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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月24日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017508 更新日:2022年2月26日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月24日(木曜日)15時00分~15時25分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された県内陽性者の方は150名でございます。内訳は既存が102名、新規または調査中の方が48名でございました。感染が確認された方に、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。また、昨日残念ながら施設内で療養中の方1名、お亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様方にお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられたのは70代の方で、コロナの重症例の方ではございません。個別の情報についてはご遺族の心情等に配慮し、これ以上は公表を差し控えさせていただきます。

 もう皆さんもこれまでの経験でお分かりのとおり昨日は祝日でありましたので、その翌日というのは低めに出るということでございます。県内全体の情勢はここ最近の休日の感染確認数を見ても同水準ないしは若干高いぐらいですから、いまだ高止まりの状態は続いているということで、また最近地域によっては若い世代の確認が増えておりますので、その後に高齢者へ(感染が広がる)ということも気を付けなければならない点でございます。今日の数字だけで判断しないようにお願いいたします。また、昨日クラスター2件確認されてます。松山市で「会食クラスター」が1件、そして今治市で「学校クラスター」が1件でございます。

 本日は検査結果、二つ目に確保病床の拡充、そしてワクチン3回目接種の職域接種の状況等についてお知らせいたします。

 まず、昨日の検査結果ですが、10歳未満から50代まで2桁の確認が続いています。男性は76名、女性が74名でございました。

 地域別では松山市が全体の半分近い65名。そして、昨日は休日であるにもかかわらず、今治市で40名。そして大洲市で19名。この3市だけで全体の8割を占めるという状況でございます。既存事例の調査が進んで関係者の陽性が確認されている、囲い込みの作業が順調に進んでいるということもありますが、今治市の40名は平日の検査であった昨日公表の34名よりも増加しておりまして、非常に懸念すべき状況にあります。市中で感染が連鎖していく可能性も否定できません。今治市にお住まいの皆さんはもとより、通勤や通学、日常生活で往来がある方も含め、高い警戒心を持って行動していただきたいと思います。また、今治市長、大洲市長とも連日連絡を取り合っておりますが、それぞれの市単位で、市としての独自の対応策も出ているということでございますので、市民の皆さん、それぞれの市の対策にも耳を傾けて、対応をしていただきますようお願いいたします。

 次に、職業でございますが、会社員が45名で最多でございます。児童・生徒はクラスターの関係もあって32名と多くなっています。この影響で、本日は10校が臨時休業しております。内訳は東予が3校、そして南予が7校となっています。感染経路ですが、依然として家庭内が59名と最多。そして、連日家庭内が多く確認されておりますが、特に高齢者と同居されているご家庭の方は、特に十分気を付けていただきたいと思います。

 入退院の状況ですが、出入りがありましたが、入院されている方は軽症・中等症、重症両方合わせて、3名減って77名。そして重症病床の方は変わらずに1名でございます。宿泊療養施設も出入りがあって、7名増えて81名でございます。退院となった方は昨日も多く出てまして200人を超えています、210名。その影響で自宅療養の方は65名減って1,796名となりました。

 次に、確保病床の拡充についてでございます。これまで最終フェーズで確保している病床数は316床と申し上げてまいりました。しっかりと病院のベッドだけでなく、空けた時の医師、看護師の確保も含めた確保病床でございます。新たにこれに加えまして、東予地域の民間医療機関に協力をいただけることになりました。そちらで病床を新たに7床を確保していただけることになりましたのでお知らせいたします。特に、この第6波では、今少し落ち着いてますけども、一時、東予地域の病床が非常に逼迫(ひっぱく)した時期があったことは会見でも伝えてまいりましたが、その地域で新たな病床が確保できたことは、大変ありがたいと思います。ご協力いただく医療機関の関係者の皆さんには、心から県を代表してお礼を申し上げたいと思います。こちらの追加の7床は最終フェーズだけでなく、最も低いフェーズ1から運用可能としていただきました。ということで、このため県内の最大確保病床数はこれまで最終フェーズで316床でありましたけれども、323床になります。そして、現在のフェーズ3、昨日まで263床でありましたけれども、これはもう既に使える第3フェーズでも使える病床ですから、七つ増えて270床ということになりますので、今後はこちらの数字で受け止めていただきたいというふうに思います。

 次に、ワクチン3回目接種の職域接種の状況でございます。ワクチンの接種に関しては、まず小児接種についても触れさせていただきます。その後、職域接種ということでお話しさせていただきます。

 小児接種、5歳から11歳までの小児接種については各市町、こちらも全て市町の事務になりますので、それぞれの医療機関と調整しながら、市町ごとに体制を組んでいただいております。各市町に開始時期について聞き取りをしたところ、松山市が来月1日から開始、伊予市が4日、砥部が5日と続きまして、全市町で3月中、調整中のところも一部ありますが、全市町で3月中に開始される見込みだということでありました。松野町と鬼北町のみ、こちらだけは広域連携に取り組んで、12日から松野・鬼北合同で集団接種を開始する準備をしているということでございます。県内の対象人口は約7万8千人。一方、こちらに必要とされるワクチンの供給については、3月末までの供給分、これは対象者の2割程度にとどまります。国から送られてくるワクチン、小児向けワクチンは2割程度にとどまります。そして、4月末までに追加で約6割、4月末までに合計で8割が供給されるという見込みでございます。これを受け、パネルの下のように12市町は一斉に(接種券を送る)、こちらの下の8市町は年齢の高い順に接種券を送付する方針であるということでございました。

