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「新型コロナウイルス感染症に関する知事による報告・メッセージ」(3月19日放送分)における発言要旨について

ページID:0017530 更新日:2022年3月22日 印刷ページ表示

日時:令和4年3月19日(土曜日)15時00分~15時10分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

 休日ではございますけれども、まだ200名を超える多くの陽性確認が続いておりますので、メッセージというかたちで説明をさせていただきます。昨日確認されました県内陽性者の方は247名。内訳は既存が127名、新規または調査中の方々が120名でございます。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げます。

 日によって増減はありますけれども、連日250名規模、一時よりは若干下がっておりますが、陽性確認は続いております。昨日は松山市が前日の105名から増加して129名、今治市は前日50名から減少して38名、西条市は前日34名から減少して21名、そして新居浜市も連日20名規模の陽性が続いておりまして、これら4市で8割以上という状況は変わっておりません。また、松山市で新たに「会食クラスター」が1件確認されました。こちらは送別会で感染が広がったケースでございます。

 本日から3連休となりますけれども、今回の連休は進学、就職、転勤による引っ越し、春休みの帰省等、県外、特に大都市圏や周辺県との往来も多くなることは間違いないと思います。

 こちらのパネルは(人口)10万人当たりの直近1週間の陽性者数でございますが、本県は3月17日時点で、先日は40番ぐらいだったんですが、現在45位に位置しております。全国的なレベルで見るとこの状況でもまだ下位なんですが、それだけ全国的にはまだまだ収まっていない状況が続いています。そういう中、病床の使用率というふうなことから、国はまん延防止等重点措置、全面解除するという発表がございました。今月21日をもって、全国解除になるということなんですが、実際には全国的に減少のペースは遅く、国内の感染は決して収まっている状況ではございません。東京や大阪の陽性者数はこれを見てもですね、3倍近くの規模でございまして、周辺県も本県より高い水準の状況にあります。

 また、連休中は休診となる医療機関が多くなります。これから2、3日は見かけ上、陽性者数は少なくなると思われます。ただこれは、まだ今言ったような条件の下でございますので、むしろ一時的な陽性者数の減少、あるいは全国のまん延防止等重点措置の一斉解除、これが単に伝わると、「もう大丈夫なんだ」というような警戒の緩みにつながりかねないと思いますので、対策がおろそかになりますと、これまでと同様、連休明けに感染者が急増するというふうなことにもつながりかねません。そこでこの3連休中、十分に気を付けていただきたいというふうに思います。

 特に県外往来時には、現地の感染状況はまず確認をいただくこと。そして現地では感染リスクの高い行動は避けていただき、帰県後1週間は体調管理に十分気を付けていただきたいと思います。春休み等に帰省される方々も同様でございますので、特にご家族の方々、その点気を付けられてください。また、歓送迎会や卒業・入学のお祝い会等は、会食のルールはしっかり守っていただきたいと思います。とりわけ参加者の直前の体調確認、それから感染リスクの高い行動を取ったか否かの確認、これだけは必ず行っていただき、何らかの異変や高いリスクの(行動)確認があった場合は参加しない、参加させない、これだけはお願いしたいと思います。

 それでは昨日の検査結果でございます。20代が54名と最多。この時期はやはり若い世代、卒業や帰省等々の影響もあると思いますが、集団でマスクを外し大声を出す、こういった行動がないように注意してください。そして、30代・40代の親世代が合わせて74名となっております。10代以下のお子さんが67名と、家庭内での感染が依然中心になっているということはお分かりいただけると思います。男性が118名、女性は129名でございました。

 居住地は先ほど申し上げましたとおり、松山市と今治、新居浜、西条、この4市が中心となっています。大洲市が10名と2桁ですが、こちらは全てが既存事例の追い掛けによるもので、新規はございません。それ以外の各市町はおおむねゼロから1桁台の陽性確認と、落ち着いた状況となっています。

 職業は会社員が61名で最多。このうち1名は四国電力の社員。既に昨日、担当課から公表済みでございます。伊方発電所の中で陽性確認が続いておりますが、四国電力は幅広に関係者の自宅待機を行っております。また、保健所も丁寧な調査を行っております。これまで陽性になった方も含め、いずれも運転員との接触はないことが確認され、発電所の運転そのものには支障がないと聞いております。引き続き、四国電力には慎重な対応を強く要請しているところでございます。また、児童・生徒が32名。未就学児26名と多くなっております。そしてちょっと気になるのがこの学生17名と増加傾向で、この中でもやはりこの春卒業の年代の方が学生の中でも最も多くなってきております。感染経路は今申し上げたように、家庭内が中心となっております。

 入退院の状況ですが、医療機関に入院されている方、出入りがあって、3名増えて74名。重症の方は変わらずに3名で、治療が続いております。宿泊療養施設は出入りがあって、3名増えて85名。自宅療養者等、一部入院調整中の方も含めて、11名増えて2,183名でございます。昨日も退院となった方230名、療養解除でご回復されました。

 入院患者の中でも、70歳以上の方は一時期より減少をしております。3回目ワクチンの効果はここに表れてきていると思います。なお、松山市の遅れをサポートするために接種券なしでも受け付ける県営会場、既に接種券は届いていると思いますので、全県民を対象に今日と明日、開いております。予約状況は本日が6割、明日は5割でございますので、ウェブでも電話でも受け付けておりますので、ご利用いただけたらというふうに思います。

 この3連休でどうなるのか、これが出てくるのが来週ですから、その明けた時の陽性確認数の水準、そして、高齢者への重症化を回避するためのワクチン接種の進捗、19の市町では7割を超えておりますので、特に松山市がこの接種がどうなるか、この接種が進めば、次の経済活動の再開の段階にシフトできる可能性がございますので、来週の状況を引き続き注視していきたいというふうに思います。そのためにも3連休、くれぐれもお気を付けて、そうしたことをベースにしながらお楽しみいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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