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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月25日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017509 更新日:2022年2月28日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月25日(金曜日)15時00分~15時25分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された陽性者は266名でございます。内訳は既存が138名、新規または調査中が128名でございました。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日は前日が休日だったということもあって150名。そこから比べると、100名以上増加ということになります。ただ、先週の同じ曜日が209名でございましたので、それと比べて50名以上の増加となりました。もちろん、今申し上げた反動があるんですけれども、松山市の109名に加えまして、感染拡大がここ数日懸念されている大洲市で38名、また今治市で31名と多くの陽性確認がありました。そして、やや感染が落ち着いてきていた新居浜市が26名に増加しておりまして、この4市だけで200名を超えるという状況でございます。特にこの4市が十分な警戒が必要ということになります。また、昨日は松山市で3件、大洲市で1件のクラスターも確認されています。松山市の3件は「高齢者施設」と「職場内」と「学校」、大洲市ではご高齢の方の友人間での「スポーツ活動」によるクラスターでございました。

 県内の感染、高止まりの状態にありますが、地域によっては増加傾向も見られております。全国的にも高止まりが続いている県、あるいは増加傾向の見える県が大半を占めておりまして、これは感染力の強いオミクロン株の特性であると思います。一時的に感染が落ち着いても少しの隙に入り込んでくる。そして、再燃する可能性がオミクロン株の場合はあるということだろうと思います。従って、感染状況が十分に下がるまで、また重症化を食い止めるためにも高齢者へのワクチン3回目接種が進むまで、緊張を緩めずに一人一人の感染回避行動の継続を、この二つの状況が改善されるまで継続をお願いしたいと思います。

 本日は昨日の検査結果と1週間のクラスター等の状況、そして高齢者施設の新たな一斉検査について説明させていただきます。まず昨日の検査結果でありますが、40代が43名と最多、次いで10歳未満が41名。家庭内感染が多くなっています。70代以上も25名と多くなっておりまして、感染経路は、調査中を除くと家庭内および生活上の接触で7割以上、男性は118名、女性が148名でございました。

 地域では松山市が109名。そして中予保健所が松前町10名、東温市9名、伊予市7名など合わせて32名。松山市および近隣市町、中予地域で合計141名となっておりまして、合計では全体の5割以上という状況でございます。そして、感染の連鎖が続く大洲市で38名。ただ、大洲市の場合は保健所の囲い込みに向けての作業が進んでおりますので、多くはその中で何とか判明し続けている状況でございますので、新規はそう多くありませんから、ここを踏ん張れば一気に脱出できる状況にあるということではなかろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。そして今治市が31名。今治市は大洲市と比べると新規が多いという状況でございますので、まだまだ注意深さが必要な状況が続きます。そして先ほど申し上げたように、新居浜市がちょっと心配で26名、西条市10名、西条保健所で計36名となっております。

 職業では、会社員が67名と最多でございます。そして、児童・生徒は52名。クラスターの影響もありますが、大半は家庭内感染でございます。この影響で本日は13校が臨時休業しております。内訳は東予が5校、中予が2校、南予が6校でございます。感染経路は、把握できているものの中では家庭内が圧倒的に多く94。学校が15。そして医療・福祉関係(施設)が12となっています。

 入退院の状況ですが、軽症および中等症の方、入院されている方は出入りがあって、4名増えて、重症も含めてですね、81名でございます。うち重症者は変わらず1名のままでございます。宿泊療養施設は出入りがあって、5名増えて86名となりました。一方、退院等となった方は265名いらっしゃいまして、無事に療養解除、ご回復されています。その結果、自宅療養の方は8名減って1,788名となっています。

 次に、1週間のクラスターの状況でございますが、2月17日木曜日から2月23日水曜日の間で、県内では12件のクラスターが確認されています。前の1週間、前週が14件でございました。新規クラスターの内訳は「職場内」が最も多く5件となっています。次いで「高齢者施設」も4件、「友人間」が2件、「会食」が1件でございます。保健所別では松山市保健所が4件、次いで中予保健所が3件で多くなっています。そして西条と新居浜の(地域を管轄している西条)保健所で2件ずつ。そして宇和島で1件でございます。新居浜市や今治市、松山市の高齢者施設で新規クラスターが確認されているほか、既存クラスターでも高齢者への感染の広がりが見られます。県では県のクラスター対策班の派遣、そして保健所の現地指導等による対処を速やかに進めるとともに、施設内で療養中の高齢者の方々に対しましては、症状の悪化を未然に防ぐために、施設や協力医療機関、それぞれございますので、そこと連携を取りながら経口薬あるいは中和抗体薬の投与、これを施設内で初期治療を行っております。そして、必要に応じて一時的な酸素療法も併せて行っているところでございます。その中で入院が必要な場合は速やかに搬送するという、それぞれの連携を取っているところでございます。松山市、松前町、伊予市ではそれぞれ「職場内クラスター」が確認されています。これ本当に事業者の皆さん、今一度こまめな換気、1時間に2回以上、1回当たり数分間やらないと意味がございません。効果が出てまいりません。職場の感染対策のチェック、今一度お願いいたします。特に職場内で発熱に限らずのどの痛みや鼻水など、風邪のような症状がある場合は出勤を見合わせる、そして医療機関を受診すること、これを徹底いただくほか、職場で体調を日々日々確認し合える環境づくりもそれぞれで進めていただきたいと思います。しっかりやればそこで止まりますので、広がってしまうと仕事、会社の業務そのものに影響が出てしまいますので、ぜひよろしくお願いいたします。また、会食クラスターのほか、「友人間クラスター」でも会食(を伴うもの)が確認されています。親しい友人同士でも、また飲食店以外の自宅等で行う場合でも、会食などマスクを外す場面ではルールの順守をお願いいたします。特に、参加者に直近でリスクの高い行動があったのかどうかの確認、それとその時の体調不良者がいるかどうかの確認、これをぜひ行っていただきたいと思います。