 これまでの会見でも申し上げましたように、国に対しては全国知事会を通じまして、小児接種のメリット・デメリットについての十分な説明と情報発信、あるいはその接種の工程等について速やかに行っていただくように要請をしているところでございます。ぜひこのことを受け止めて、国の責任で行っていただきたいと思います。ただし、お子さんでも基礎疾患を有する方や家庭内に高齢者や基礎疾患を有する方と同居するなど、ワクチンを打ちたいという意向をお持ちの方も一定数いることも事実でございます。なお、そうしたお子さんに早くワクチンを届けたいと考えているお医者さんもいらっしゃいます。お子さんでもワクチンを必要とし、希望する方が接種できるように、こうして全市町で体制を整えているところでございます。今後、お住まいの市町からそれぞれ接種券が郵送されてくると思いますが、国からの情報や専門家の意見も踏まえて、接種についてご家族でよく相談をしていただけたらと思います。また日本小児科学会ではワクチン接種に当たり考慮すべきお子さんの基礎疾患、お子さんでも重症化するリスクのある基礎疾患ですね、この一覧をホームページで日本小児科学会が公表しているということでございます。こうした基礎疾患を有するお子様については、かかりつけ医の先生ともよく相談していただけたらと思います。県としては希望される方への接種が円滑に進むよう、これまでと同様、各市町へのサポートを行っていきたいと思います。

 次に、職域接種でございます。県内で1回目・2回目の職域接種を行った29団体のうち、現時点で22団体が3回目の職域接種を実施する予定と聞いています。接種予定者ベースでは、こちらで合計約4万7千人への接種が見込まれておりまして、早いところでは今週末から始まるそうでございます。そして、3月末までに22団体のうち12団体が実施予定ということでございます。なお、今週末から接種を開始する県厚生農業協同組合連合会から、県・市町が進める早期接種に協力するため、空き枠が生じた場合、一般の方への接種を行う方針であるという連絡が入りました。昨日、市町ごとの接種状況をお伝えいたしました。特に松山市では接種が大幅に遅れておりまして、これからさらに接種体制の拡充が求められる状況でございます。接種券は配送されていても、接種できる状況、キャパが6割程度という状況でありますから、こうした枠が新たに協力で生まれるというのは大変心強く思っております。接種券をお持ちで(お住まいが)会場のお近くの方、JA愛媛厚生連健診センター、こちらは松山市の鷹子町になりますが、お近くの方はそういう空きの情報があった場合、ぜひ活用していただきたいと思います。

 なお、いろんなかたちで接種が進んできておりますが、この3回目接種というのは、まず現在の第6波、そして場合によっては次なる第7波、BA.2と言われるステルスオミクロン、こちらへの備えというのも視野に入れてのことでございます。まだ全体像が解明されているわけではありませんが、いろいろなところからの報告をこの段階で取りまとめますと、BA.2は現在のオミクロン株より感染力が1.4倍ぐらい高いと。ただ重症リスクはそう変わらないんではないかぐらいでございますけども、そういった情報が一部出ております。となると、この3回目、もし波が来た場合、今、東京や大阪で市中感染が確認され始めていますので、そのことを考えますと、重症化リスクを防げる効果があると専門家が言っているお年寄り、特に体力の弱いご高齢の方の3回目ワクチン接種は非常に重要なポイントになってまいります。そしてまた、国では3回目接種を終えた後のさまざまな経済活動等々の検討も始めているやに聞いておりますので、これが遅れるとその分、ウィズコロナというものを考えた社会活動の新たな展開というのも遅れてしまうということになってまいりますので、本当に各市町、大変だとは思いますけれども、こうしたようなことも踏まえて、一日も早く希望される方々に接種できる体制を全力で整えていただきたいと思います。そして、それを徹底的にフォローしてまいりますので、しっかりとスクラムを組みながら対応してまいりたいと思います。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(あいテレビ)

 すいません、あいテレビです。病床が追加されました。七つ追加されましたが、今後ですね、今回東予地区がそもそも逼迫していたっていうのもあって、七つ追加されたと受け止めているんですが、今後、さらに県としてどれぐらいを増やしていくとか、どのあたりを増やしていくんだということはお持ちでしょうか。

 

(知事)

