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医療ひっ迫警戒宣言の発出に関する記者発表の要旨について

ページID:0017579 更新日:2023年11月14日 印刷ページ表示

日時:令和4年12月15日(木曜日)15時00分~15時30分

場所:知事会議室

 

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 それでは、臨時記者会見を始めます。

 本日は医療ひっ迫警戒宣言の発出について記者発表があると伺っております。また、会見終了後にレクがあると聞いておりますので、詳細の確認はそちらでお願いします。

 それでは知事、お願いいたします。

 

(知事)

 いち早く冬の気温低下を迎えた北海道や東北、その後に続く北信越と感染が拡大する傾向を捉えまして、やがては中・四国、九州へと感染拡大が起こるであろうという想定のもとに12月5日に県全体の警戒レベルを特別警戒期間へ引き上げさせていただきました。

 それから10日が経過しましたが、12月12日月曜日の検査は、休み明けという影響もありますけれども、第7波のピークに迫る3,000名を超える陽性確認となり、この2日間も2,000名を超えている状況でございます。

 後ほど説明しますが、やはり、中・四国全域で拡大の傾向が見られまして、本県も感染拡大がいまだに加速している状況で、医療負荷にも改善が見られないところでございます。こうした中で年末年始を迎えることになります。多くの医療機関が休診するという中で流行が重なりますと、医療全体がこの夏以上に逼迫(ひっぱく)する恐れもあり、さらに現在のところまだ発生が少ないインフルエンザの流行も懸念されるところでございます。

 こうした状況を踏まえまして、本日から県全域を対象に医療ひっ迫警戒宣言を発出することといたしました。

 このことは、医療関係団体の代表の方々、県議会議長、市長会、町村会長など関係の皆さんと直接話し合いをしておりまして、全員の賛同をいただいているところでございます。

 今回の制限は小さなお子さんや重症化リスクの高い高齢者など早期に受診を必要とされる方への医療アクセスを最優先するために発出するものでございまして、県民の皆さんには医療逼迫を防ぐため、年代や症状に応じた適正受診のお願いを強く呼び掛けるものでございまして、県独自の宣言でございます。県民の皆さんにはこのままの状況が悪化すれば、一般診療にも相当の影響が出てしまうことが予想されますので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。

 まずこのグラフ、全体像、最近の感染動向なのですが、本県を含めた、これ中・四国各県の陽性者数の推移でございます。先ほど申し上げましたとおり、中・四国全県ともに右肩上がりで感染が拡大していることがお分かりいただけると思います。本県も今週に入り(陽性者数が)急増しておりまして、13日時点では47都道府県中、17番目まで上昇しておりまして、全国平均を上回る水準となっております。中・四国各県ともかなり上がってきていることがお分かりいただけると思います。やはり気温の低下とともに換気がおろそかになったりすることもあるのでしょうか。そうした傾向が色濃く出ております。

 次に、県内の地域別の動向でございます。12月5日までは松山圏域が中心でぐっと上がっていたのですが、5日以降はその他の地域でも上昇が見られます。急増しているところでございます。特に今治や南予地域でも上昇が見られるということがお分かりいただけると思います。特にこの数日、気温がぐっと下がってまいりましたので、増加幅が大きくなってきておりまして、今後さらなる感染拡大に強い警戒が必要でございます。

 次に病床使用率と入院患者数の推移でございます。病床使用率、青い折れ線グラフの方ですけれども、11月下旬以降、この辺りから50%前後で推移しております。12月5日には確保病床を30床以上積み増しいたしましたが、それを上回るペースで入院が増えていまして、50%を超えてさらに上昇の気配があります。そして、その中身なのですが、このオレンジ色のところです。こちらが70歳以上の入院患者数を示しておりますが、全入院患者の8割以上をリスクの高い高齢者が占めているという状況でございまして、この数字は第7波のピークに迫る勢いでございます。病床のフェーズは、現在、緊急フェーズの1個手前のフェーズ3で運用しておりますが、第7波の時期に比べて病床は大幅に拡充しております。

