ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健福祉部 健康衛生局 > 健康増進課 > 新型コロナウイルス感染症に関する年末年始の注意事項等に係る記者発表の要旨について

本文

新型コロナウイルス感染症に関する年末年始の注意事項等に係る記者発表の要旨について

ページID:0017581 更新日:2023年1月6日 印刷ページ表示

日時:令和4年12月27日(火曜日)11時00分~11時11分

場所:知事会議室

 

(NHK(幹事社))

 時間になりましたので始めます。県からの発表事項が2件あると聞いています。まずは新型コロナウイルス感染症に関する年末年始の注意事項等について、知事お願いします。

 

(知事)

 まず、その前に、今回の記録的な大雪への対応等について、報告方々お話をさせていただきます。残念ながら、今回の記録的な大雪によりまして、久万高原町でお二人の方が命を落とされました。心からご冥福をお祈り申し上げさせていただきます。また、ご遺族の皆さまには、お悔やみを申し上げます。

 23日からの記録的な大雪によりまして、久万高原町などで大規模な停電、そして通行止め等が発生し、住民の皆さんの生命に関わる危険性がございましたので、24日に、自衛隊に災害派遣要請を行わせていただきました。

 また、同日、県の災害対策本部を開催しまして、各対策部に対して、国また市町、自衛隊などの関係団体、また、地元消防等と連携しながら、人命を最優先に全力で対応するよう指示を行ったところでございます。

 この結果、道路の啓開作業により、主要な国道、県道、町道は開通しているほか、自衛隊による地元消防等との連携した昼夜を問わない活動により、生命の危機に及ぶような応急対応は目途が立っているところでございます。

 特に、自衛隊の皆さんの活躍は、急な要請にもかかわらず、復旧作業の迅速化に加え、地域の住民の皆さんに大きな安心感を与えていただき、心からお礼を申し上げたいと思います。

 依然として、久万高原町等において、生活道路の復旧作業が継続しております。積雪前の日常の生活に戻るまでには、まだ時間を要すると思われますが、引き続き、県庁を挙げて対応してまいりたいと思います。

 次に新型コロナ関連でございます。昨日は休み明けの影響もあり、まだピークを迎えていない段階でございます。速報値で4,131名、過去最多の陽性確認が報告されています。

 いち早く冬場に突入した東北地域や北信越では急上昇しましたが、現段階ではだいぶ落ち着いて下降局面に入っているようであります。しかし、西日本、特に中四国においては、今ピークに向かってまだ拡大中であると思われます。本県もいまだピークは見えず、医療現場の負荷も増大しております。

 先日23日に県医師会会長と愛媛大学医学部附属病院院長が合同で記者会見を行われ、現場の負荷は限界に近く医療逼迫(ひっぱく)が懸念される局面であるということ、また搬送困難事例も増加し、救急現場も厳しい状況にあるという危機感が示されまして、現場からも県民の皆さんへの協力を呼び掛けられたところでございます。

 県では県内の医療関係者と連日協議をしながら、病床確保に努めているところでありますが、本日から新たな医療機関にもご協力をいただけることとなりました。その結果、中等症向けの確保病床を24床新たに追加拡充いたします。その結果、現在のフェーズ3での確保病床数は、今日からそれが(病床使用率の)分母とさせていただきますが、474床ということになります。

 年末年始の発熱外来についてでございますが、例年多くの医療機関が休診となります。ただし、現在(感染状況の)ピークはまだ迎えてない段階でございますので、各医療機関、薬局、県医師会、県薬剤師会にご協力をお願いいたしまして、全体として昨年の2倍程度まで発熱外来の診療が拡充できる見通しでございます。ただし、この拡充はあくまで症状が悪化しやすい小さな子どもさんや、重症化リスクの高い高齢者への医療アクセスを確保するためにご協力いただいておりますので、これらの体制の強化は、休みを今回返上して日夜奮闘している医療関係者の皆さんのご理解と、さらなるご尽力の上に成り立っていることに、ぜひ思いをはせていただけたらとお願い申し上げます。