 これは正直言って分かりませんけれども、いつでも、病床は少しでも増やせないかと努力は続けてまいります。ただ、公立病院については、もう最終フェーズになった場合に、例えば県立中央病院であるならば、一般診療、最終フェーズの場合3割削減、それを前提として構えることになります。公立病院の場合は大半がそういうかたちになりますから、そちらで上乗せするというのはかなり難しい状況です。となると、民間病院で、場合によっては、今回初めてコロナ病床を構えていただいたところもたくさんございます。そこで経験もしていただきました。それから、オミクロン株の特性というのも経験していただきました。そういったことを踏まえて、さらなる上乗せがもしできるところがあるならばお願いできたらということは呼び掛けていきたいというふうに思いますし、また今回のように新たにというところが出てきた場合には、しっかりと県としてフォローしてまいりたいというふうに思っています。一床でも積み上げという努力、そしてまた今回お分かりいただいたとおり、何も構えたからといってすぐに全てを空けるというようなことではなくて、感染状況・病床の使用状況を踏まえながら、フェーズをしっかりと見極めて対応してまいりますので、構えたからすぐにというわけではなくて、状況次第ではその分の追加をという最後の砦としての構えになりますので、そのあたりも含めて、丁寧に説明しながら呼び掛けは続けていきたいというふうに思っています。

 

(南海放送)

 南海放送です。今日感染者数40人が発表された今治市で、先ほど受験を控えた中学3年生に来週月曜日と火曜日、自宅待機を求めるという独自の対応が発表されました。これに対する受け止めお願いします。

 

(知事)

 試験もあるということも念頭に置いての対応だと思います。全部というわけではないですよね、しっかり分析して、感染のリスク高いところを限定してという対応ですので、しっかりとした対応をしていらっしゃるんではないかと思います。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すいません、愛媛朝日テレビです。昨日も知事おっしゃられていたのは、松山市さんのですね、ワクチン接種の関係なんですけれども、まず率直に、昨日松山市側がレクをされたんですけれども、その内容というのは知事のところに入ってきてますでしょうか。

 

(知事)

 細かくはまだ見てないんですけど、何か。

 

(愛媛朝日テレビ)

 お耳に入ってる範囲で受け止めというか、市側の反応を。

 

(知事)

 ニュースで見たんですけど、なかなかモデルナを希望されるという方が少ないというのは、それはちょっと違うかなという感じがしますね。よその市町も同じ条件ですから、やっぱり一番問題なのは、構えそのものが9万までしかできていない状況なんで、そこをやっぱり拡大していくということに全力を注がれるということが大事ではないかなと思います。そのために協力すべきことはどんどんやっていきたいと思っています。

 

(愛媛朝日テレビ)

 ちょっと加えてなんですけど、その発表の在り方、愛媛県さんですと知事がですね、先頭に立って発表されていらっしゃるようなんですけど、松山市さんは、昨日結構大事な状況だと思うんですけど、市長発表ではなかった。会見というかたちではなかったんですけれども。

 

(知事)

 いや、これはもうそれぞれの市町の事情があると思いますので、それぞれの自治体にお聞きいただけたらというふうに思います。

 

(朝日新聞)

 朝日新聞です。今、BA.2のお話がありましたけれども、今、愛媛県でBA.2の検出についてはどういう状況になっていますでしょうか。

 

(知事)

 愛媛県内では、今のところ1月の早い段階で、外国から来られた方の県内に滞在にする前の水際の検査で確認された1件のみでございます。ですから、県内で活動されたことはないので、囲い込んだ中での1件のみでございます。ただ最近、世界で見ると、デンマークは6割以上置き換わり、日本で流行っているBA.1から、このさらに感染力が高いBA.2に置き換わった。それから、50%を超えたのがたぶんインドで置き換わりが始まった。それから、件数が少ないんですけども、中国でBA.2が置き換わり始めているというニュースもちらっと見たんですけども、これはニュースで見ただけですけども。その一方で、国内は東京と大阪で日増しに人数が増えてきているのが非常に気になります。ということは、いずれということも想定しておく必要があるんではないだろうかと。となると、これが正しければいいんですけども、感染力が1.4倍で、重症化率は今のオミクロン並みということを想定すると、やはりワクチン接種が非常に大事になってくるかなということをより一層感じます。重症化を防ぐという意味においてですね。

 

(朝日新聞)

 オミクロン株かどうかを確定するのって、ゲノム解析で一定日数が必要だという話でしたけれども、BA.2についても、やはり陽性が判明したっていうところから、ある程度日数は掛かるでしょうか。

 

(知事)

 3日ぐらいですね。簡易判定ではデルタではないというところは確定できるんですけど、そこからゲノム解析、今、(衛生環境)研究所の方でできるようになっていますので、その解析に3日ぐらいかかるということですね。

 

(朝日新聞)

 県ではゲノム解析によってBA.2か、今までのオミクロン株かっていうのは分かるのでしょうか。

 

(知事)

 できますね。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、ワクチンの関係で。以前県内ではモデルナを嫌厭する状況は発生してないというような話でしたが、今もこの認識っていうのは。

 

(知事)

 特には聞いてないんですけどね。各市町の聞き取りから、割と愛媛県はスムーズに予約が入っているというふうな以外の(ことは)。当初新居浜で若干そういう傾向があるという時期があったんですけど、今はあまり聞かないですね。

 

(テレビ愛媛)

 特段、松山市に関しても同じような状況というか。

 

(知事)

 聞いてません、はい。

 

(南海放送(幹事社))

 他よろしいでしょうか。では、終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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