 特に、冬場は循環器疾患や呼吸器疾患等の入院も増加する傾向がございます。こうした状況をいち早く経験しているのが、北海道、北日本でありますけれども、北日本の一部では、もう既に医療機関の入退院が全て止まっているところも出てまいりました。また、がんなどを含めた全ての手術を中止するということを発表した県も発生しているという報道があります。

 医療資源は、どの県でも限られておりますので、一般診療への影響、ぜひそういったことだけは避けたいということで、病床フェーズは現在の、緊急時ではなくてフェーズ3を維持することといたしますが、県民の皆さんには、感染拡大の影響はコロナか否かを問わず医療全般に及ぶということを、今、北日本の一部の県の実例を挙げさせていただきましたけれども、そういうことに結び付くということをご理解いただけたらというふうに思います。自分は若いしどうせ症状が軽いから構わないという状況ではなく、県全体の医療逼迫の懸念が現実化する恐れがございます。全ての方々が感染防止に努めていただく中で、何とか乗り越えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、こちらは直近2週間の陽性者を年代別に整理したものでございます。全体の陽性者数は、1週間で1.6倍に急増しております。このうち3割を占める小学生以下、この(主に)赤いところですね、高齢者、こちらは黄色いところでございます、ここの層を医療につなげることが最優先、重要でございます。

 現在、新規陽性者のうち医療機関を受診することなく療養につなげる、陽性者登録センター、自分で検査して陽性になったときに、この登録センターにオンラインで登録いただきますと、そこから24時間体制で医療機関をオンラインで受診できるようにしてありますが、こちらの利用率は残念ながらまだ6%程度でございます。ということは、若くて軽症の方でも、基礎疾患もなくて重症化リスクが低い方も、大半が医療機関を受診しているという状況でございます。これが続くとですね、今、申し上げたような本当に必要な方々、優先すべき方々の受診ができなくなっていくという、こういう状況が生まれます。

 特に休日の診療では、一部では既に第7波のピークに近い混雑状況となっているという報告が入っておりまして、このまま、陽性者登録センター(の活用が進まず)、若くて症状が軽い、基礎疾患をお持ちでない方も同じように(医療機関に)殺到すると、発熱外来が逼迫するということになります。

 こうした状況を踏まえまして、医療逼迫を防ぐため、特に3点、県民の皆さんに今回の宣言の発出で、お願いをいたします。

 まず、今申し上げた陽性者登録センターの活用をお願いいたします。若い世代など重症化リスクが低く、症状が軽い方、こうした方々はくれぐれもご協力をお願いいたしたいと思います。圧倒的多数の方は順調に回復をされております。ですから、症状が出たからとすぐに医療機関を受診することは、こうした対象の方々は控えていただけたらと思います。

 その結果、高齢者、基礎疾患をお持ちの方、お子さん、こちらの方々が受診機会の確保ができるということにつながってまいりますので、そのためのお願いでございます。

 こうしたことを進めていくために、できればあらかじめ国の承認を受けた検査キットや解熱剤等の市販薬、それから3日分程度の水、食料は事前の準備をしていただけたらと思います。医療機関を受診するのではなく、症状が出た場合、まずはキットを使って、若くて重症化リスクが低い方は、ご自身で検査を行っていただき、陽性となった場合に、陽性者登録センターに登録をいただき、そして自宅療養を開始していただきますようお願い申し上げます。先ほど申し上げましたように、(陽性者)登録センターに登録いただきますと、自宅療養中に症状が悪化した場合は、24時間体制の自宅療養者医療相談センターが受け付けますので、こちらでお医者さん等々が控えておりますので、しっかりフォローする体制を確保しておりますので、ぜひ安心してご利用いただきたいと思います。

 このため、県では、現在こちらの陽性者登録センター、1日あたり登録上限が300名となっていましたが、500名に拡充する準備に入っております。詳細は決定次第、あらためてお知らせをいたします。

 次に、このパネルは、外来受診や自己検査から療養までの流れを示したものでございます。こちらは、陽性者登録センターの利用の流れでございます。今、申し上げたようなことを分かりやすく書いたものでございます。現在の状況では、誰がいつ感染してもおかしくない状況でございます。いつでも確認できるように分かりやすく書いてありますので、これらのスライドを印刷していただき、目につく場所に貼っていただくなどしていただけたらというふうに思います。自己検査、オンライン登録、結果連絡、自宅療養、そしてここが24時間対応するということでございます。

