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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月16日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017500 更新日:2022年2月17日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月16日(水曜日)15時00分~15時22分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された陽性者の方、261名でございました。内訳は、既存が158名、新規または調査中の方が103名いらっしゃいます。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。また残念ながら昨日、施設内療養中の方、1名お亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りし、また、ご遺族にお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられたのは90歳以上の方でございます。コロナの重症例の方ではございません。亡くなられた方の個別の情報については、ご遺族の心情等を考慮して差し控えさせていただきます。

 昨日も、前日が281名でありますので、前週が260名、ほぼ同じ水準、減少傾向は見られず、全国的には都道府県比較で見ますとかなり抑えられている状況、これはもう多くの県民の皆さんが注意深く感染回避行動を取られている結果だと思いますけども、しかしながら、高止まりの状況は変わっていないという段階でございます。また、今後オミクロン株の感染力を考えますと、増加に転ずる可能性も十分あると思っております。特に松山市では148名、半分以上、先週以前の高い水準に戻っているのが懸念しているところでございます。また、西条保健所管内でも25名、そして中予保健所管内では33名、また八幡浜保健所管内、特にこれは大洲市でございますが25名、引き続き感染が多くなっているエリアで傾向が変わっておりません。また、大洲市で新たに飲食店クラスター、深夜帯のバーが確認されました。大洲市ではこの1週間で3件目のクラスターとなります。また今治市、前日は43名でしたが、昨日は15名でしたけれども潜伏期間の関係もあって、本日、多くの検査が行われる予定でございます。ですから、この結果次第で43名の状況がどう出てくるかというのは、この15名だけでは判断できないということを受け止めていただけたらと思います。

 2月に入って陽性確認、前週の同じ曜日を下回る日は続いておりました。また、土曜日は祝日の影響はありましたけれども、100人台にとどまる日もありました。しかし、現実は高止まりが続いているということに変わりはございませんので、本当に感染回避行動、もう十分やっていただいているということは分かっているんですけども、まだまだという方に向けて、ぜひくれぐれもよろしくお願いいたします。

 本日の説明は2点、昨日の検査結果と非常に重要なワクチン接種の進捗状況について説明させていただきます。まずは昨日の検査結果ですが、年代は40代が43名、最多、次いで10歳未満が40名と多くなっています。10歳未満から50代まで、幅広い世代で30名以上が確認されています。また、昨日は既存の高齢者施設クラスターでの陽性確認は実は少なかったんですけども、70代以上で25名と重症化率の高い世代で多くなっているのが心配しております。男性は140名、女性121名でございました。居住地は松山市が148名で全体の半分以上を占めています。そして、松山市周辺の中予保健所管内では、伊予市が11名、松前町が10名、ここが多くなっております。管内の合計でも33名となっています。そして、大洲市は新たなクラスターの影響もあって22名と多い。特に大洲市は10名から20名規模の感染が連日続いております。地域のみなさん、大洲市長にも直接やりとりしております。呼び掛けがあると思いますので、警戒を高めていただきますようお願いいたします。

 職業は会社員が72名で最多、そして児童・生徒が38名、この影響で本日は5校が臨時休業しています。内訳は、東予が2校、中予が1校、南予が2校でございます。そして、医療・福祉関係が28名となっています。感染経路は把握できているものの中では潜伏期間2日ぐらいという短いオミクロン株の特色で家庭内が119名で最多となっています。そして、クラスターの関係で飲食店が5名となっています。

 入退院の状況ですが、出入りがございました。その結果トータルでは8名減って83名でございます。重症の方は1人増えて5名になっておりますが、5名のうち複数名の方、回復傾向の連絡も入っております。また、重い中等症の目安とされる酸素投与を行っている入院患者の方は、先週は22名でございました。今週は最新で16名となっています。酸素投与を行っている方は高齢者の中でも特に年齢の高い方が多い傾向でございます。体力的な問題だと思います。宿泊療養施設も出入りがありましたが、トータルでは5名減って67名、そして自宅療養中の方は80名増えて1,888名でございます。一方で退院等となった方は193名、無事に療養解除、ご回復されました。