 感染が高止まりしている松山市や、このところ感染拡大が顕著な今治市、大洲市に限らず東中南予、いずれの地域でも油断や気の緩みで感染が広がって、クラスター化する可能性があるということがオミクロン株の特色でございますので、特に、高齢者施設などに感染を伝播(でんぱ)させないということが重要でございますので、よろしくお願いいたします。

 次に、学校施設の陽性確認状況、児童施設も含めてですね。クラスター認定にかかわらず1週間で10名以上の陽性者が確認された学校等をまとめて公表しておりますのでお知らせいたします。この1週間では全体で6件ございました。前の週も6件でございました。中予地域で3件。児童施設1、小学校1、大学等1。南予地域で3件。児童施設1、中学校1、高校等1。施設別では児童施設が2、小学校1、中学校1、高校等1、大学等1で、何とか広がりが抑えられている状況にはあります。それぞれの施設の現場で、懸命な対策が取られているということだろうと思います。

 続いて、高齢者施設の一斉検査のお知らせでございます。今回新たに一斉検査を実施する市町は、第6波では3回目になりますが、幅広い世代で感染が広がっており、既に高齢者にも波及が見られる大洲市、そして大洲市に隣接する八幡浜市、西予市、内子町の3市1町。いまひとつは若い世代の割合が高く、今後高齢者へと感染が広がっていく懸念がある今治市。今治市では第6波で2回目の実施になりますが、ここ最近の感染状況を踏まえまして、もう一度行わせていただきます。対象施設は特別養護老人ホームの職員および新規入所者、認知症高齢者グループホームの職員、介護老人保健施設・介護付き有料老人ホーム等の職員の方々であり、2月28日以降に順次実施してまいります。高齢者施設の関係者の皆さんはもう本当に日々感染対策に努めていただいておりますが、念のため、施設内感染から利用者や職員の皆さんを守るために、ぜひご協力をお願いいたします。

 最後に、ワクチン3回目接種についてでございます。昨日も申し上げましたが、3回目接種は第6波における、とりわけ高齢者の方々や基礎疾患をお持ちの方々の重症化を防ぐというふうなことにつながるということが専門家から指摘されております。そして、最近、大都市部で確認が増えているオミクロンの次なる株BA.2の到来も場合によっては視野に入れておく必要があり、オミクロンよりも感染力が高く、まだ解明はされておりませんが、重症化についてはオミクロンと同程度と言われておりますが、それを視野に入れますと、3回目接種でやはり特に高齢者の方々、基礎疾患をお持ちの方々の3回目接種を進めておくことが重症化を防ぐというその対処にもつながるということで、県としても要望のあった地域も含めて、東中南予の3カ所で実施をしております、県営の集団接種については、まだ予約が可能でございますのでお知らせいたします。

 まず、県営の松山会場、これは県民文化会館で行っておりますが、県内にお住まいの方、県民の方で、接種券が送られて、お持ちの方全員を対象としております。そして、西条の臨時会場は、西条市民の方が対象でございます。この二つの会場は明日26日、そして明後日27日の2日間。松山会場の方はその後も続いて行われてまいります。西条会場の方は明日、あさっての2日間のみでございます。そして八幡浜会場でございますが、こちらの方は八幡浜市民の方が対象で、明後日1日のみでございます。いずれもまだ接種枠には(空きがあり)、今からだと間に合います。ただし、県民文化会館の松山会場は26日土曜日分が随分と埋まってきておりますので、土曜日にもし必要とされる方、お早めにご連絡ください。日曜日の方はまだ空きがございますので、重症化を防ごうというふうなことから希望される方は、ぜひお申込みいただけたらと思います。2月中に3回目接種を希望する(方にとっては)最後の機会でございますので、接種券のお持ちの方はぜひ予約をし、希望される方は接種を受けていただきたいと思います。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、高齢者施設等でのクラスターはかなり陽性者の数が多い所、ケースもあるようですが、このあたりの懸念というのはいかがでしょうか。

 

(知事)