 次に、医療逼迫を防ぐためのお願いでございます。県内の医療機関は、通常、日曜日に診療を行う医療機関は、平日の1割程度でございます。年末年始の期間中は、さらにその半分ぐらいになることが大体通例でございます。となると、発熱外来、救急医療機関、逼迫するおそれが必然的に出てまいります。このため、日曜日や年末年始はさらに症状が悪化しやすい小さなお子さんや高齢者、基礎疾患をお持ちの方が診療を受けられるよう、重症化リスクの低い若い世代の方々などは、この後説明する専門家が示す目安を説明いたします。これを参考にして医療逼迫を防ぐための適正受診にご協力をいただきたいと思います。県では、県医師会、県薬剤師会にご協力をいただきまして、少しでも多くの医療機関が年末年始の発熱外来体制を取っていただけるよう拡充に向けた調整を現在進めております。

 現在、現時点で年末年始に診療可能な医療機関、薬局を引き続きまだ募集をしているさなかでございます。13日時点で、日によっては通常の日曜日と同程度、平日の1割ぐらいですね、それぐらいの体制は確保できる見込みでございます。まだ募集を続けており、19日まで呼び掛けをしております。ご協力いただける医療機関、薬局の方は、ぜひ今年度この状況でございますので、前向きにご検討いただけたらとお願い申し上げます。

 次に、こちらは以前にもお示しした医療機関受診と救急利用の目安、4学会がまとめたものでございます。青いところですけども、症状が軽い場合は、休日、夜間は無理して医療機関を受診せずにできるだけ平日、日中に受診をしてくださいと呼び掛けております。次に、黄色いところでございますが、黄色あるいは赤枠のような症状が、こういった症状がある場合は、ためらうことなく医療機関の受診、ひどいときは救急車ということでお願いできたらと思います。これに、例えば、今回のコロナというのはかなり高熱が出るのですが、ほとんどが2日ぐらいで下がっているという報告が入っていますが、4日ぐらい続くとかそういう場合ですね、通常よりもちょっと症状が、というふうなときには、ためらわずに医療機関へ相談するとか、そういうふうに見ていただけたらというふうに思います。この目安を参考にしていただきたいと思います。こちらも先ほどの受診・療養の流れと同様に可能であれば印刷して、どこか目につくところに、お家単位で貼っていただけたらというふうに思います。

 次に、3点目でございます。人の移動や接触の機会が増えるのが年末年始、それに向けて検査体制をさらに強化をいたします。活用をお願いいたします。まず無症状の方の無料検査についてでありますが、県内約140カ所で実施されている無料検査の対象者を拡充いたします。期間は12月24日から令和5年1月12日、そして、対象拡充します期間中は、旅行者や帰省者などで、去年までは県内在住者のみでありましたが、県外在住者も検査対象といたします。松山空港やJR松山駅、松山観光港等の主要な交通結節点では、年末年始も検査を受けることができるようにしておきます。その他の検査所の開設日時については、県のホームページをご確認いただきまして、県外から帰省するご家族もいらっしゃると思いますので、皆さんの感染防止にもつながりますので、広く利用をこちら側からも帰省される方々にこうしたことがあるよということでお知らせいただき、ご利用を呼び掛けていただけたらと思います。

 なお、1月10日までとしていた感染に不安のある県民の方を対象とする従来の無料検査についても、国との協議が整いましたので、当面1月末まで延長をすることといたします。

 続いて、集中的検査についてでございます。先般の記者会見でお知らせしましたように、県内全域の高齢者施設等の職員への集中的検査の対象施設、これに12月19日以降、障害者施設、小学校、保育所、幼稚園を追加することといたします。

 ちなみに高齢者施設等を対象とした検査では、12月20日時点で延べ12万6,000件の検査を実施し、327件の陽性が確認されました。陽性率は0.26%でございます。

 小さなお子さんや重症化リスクの高い高齢者等の感染を防ぐことは、県民の命を守り、医療負荷を軽減させることに直結いたしますので、実施期間を当面来年1月末まで延長し、引き続き感染の早期探知に努めてまいります。

