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新型コロナウイルスの感染の確認等(3月23日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017533 更新日:2022年3月24日 印刷ページ表示

日時:令和4年3月23日(水曜日)15時00分~15時18分

場所:知事会議室

 

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 ちょっと最初にですね、コロナに関する特殊詐欺への警戒について呼び掛けさせていただきます。昨日まではなかったんですが、今日になって、もう既に10件以上の問い合わせが来ております。実は私の自宅にもかかってまいりました。愛媛県を名乗ってですね、国民補助金なる存在しない給付というふうな中身でかかってまいりました。詐欺の予兆電話でございます。今日から数多く発生しているようです。例えばですね、「こちらは愛媛県庁です。国民補助金のお知らせが始まりました。申請されたい方は9番を押してください」などの自動音声のガイダンスが固定電話に流れるケースがございます。またそれだけでなく、自動音声ではなくて、直接県庁の職員を名乗る、実在しない課でございますけども、そういった人物から電話があるケースもあるようです。また、相手先の番号が明示されることがあります、機能がついているところもあると思いますが、県庁の代表番号に似た類似番号が表示されるケースもあるそうでございます。くれぐれも気を付けていただきたいと思います。既に松山市、八幡浜市、伊予市、ここらあたりで相談があったことが確認されております。昨日まではこういった相談はございません。県ではこのような音声案内を行う事業は行っておりません。このような電話があったら絶対に対応することなく、家族、また警察、消費生活センターに速やかにご相談いただきたいと思いますので、皆さんくれぐれも気を付けられてください。よろしくお願いいたします。

 それでは、昨日確認された陽性者、県内では318名いらっしゃいましたことをご報告いたします。内訳は既存の関係で101名、新規または調査中が217名でございます。感染が確認された方に、心からお見舞い申し上げます。

 事前にお知らせしたとおり、連休の反動が出ております。300名を超える陽性確認となっています。松山市が145名と県内がピークに近い状況にあった3月上旬の水準。また、新居浜市で42名、西条市で36名、今治市で24名と多数の陽性確認があり、4市が中心である状況も変わっておりません。新たなクラスターは4件確認されました。松山市では「会食クラスター」1件。職場の同僚の方での会食によるもの。もう1件が「医療機関クラスター」でございます。また、西条市では「飲食店クラスター」が1件確認されました。そして伊方町で、連日自宅待機の方が(陽性)確認続いている伊方発電所、「職場内クラスター」が発生しております。後ほどあらためて説明いたします。

 危惧していたとおり、県内の感染は改善状況という判断はできない状況でございます。今日、明日の検査結果の推移を見守っていく必要があると思います。特に昨日は20代が80名と最多を占めている状況でございまして、注意が必要です。ここ数日はずっと活発な若者世代への呼び掛けを続けてまいりましたが、これから年度末に向けて、進学、帰省、就職、転勤と、県外との往来は全国どこでも増えることは間違いありません。また、送別会などの会食の機会も増えていくと思われます。連休前に減少傾向が見られた県内の感染が再拡大に向かわないよう、県民の皆さん、日常での感染回避行動、年度替わりの注意事項の実践、これだけはくれぐれも引き続きお願いいたします。

 本日の説明は主に3点。昨日の検査結果、無料検査の実施期間延長、ワクチン3回目接種の進捗状況でございます。まずは昨日の検査結果ですけども、20代がご覧のように80名と最多。このうち松山市が47名と集中しておりまして、学生が、後ほど出てきますが30名と一気に増えております。若者世代の増加は感染拡大初期に見られる傾向でございます。この後、他の幅広い世代に感染が連鎖していくことを強く危惧しております。また、10代以下の子ども世代が109名。30代と40代の親世代が合わせて87名と多くなっておりまして、40代以下が全体の9割に近づいております。男性は154名、女性は164名でございました。

 居住地は先ほど申し上げたように、松山市と東予3市に集中しております。また、昨日は四国中央市24名と多くなっていますが、こちらは家庭内感染が複数確認されたことが影響しております。愛南町の6名、町としては多いんですが、これは大半が既存事例の関係でございます。

 職業は会社員が76名で最多。このうち1名が四国電力の社員で、伊方発電所に勤務されている方でございます。保健所が「職場内クラスター」と認定したものでございまして、発電所内の2次感染分の続報として、昨日既に公表をさせていただいております。四国電力は幅広く自宅待機を行っておりますが、その中での陽性確認でありまして、発電所の運転には支障がないと報告を受けています。ただし、連日の陽性確認を受けて、一層の感染拡大防止の徹底を担当課から四国電力に指示しております。また、四国電力では幅広な検査や対応を行うというふうに聞いております。また、児童・生徒が68名となっておりまして、この影響で本日は5校が臨時休業しております。このうち休校は1校、残りの4校は学年および学級閉鎖でございます。地域では東予が3校、中予が2校でございます。未就学児が34名。そして、さっき申し上げたように学生が30名でございます。特に卒業に伴うイベントや会食から感染した事例が多数確認されております。少しでも感染に不安のある場合には無料検査の活用、こちらをぜひ行ってください。そして、ご家族からも注意を喚起していただけたらというふうに思います。本当にもう間近に年度替わりが迫っておりますから、これから先は待機期間のことも含めますと、就職控えている特に学生さんは、入社式等々に出席ができなくなる可能性があります。社会人としての最初の心掛けというふうなことで、しっかりとした行動をお願いいたします。感染経路は家庭内が83名。大半を占める傾向が続いております。

