のイメージ図

予防接種を受けないでインフルエンザにかかった人の70%から80%の人は、インフルエンザの予防接種を受けていれば、インフルエンザにかからずにすむか、かかっても症状が軽くてすむという有効性が証明されています。特に高齢者の場合は、インフルエンザによる入院・死亡を減らすことが証明されています。

予防接種法に基づく定期接種

65歳以上の方と60歳以上65歳未満の方で心臓やじん臓、呼吸器等に重い障害のある方は、予防接種法に基づき公費負担(一部自己負担がある場合があり、その額は市町によって異なります。)でインフルエンザの予防接種を受けることができますので、積極的に予防接種を受けてください。
今年度から高齢者の予防接種広域化が実施され、お住まいの市町の委託医療機関以外にも、県内の他の地域の委託医療機関でも接種が受けられるようになりました。

実施医療機関など詳しいことは、お住まいの市町の予防接種担当窓口にお問い合わせください。

任意の予防接種

上記の予防接種法に基づく定期接種の対象者以外の方の予防接種は任意接種となり、ご本人と医療機関との契約となりますので、費用も全額自己負担となります。

予防接種を受ける時期

インフルエンザのワクチンは、その効果が現れるまで2週間程度かかり、約5ヶ月間効果が持続します。また、日本でのインフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心ですので、12月中旬までに予防接種を受けておくことをお勧めします。2回接種では、2回目は1回目から1週から4週間あけて接種しますので、1回目は11月中旬までに接種を受けましょう。

特に予防接種を受けることが望まれる人

次のような人は、インフルエンザの重症化を防ぐために、予防接種を受けておくことが特に望まれます。これらの方と接する機会が多い方も「インフルエンザをうつさない」との観点から予防接種を受けることが望ましいと考えられます。

  • 高齢者
  • 乳幼児
  • 基礎疾患(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)など)を有する方

予防接種を受けることができない人

次のような方は、予防接種を受けることが不適当とされています。

  • 明らかな発熱(一般的に37.5℃以上)を呈している人
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  • インフルエンザ予防接種に含まれる成分によって、アナフィラキシー(通常接種後30分以内に起こるアレルギー反応のことをいいます。)を起こしたことが明らかな人
  • 以前にインフルエンザの予防接種を受けたときに、2日以内に発熱、発疹(ほっしん)、じんましんなどアレルギーを思わす異常がみられた人
  • 免疫不全の診断がされている人
  • その他、医師が不適当な状態と判断した人

予防接種を受ける際に注意を要する人

次のような人は、予防接種を受ける際に、主治医とよく相談してください。

  • 心臓病、じん臓病、肝臓病や血液、その他慢性の病気で治療を受けている人
  • 今までにけいれんを起こしたことがある人
  • 今までにぜん息と診断されたことがある人
  • インフルエンザ予防接種の成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対して、アレルギーがあるといわれたことがある人

日常生活での予防方法

インフルエンザ予防ポスター

日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、ウイルスに感染する機会を減らすことが大切です。

また、インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って室を適度な湿度に保つことは有効な予防方法です。

栄養と休養を十分にとる。

体力をつけ、抵抗力を高めることで、インフルエンザに感染しにくくなります。 

人ごみを避ける。

病原体であるインフルエンザウイルスを寄せ付けないようにしましょう。

適度な温度、湿度を保つ。

ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂っています。加湿器などで室内を適度な温度、湿度に保ちましょう。

外出後の手洗いとうがいの励行

手洗いは接触による感染を防ぎます。また、うがいはのどの乾燥を防ぎます。

手洗い・うがいの方法はこちらをご覧ください。

手洗い・うがいの方法

マスクを着用する。

流行期には、外出する際にマスク(できれば厚手の)を着用することも有効です。また、罹患した人では、咳やくしゃみの飛沫から他人に感染するのを防ぐ効果もあります。

インフルエンザにかかった時には早めの受診を!

インフルエンザの症状がでたら、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。発症から48時間(2日)以内であれば、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬が処方されるようになりました。早ければ早いほど効果的です。

なお、医療機関を受診する際には、必ずマスクを着用しましょう。

(注意)

小さい子どもに、アスピリン入りの解熱剤などを飲ませると急性脳症を引き起こす危険性があります。解熱剤の使い方については、必ず医師に相談してください。

また、お子さんがお茶やジュースなどを飲んですぐに吐いてしまったり、けいれんを起こしたなどのときは、脳症の合併症の可能性を考える必要がありますので、すぐに医師の診察を受けましょう。

参考

インフルエンザに関するより詳しい情報は、次のホームページをご覧ください。

お問い合わせ

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2 

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399

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