 そこでこちらの方ですけども、重症化リスクの低い現役世代の皆さんには、この局面を乗り越えるためにご協力をお願いしたいのが、4学会声明等の目安、入院等々、受診等々の目安を発表されていますので、これを参考にしていただけたらと思います。症状が軽い場合、重症化リスクの低い方々は、すぐに医療機関を受診するのではなく、まずはご自身で準備したキットを使って検査を行っていただき、陽性となった場合は陽性者登録センターにご登録をいただきたいと思います。これの活用の呼び掛けに応えていただきまして、これずっと言い続けているのですが、当初段階で登録センターの利用は6%程度でありましたが、日曜日には20%以上に増加をしてきております。医療現場のことを考えて、こちらを活用されている方が増えてきているという状況でございまして、登録さえしていただけたら、24時間で相談体制、専門の医師、看護師さんが常駐していますので、そちらとやり取りができて、的確な対応をするようになっておりますので、こちらの登録センターも1日300件の受け付けでスタートしていましたが、先般お知らせしたとおり、現在では500件対応可能に拡充をしております。

 そして、体調悪化時には、先ほど申し上げた医療相談センター、こちらも24時間対応しておりますので、ぜひこちらの受診の目安を参考にしていただけたらと思います。また、特に年末年始の期間中は、市販薬や3日分程度の水、食料の事前準備、そして定期的な換気の習慣化など、基本的な感染対策の徹底で予防に努めていただけたらと思います。

 また、県内ではまだ見られていないのですが、全国的に一部の地域で流行期に入った季節性インフルエンザ対策としてもこれらは有効であることは、もう昨年、一昨年の状況を見ても間違いないと思います。

 そして、三つ目は会食ルールの徹底でございます。帰省等で久しぶりに会う家族や友人等との会食は、特に注意をお願いいたします。体調の確認、長時間を避ける、換気の徹底、お店を利用する場合は、しっかりとした対応が取られているところを利用する。そういったことに気を配ってお楽しみいただけたらと思います。

 そして、四つ目は、無料検査の体制でございますが、年末年始も松山空港やJR松山駅、また松山観光港など県内各所で無料検査が受けられるようになっています。これは無症状の方の無料検査でございます。県外から帰省するご家族等も利用できますので、呼び掛けていただきたいと思います。なお、無料検査の実施箇所、受診可能な医療機関、自己検査で陽性となった場合の対応など、申し上げたことについては、必要な情報を県ホームページに全て記載しておりますので、ご確認いただきたいと思います。

 年末年始の感染拡大を可能な限り抑えて、医療逼迫を防ぐため、まさにオミクロン株と対峙していくにはこれが重要でございますので、皆さんのご協力をぜひともお願い申し上げたいと思います。以上です。

 

(NHK(幹事社))

 ただ今の発表事項に関しまして、質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。先ほど病床のお話あったと思うのですけれども、確保病床が増えたということで、多分また7割ぐらいの使用率にはなっているのでしょうか。普通の一般の医療へのですね、影響っていうのはどのぐらい出ているのか、医師会の会見でもありましたけれども、県としてどう見ているのか。

 

(知事)

 そうですね。このフェーズ3という段階では、若干、一般診療に影響が出る、救急医療は何とか確保するというレベルになってきています。その中で、7割ぐらいの病床使用率になってきていますので、さらにこれが上昇していった場合は、やはり手術への影響であるとか、入院への影響であるとか、場合によっては、救急医療の影響が出てきますので、そういったことを避けるためにも、先ほど申し上げたように、感染力が非常に強いですから、大半は軽症で回復されていますので、そのオミクロン株の特性というものを皆さんもぜひ受け止めていただきまして、正しく恐れるというふうなことから、今も呼び掛けさせていただきましたことを実施に移していただけたら、何とか乗り越えられると思っておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。

 

(NHK(幹事社))

 各社さん、他によろしいでしょうか。

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

お問い合わせ

保健福祉部保健福祉課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2380

ファックス番号:089-921-8004

 

保健福祉部健康増進課

〒790-8570 松山市一番町4-4-2

電話番号:089-912-2400

ファックス番号:089-912-2399


AIが質問にお答えします<外部リンク>