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新型コロナウイルス感染症に関する今後の方針等に係る記者発表の要旨について(令和5年2月15日)

ページID:0017584 更新日:2023年2月17日 印刷ページ表示

日時:令和5年2月15日(木曜日)11時00分~11時11分

場所:知事会議室

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは時間になりましたので始めます。本日は県からの発表事項が2件あると聞いています。まずは、新型コロナウイルス感染症に関する今後の方針等について知事お願いします。

 

(知事)

 ご案内のとおり県内の陽性確認は、この1カ月ぐらい、減少傾向が続いております。季節性インフルエンザも今のところ大きな流行には至っておりません。その結果、発熱外来も一時のような混雑は見られなくなっている状況でございます。また、先週後半から病床使用率も30%以下に低下してきておりまして、救急の出動件数等もピーク時と比べて減少はしています。

 ただ、重点医療機関を中心にいまだに医療現場はまだ逼迫(ひっぱく)手前のような状況でございますので、その点はお知り置きいただきたいと思います。そうは言っても、外来・入院・救急搬送の状況は改善しておりますので、本日から医療ひっ迫警戒宣言は終了をしたいと思います。このことにつきましては、昨日も医療関係団体の代表、県議会議長・各会派の代表、市長会長、町村会長、また経済団体の代表等々全て直接意見交換をさせていただきまして、全員の賛同を得ているところでございます。

 12月15日に医療ひっ迫警戒宣言を発してから2カ月たちますけれども、一時は夏の第7波を上回る厳しい状況で、病床使用率も80%を超える時期もございました。医療機関、また消防機関をはじめ関係者の皆さんの懸命な努力のおかげで危機的な状況は脱することができたと思います。あらためて心から感謝を申し上げたいと思います。

 また、感染対策と医療逼迫の防止にご協力をいただいた多くの県民の皆さんにも感謝申し上げたいと思います。医療ひっ迫警戒宣言では、小さな子どもさんや高齢者等の医療アクセスを優先するため、重症化リスクが低く症状が軽い場合は、特に休日や夜間の受診を控えていただきたいということを強くお願いさせていただきましたが、宣言の終了によって、この要請も終了させていただきたいと思います。

 ただし、先ほど申し上げましたように現在も多くの医療機関や高齢者施設におきまして、重症化リスクが高い高齢者、あるいは基礎疾患をお持ちのある方々が感染して多数の方、現段階でも療養中でございます。地域の医療負荷は継続しておりまして、一気に警戒を緩めるというような段階ではないということでございます。特に医療現場からもこの点について強く要請がございました。

 そこで、医療現場からの要請に基づきまして、県独自の警戒レベルは当面、特別警戒期間は維持をさせていただきたいと思います。また、こちらも医療現場からの要請でございますが、病床についても現在フェーズ3で構えておりますが、これも維持をさせていただきたいと思います。これまで、その上の緊急フェーズだった新居浜・西条圏域も改善傾向にありますので、こちらについては他の圏域と同じくフェーズ3、すなわち愛媛県全体をフェーズ3というようなかたちで当面病床を構えることといたします。

 現在、5月8日の5類感染症への移行に向けたさまざまな議論が国でも進められておりまして、マスク着用については、国から先行して3月13日から原則屋内屋外は問わず個人の判断に委ねるという方針を決定しましたが、これは決して感染対策をしなくて良いというメッセージではございません。知事会からもこの点、何もかも個人にというのはいかがなものか、というような意見を国に対して出しているところでございますけれども、間違ったイメージが広がることを警戒しております。専門家からも感染対策の緩みへの懸念、また、より感染力の強いオミクロン株の派生型による感染の再拡大の可能性、昨年も4月ぐらい、3月の下旬ぐらいから4月にかけて波が来ましたので、5類移行の手前でもうひと山来る可能性も十分考えられます。ぜひ県民の皆さんには決して気を緩めずに、場面に応じた基本的な感染回避行動は引き続き継続していただきますようお願いさせていただきたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただいまの発表事項に関して質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません。テレビ愛媛ですが、県独自の特別警戒期間を当面維持されるということですが、一方で出口戦略について、知事はどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 はい、もう皆さんもこの1年間オミクロン株と対峙する中で、いろいろな対応の仕方を考えられてきていると思います。そういう意味で、基本的な感染回避行動というものを継続していただくということが大前提になりますけれども、それをしながら、ウィズコロナに向けての模索を現在も進めているところでございますので、どう相手の正体をしっかり見極めて、向き合っていくかという大事な段階だと思いますので、引き続き丁寧な情報発信を繰り返しながらですね、ウィズコロナの時代に入っていきたいというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 ウィズコロナに関してなんですが、現在の飲食店の認証制度を続けておられますが、これに関しての対応というのは今後どのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 先般申し上げましたように認証制度は、私どもは、今年度で終了するという方針を明確に打ち出していますので、ただ、お店にしても利用されるお客様にしても、これも先ほど申し上げましたように、どうすればいいかっていうのはもう皆さんおわかりだと思うのですね。特にお店の場合は換気であるとか、こういったことをしっかりするということがもう基本的な対応として定着することがウィズコロナだと思いますので、その点はもう皆さんおわかりいただけているものと信じております。

 

(テレビ愛媛)

 マスクの着用等に関しても現段階で何か方針を年度末まで待たずに何か対応されるのか。

 

(知事)

 特に認証制度が終わった後っていうのは、そういったこともなくなってきますので、これもまたどういう場面で着用した方がいいかとか、あるいはやっぱり会やるにしても体調を確認するとか、そういうことをしっかりとこれまでどおりやれば問題ないというふうに思っています。

 

(読売新聞)

 読売新聞です。お世話なります。先ほどマスクの話があったと思うのですけども、3月13日に政府からの個人の判断に委ねるというお話があったと思うのですけども、県として、知事としての受け止めと、マスクに対しての呼び掛けみたいなものを県民の皆さんにあらためてですけど、ありましたらお伺いできたら。

 

(知事)

 そうですね、強い要請というのはなくなるのですけれども、マスクというものが、例えばインフルエンザにも極めて有効であるというふうなこともわれわれは経験したわけでありますよね。だから、それはそれで皆さんが考えられたらいいと思いますし、またこの3年間の対応の中で、さっきと重複しますけれども、どういう場面でマスクをした方がリスク回避につながるか、というようなこともそろそろもう皆さん身に付けられているというふうに思いますので、ぜひその点に気を付けながら判断していただけたらというふうに思います。ただ、国の方針もですね、おととい申し上げたように、何もかも外していいって言っているわけではなくて、例えば学校現場においても、それは個々の学校の対応に委ねるけれども、例えば合唱するとか、そういうときは気を付けてほしい、着用してほしいっていうのがちゃんとついていますので、そこが独り歩きすることが一番懸念材料だと思っています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。そのマスクに関連してなのですけれども、国の方では個人の判断で、3月13日から個人の判断での着脱ということですけれども、県としては、現段階ではそれに従って進めていくというようなお考えなのでしょうか。

 

(知事)

 先ほどの繰り返しになりますけれども、国全体の方針でありますから基本的には従いますが、何もかも無制限というわけではないので、気を付けるべきところは、こういうところは継続でお願いしたいということは、引き続き申し上げていきたいと思っています。

 

(あいテレビ)

 例えば、県職員のマスクの着用とかそういった対応って考えられたりしますか。

 

(知事)

 いや、同じです。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他各社さんいかがですか。

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

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