 なお、新たに追加する障害者施設、小学校、保育所、幼稚園については、要請をいただくことにいたします。手挙げ方式で、休みに入るとこもありますし、それから、小さいところはそこまでの必要はないという判断もあると思いますので、検査キットにも限りがありますから、手挙げ方式で対応するということといたします。

 次に、年末年始、特にお願いしたい対策でございます。これまでに繰り返しお願いしてきたことでありますが、今の感染状況を踏まえましてもう一度お話をさせていただきます。県民の、皆さん一人一人の基本的な感染対策なくしてウィズコロナ、コロナ対策は成り立たないものでございます。特に寒くなってきますと、暖房を使用する機会が多くなります。定期的な換気の習慣化、寒いですけどぜひお願いします。非常に効果的だということが専門家からも言われているところでございます。

 二つ目には、普段と異なる症状がある場合、感じた場合は外出、出勤、登校等は控えていただけたらと思います。

 なお、現時点で県内では季節性インフルエンザ、広域的な流行はまだ見られていません。西条市の一部地域での確認にとどまっています。ただ今後どうなるかはまだ予断を許さない状況でございます。いずれにしても、この3年間の動向を見ますとコロナの基本的な感染対策はインフルエンザに極めて有効であると去年、おととしもほとんど出ていませんので、これだけは間違いないと思います。その意味でも基本的な感染回避行動はしっかりと継続いただきたいと思います。

 次に忘年会や年末年始で会食をされる方も多くなると思いますが、会食の人数制限こそ行いませんが、規模の大小にかかわらず、長時間を避けていただきたい。羽目を外さないでいただきたい。参加者の体調確認と、こちらもお店もそうなのですが、利用者からも定期的な換気を呼び掛けるなどこうした基本的なルール、ウィズコロナでの飲食という中で守っていただくルールを徹底いただきますようお願いいたします。

 最後に、ワクチンでございますが、予防効果というのは日を追うごとに低下をしてまいります。市町によっては夜間接種、あるいは予約なし接種、こうしたことを実施したり、年末年始も接種を行う市町もあると聞いております。年末年始、久しぶりのご家族と過ごす時間。あるいは受験を控えた大切な時期を迎える方もいます。年代にかかわらず、可能な方は、早期にオミクロン株対応ワクチンを接種いただけたらと思います。

 最後に、こちらは県のホームページで掲載をいたします。今回の第8波、オミクロン株、それから次なる変異株、こうした感染者の方々の体験、こんな症状があった、こんなところに気を付けていればいいのじゃないかと、体験談を代表的な例、10名分程度を掲載することといたしました。

 これは、自宅療養に当たって、事前に準備しておくべきこと、あるいは家庭内での感染を防ぐための工夫など、実際に体験された方ですから、さまざまな生の声が出ております。体験談はまだ感染されていない皆さんにとっても貴重な情報だと思いますので、ホームページに今日から掲載いたしますので、お時間がある方、ぜひご覧いただけたらというふうに思います。以上です。

 

(愛媛朝日テレビ(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いいたします。

 

(愛媛朝日テレビ)

 愛媛朝日テレビから1問お願いします。先ほど現時点ではですね、会食などの人数制限についてはまだということなのですが、今後まだ感染者がぐっと増えていく可能性もあります。この辺りはまだある程度増えてきたらそういうこともあり得ると。

 

(知事)

 そうですね、やはり医療現場の状況次第では、もう何とか乗り切りたいところなのですけども、それでも全然止まらないという状況で、それこそフェーズ、最終フェーズまで持っていくということになる段階においては、一定の人数制限等の呼び掛けというのも視野に当然入ってくると思います。

 何とかその手前で食い止めることができたら、それには本当に会食のときの基本的なルールを守っていただくとか、あるいは医療逼迫を避けるために先ほどの受診のルールというか呼び掛けを受け止めていただくとか、もう一人一人がやれることを積み重ねてその前で何とかみんなの力で乗り越えていきたいなというのが今の段階です。

 

(愛媛朝日テレビ)