 はい。ただですね、先日、中予の高齢者施設で一斉検査を行いましたが、1千人以上の検査で、幸いなことに陽性確認はゼロでありました。高齢者施設はそれぞれもう会見でも申し上げてきたとおり、一斉検査もそうですし、それから3回目ワクチンも施設の方は2月中に9割以上は接種が完了できる見込みであるということ。そして、どういう場面で感染が確認されたかというのを各保健所からデータを集めて、それを体系的に整理して、それぞれの市町に送付し、そして市町は大半が人海戦術で一件一件訪問して、注意喚起まで行っておりますので、そういう意味では(効果が)出てはいるんですけれども、全体数からいえばかなり抑えられている。それは今申し上げたような対応だけでなく、やはり施設の方々が本当に気を付けて生活をされている結果だろうと思います。でも、それだけ気を付けていても、例えば家庭内感染とかで症状が出ないで(施設内感染が起こる)、ということもありますので、それはもう早期に探知をするということが極めて重要でありますから、今回、特に感染の心配な場所を第3弾(の一斉検査)として抽出して、そして大洲市の周辺はそんなに確認されていないんですが、早めの探知ということで、生活圏の問題もありますから実施をする。こういったことを積み重ねていくということがいいんではないかというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。明日から県営の接種会場での接種の運用も始まりますけれども、2月末までに高齢者の接種っていうところで、一部進んでない地域もありますけれども、高齢者の予約状況というか、そのあたりはどのように把握されているんでしょうか。

 

(知事)

 はい。実はですね、接種券の送付が遅れた、もうつい最近送ったという所もありますので、いろんな声も寄せられています。例えば分析をするとですね、土曜日は順調に入ってきてますけど、日曜日の場合ですね、やっぱり月曜日からのことを考えて「土曜日だったらな」というふうなこともあるかもしれません。これはちょっと分析してみたいと思っています。それからもう一点は、結構、県に問い合わせがあるのが、「やっぱりまだ接種券が届いてないんだけど打ちたい」と。「何とかならないか」という声もかなり来ています。ですから、接種を希望される方は潜在的には多くいらっしゃるということが分かってきていますので、そういった、今回はちょっとこの土日はこのままいきますけども、そういった声もですね、受け止めて、松山会場の場合はまだこれからも3月も続いていきますので、そういう声をしっかり受け止めた上で、運営方法も臨機応変には考えていきたいというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 県民文化会館では1カ月ほど会場が、土日があるということで、例えば接種券が届いてなくても3月中に打ちたいという方がいればそれも考えていると。

 

(知事)

 可能性として検討はしてみたいと思っています。まだちょっと決めているわけではありません。

 

(テレビ愛媛)

 松山市民にとってはですね、接種機会の、貴重な機会の提供という意味合いもあると思いますが、そのあたりはいかがですか。

 

(知事)

 そうですね、ともかく一番の問題はやはり接種機会、それぞれ頑張っているとは思いますけれども、高齢者の方々、対象者の方々に対して、そもそも接種の回数準備ができていなかったということもありますので、それを増やしていくということが今重要だと思いますので、県のこういった会場も一つの視野に入れていただいて、対応していただけたらというふうに思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すいません、愛媛朝日テレビです。来週にはですね、県立高校の受験なんかもあるんですけれども、昨日、会見の場でも今治市さんが取り組まれていることについて、記者からも質問があったかと思うんですけれども、あらためて来週受験ということを踏まえてですね、何か県内の学校とかにですね、呼び掛けるようなこととかはありますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、小中、特に中学校だと思いますので、これは市教委の対応になってしまうんですけども、感染状況については保健所ごとの状況をお知らせしていますので、それを踏まえて、必要な場合、感染がちょっと心配だという場合は、今治市のような臨機応変な対応というのも効果があるんじゃないかなと思いますので、要は感染状況の日々日々の状況の把握と、それに基づいた対応ということが一番いいんではないかなというふうに思っています。

 

(南海放送)

 南海放送です。3回目接種の話題、今いろいろと話があったんですけれども、来週からは5歳から11歳までの子ども向けの接種も始まりますけれども、やはり保護者の方にはですね、自らホームページや報道等で情報をキャッチして、判断をそれぞれしてもらいたいということがあると思うんですけれども、あらためてこの件について知事、どうでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これは本当に国の全国的な方針として進められていきますので、進める以上はその裏付けがあるということになろうかと思います。その裏付けとは何ぞやと言えば、専門家会議、専門家の先生方が議論して必要という判断に基づいているわけでありますから、やはりそこからの情報発信というものがないとですね、われわれもなかなかこう申し上げられないところもあるので、これは知事会を通じて要請を強く求めているところでございます。ですから、その安全性について、あるいはその工程について等、もう少し積極的に出していただきたいなというふうに思います。それに基づいて、われわれも県民の皆さんにお伝えしていくと思いますが、ただ、いろんなご意見もあると思いますので、(日本)小児科学会のホームページも参考にされたらいいと思いますし、それからかかりつけ医の先生に相談するのもいいと思いますし、大事なことはその結果として希望をされる方にしっかりと各市町、(接種は)各市町の事務になりますので、打つ場所が提供されるということが今の段階かなというふうに思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 その他、質問等よろしいでしょうか。では終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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