 入退院の状況ですが、医療機関の方は出入りがありまして、16名減少し50名台、58名となりました。また、1週間に一遍公表しています重い中等症の目安とされている酸素投与は前週4名でございましたが、今週は3名となっています。重症の方は変わらず4名でございます。宿泊療養施設は出入りがあって、1名減って78名。自宅療養等は6名減って1,829名で、一方で退院となった方も341名が療養解除、ご回復されております。

 続いて、無料検査の実施期間の延長についてでございますが、全ての県民を対象として実施している無料検査は3月31日木曜日を期限としておりましたが、延長を国に要請していたところ協議が整いましたので、4月末まで延長することといたします。無料検査所は本日3月23日時点で、県内の東中南予、84カ所に開設しております。ホームページでご確認いただけたらと思います。また、一時危惧されていた検査キットの流通状況も改善してきていると聞いておりまして、特に年度替わりの転勤や進学、帰省などで県外往来を行った県民の皆さんは、感染不安がある場合はこちら、積極的に活用いただけたらというふうに思います。

 次にワクチンの3回目接種についてでございます。まず、3回目接種の市町別の進捗状況ですが、これまで同様、左は総人口に占める接種率。右側は高齢者65歳以上の人口ベースに対する接種率となっています。まず人口比率でございますが、先週と比べて3.8ポイント上昇し、現在愛媛県は37.5%の接種率でございます。全国が35.1%ですから、2.4ポイント愛媛県は上回って、全国順位では16位でございます。72.9%の上島町を先頭に、新居浜市までの16市町は既に4割を超えております。そして、西条市までは全て全国を上回っております。一方で松山市は27.5%と先週から4.5ポイントは上昇しておりますが、県全体や全国合計と10ポイント程度の開きがある状況から差は縮まっていない状況でございます。松山市からは接種券の発送、予約枠の拡充、急ぎ行ったという連絡を受けておりますが、広げても接種への呼び掛け、接種勧奨ですね、この一層の取り組みが必要ではないかと考えられますので、そこに期待をさせていただきます。

 次に右側の高齢者人口に対する接種割合でございますけれども、県全体では、ここは特にですね、重症化リスクが高い世代でございますので、一番重要視しているところでございますが、県全体では76.7%、全国が76.3%ですから若干上回り、順調に推移をしております。特に上島町から新居浜市まではほぼ8割から9割程度の進捗状況ですが、松山市がまだ64.2%で、最初のハードルの7割に達していない状況であります。伸びは8.2ポイント上がってきておりますが、先週の伸び率と比べて鈍化をしております。これから社会活動再開へとさらにかじを切っていくには、先週申し上げたとおり、3連休の影響を含めた直近の感染状況、そして医療機関の負荷の状況、これに加えて、BA.2への懸念もある中で、重症化リスクの高い高齢者に対するワクチン接種の進捗状況、すなわち、県全体、つまり松山市での高齢者への接種率が7割を超えるかどうかが一つの重要なポイントになってまいります。松山市にはこのことを、ぜひ7割ということを強く意識して、高齢者への接種加速に全力を傾けていただきたいと思います。

 最後に、県が臨時に設置した県営接種会場の実施結果を報告いたします。県では2月26日から3月20日にかけまして、毎週土日の8日間、松山市、西条市、八幡浜市の3カ所に県営の接種会場を開設いたしました。合計で6,208名の方にご利用をいただいたところでございます。高齢者をはじめ早期接種を希望する数多くの方に利用していただけたと思いますが、特に接種券が遅れていた松山会場、その加速に向けた一助になったんではないかと思います。また今後ともフォローをしていきたいと思います。急な開設になりましたが、運営にご協力をいただいた医療従事者、そしてスタッフの方々にあらためてお礼を申し上げたいと思います。なお、県ではさらに松山市から要請を受けまして、2月および3月に、これまでに延べ約400名の医療従事者を松山市の集団接種に派遣してまいりましたが、4月も延べ300名程度の派遣支援を県の方から行う予定でございます。以上でございますが、再度重ねて、コロナ詐欺の電話が今日からかなり確認が増えていますので、皆さんくれぐれも気を付けていただきたいと思います。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(南海放送)

 南海放送です。詐欺、コロナ詐欺の予兆電話ですが、知事のご自宅にもかかってきたということなんですが、自動音声と普通のと、どういった内容でかかって。

 

(知事)

 はい。私の家内が取ったんですけども、自動音声が流れてきて、「愛媛県の国民補助金のご案内、これが始まります」ということで、「手続きが必要なので、手続きを進められる方は9番を押してください」という案内が流れてきたそうなんですが、その時点でもう既に電話を切ったということでした。で、相手先の通知番号が表示されますから、それを聞いたら県庁の代表電話に非常に近い番号になっていて、すぐ警察の方には連絡させていただきました。確認したところ、昨日までは0件だったのが、今日になって松山と伊予市と八幡浜市だったかな、そちらから10件以上の相談が寄せられているということが確認できましたので、今日から一斉に始まっているのかなと思われますので、もう事前にお知らせすることによって防止ができると思います。こういう混乱時にこのようなことを行う人たちがいるということ、もう本当に許しがたい行動でありますし、また注意喚起することによってそうしたことに引っ掛からないように、県民の皆さん、ぜひ気を付けられていただきたいと思います。

 ただ、警察に聞きますと、直接の声、生身の人間、音声ガイダンスではなくて、県庁の職員を名乗ってかけているケースもあったように聞いていますので、両方あり得るというふうに思っていただきたいと思います。

 

(南海放送(幹事社))

 各社さん、質問等はありませんでしょうか。ではこれで終わります。ありがとうございます。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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