 先ほど年末年始の医療体制のですね、拡充というところのお話がありましたけれどもやはり、少なくとも年末年始までは厳しい状況が続くだろうと、そういう見通しで。

 

(知事)

 そうですね。先ほど北日本の一部の都道府県の話をしましたけども、本当に深刻になるとさっき言ったような、もう外来も一切受け付けないとか、それこそ一部の県ではありますけども、がんの手術とか手術止めるとか、もうそうなってしまうので、その手前で何とか食い止めたいというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛です。年末年始にかけてというところで、会食であったり、あとは冬の寒い時期いろいろと要素はあると思うのですけれども、中村知事から見てあらためて県民の皆さんに必要な行動というところはどういうとこだとお考えでしょうか。

 

(知事)

 もちろんこれはですね、基本的な感染回避行動を継続していただくということに尽きるのですけれども、例えば僕自身も含めて気を付けなければいけないのですが、マスクの着用であるとか、手指消毒であるとか、これまでどおりやれているかどうかというような本当に基本的なことではないかなと思います。

 ただ、特に冬場になってくると、先ほど申し上げたように、寒いですからどうしても暖房機器を使うようになって、そうすると換気は寒いからなということで、おろそかになるなど、ちょっとしたことなのですけども、それ(基本的な感染対策)をみんながみんな一斉にやることによって感染リスクというのは確実に下がっていきますので、こうしたことを私も含めて皆さんと一緒に徹底していくっていうことが重要ではないかなというふうに思います。

 

(テレビ愛媛)

 あとは、今後感染者が何人台になるとやはり医療逼迫を警戒しなければならないという、そういう目安というのはあるのでしょうか。

 

(知事)

 まだ分かりませんね。感染者(数)イコール医療逼迫というように比例しているというわけでもないので、この辺りは前も申し上げたように、毎日、医療現場とは連絡を取り合っていますので、その状況、現場の声というものを重視しながら考えていきたいというふうに思っています。

 ですから、今回の宣言についても、冒頭に申し上げたように、医療関係者等々との話し合いの下で、これがいいだろうという同意を得て行っておりますので、こうしたように、綿密に連絡を取り合って連携するっていうことが大事だと思っています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。病床の件でお伺いしたいのですけれども、一般診療への影響は避けたいということで、フェーズ3は維持したいというようなお話もありましたけれども、現時点で病床使用率60%に迫る中で、どの辺りを見ながら、今後そういう調整をしていきたいというふうなお考えでしょうか。

 

(知事)

 これも搬送コーディネーターの専門医の先生ともまた連絡を密にしていますので、コロナというのは変異によって入院期間とか症状も全部違ってきています。ですからその辺りの例えばこの1週間見てみても、皆さんにも公表しているとおりですね、十何人ぼんと入院者が増えたり、あるいは一気に十数名退院されたりというふうな回転もある。

 ただ、それを今、退院者を上回るペースで感染拡大しているので、病床率がぐっと上がって、また下がったりとこの繰り返しなのですね。

 ですからもう本当に日々日々の状況変化というものを追い掛け続けるっていうことが大事だと思っています。

 

(読売新聞)

 読売新聞です。

 この医療ひっ迫警戒宣言は年末年始の医療機関の休診とかそういうものに対応するためにということでしたけども。

 

(知事)

 そうですね今回は。

 

(読売新聞)

 年末年始を越えても同じような感染状況が続くようであれば続くという、この宣言自体は続くという認識で。

 

(知事)

 そのとおりです。

 

(読売新聞)

 分かりました。この感染者数が下がるまでは続くということで。

 

(知事)

 はい。そのとおりです。

 

(読売新聞)

 感染対策期とはまた今回別ですけれども。

 

(知事)

 まだその前ですね。はい。

 

(読売新聞)

 さらに今後悪化するようであればそれを先ほどの。

 

(知事)

 それはもう最後のフェーズですね。はい。

 

(読売新聞)

 ありがとうございます。

 

(愛媛朝日テレビ)

 各社さんいかがでしょうか。他にありませんでしょうか。これで終わります。

 

(知事)

 はい、ありがとうございました。

 

※議事録については、読みやすさや分かりやすさを考慮し、発言の趣旨等を損なわない程度に整理しております。

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