 次にワクチン接種3回目の状況でございます。現在の進捗状況、モデルナの活用実績、市町の予約枠の開放状況、3点を説明いたします。

 まず、これ2月14日月曜日時点でございます、その進捗状況。左側、こちらですね、2月末までの接種対象者に対する進捗で、濃いところが65歳以上の高齢者、こちらの薄い青は主には医療従事者の方と思っていただいていいんではないかと思います、64歳以下。で、これがトータルということになります。対象者は全部で約46万人いらっしゃいます。そのうち約14万人が3回目接種を終えられました。市町別で見ますと東温市が61.6%、一番多く接種が進んでおります。そして、ここから宇和島市までの11の市町で40%を超える接種率となっています。一方懸念しているのが、依然多数の感染者が出ている松山市が15.5%と出遅れております。特に気になっているのはこの濃い青のところ、65歳以上の接種がこの段階では進んでいませんので、これから松山市によりますと2月いっぱいでいけるというふうな報告、国にもそう報告されていると聞いています。それがしっかりと行われるとともに、接種の加速を強く期待したいと思います。次に右側ですけども、こちらは総人口に対する接種割合でございます。全国平均は10.3%で愛媛県も10.3%、全国平均と同水準になっています。接種状況はご覧のような感じで、こちらは町の方がちょっと高めに出ております。

 2点目は交互接種の問題、記者の皆さんからもご質問をよくいただきますが、交互接種の状況でございます。これを見ますと、全国で報道されているようなモデルナを敬遠するような状況は愛媛県内では発生していないということが、伝えてもまいりましたけれども、市町からの聞き取りでも明らかになっております。2月前半、モデルナに限定しても県全体の予約率は97.9%でございました。多くの方がモデルナを希望して接種していただいたということがここの数字で現れてきております。またパネルには表示していないんですが、現時点で市町が月末までに既に開放しているモデルナの予約枠、こちらは予約枠ですね、予約枠に対しても14市町で75%以上、4市町で60%以上、既に予約が入っているという回答がございました。このように本県では、モデルナ、ファイザーに関係なく、特に、ファイザーを希望して順番待ちをする。その結果モデルナの予約が埋まらないという状況はあまり見られておりません。これから接種を行う方も、これを参考に積極的に受けていただけたらと、予約をお願いしたいと思います。なお、いつも申し上げておりますが、専門家によりますと、ファイザーとモデルナの交互接種は他のパターンより抗体量が増加するとのことでございますので、参考にしていただきたいと思います。

 3点目は各市町の予約の状況でございます。3回目接種に向けた事務、接種は市町の事務になりますが、医療体制や人口分布が全く異なりますので、それぞれに見合った接種体制を組んでいただいておりますので状況が異なっております。こちらの表の縦軸は2月末までの接種対象者に対してどの程度予約枠を開放しているか、接種券を送っているかですね、どれだけ接種券を送っているかというふうなこと、これを示しております。こちらで縦枠が見えてきます。表の上側の市町は75%以上、いわば既にほとんどの予約枠を開放して、住民の皆さんの予約と接種を待っている状況でございます。既に「どうぞ予約してくださいね」というふうな状況、75%以上の、特にこれだけの市町があるということでございます。表の下側に入ってまいりますと、まだ予約枠を一定数残している、これから追加の枠を設定した後に住民の皆さんの予約を行う段階でございます。接種券、まだ発送があまりできていない、これからということでございます。特に松山市が50%未満になっております。表の横軸、こちらですけれども、その設定した予約枠に対して、住民の皆さんがどの程度予約したか、予約率、90%、80%、70%、これを示しているのが横軸でございます。聞き取りの結果、既にこちらの15の市町については予約枠も開放し、その開放した予約枠に対して70%以上の予約がもう入っているというふうなカテゴリに入るのがこちらでございます。多いところではもう90%開放した予約枠、予約が入っているという状況になります。順調に接種が見込まれる高い水準であると思っていいと思います。今治市は70%台にはなっているんですが、これは、実は最近予約枠を開放したばかりで、日がまだたっていないのでこれからどんどん上がってくると思われます。ただ、いずれの市町もまだ現時点で空きがあるということなので、接種券はご覧のように届いていますから、届いている方はぜひお急ぎで予約をしていただけたらというふうに思います。こちらがこのカテゴリの市町でございます。で、グラフの真ん中でございます。東温市は実は先ほどの表で見たとおり、接種状況は非常に高くなっていますが、これから接種も高くなっているのでさらに予約、「接種券をどんどん送るよ」という段階に入ってきているというふうに思っていただけたらいいんではないかなというふうに思います。こちらの方もこれから開放される予約枠を含めて、早めの予約と接種をお願いしたいと思います。そして、開放がまだ50%に届いていないのが松山市。松山市は接種の進捗が他と比べると遅れております。人数も多いということもあると思います。予約枠の開放を、これからの段階でございますが、松山市に聞き取ると、順次行う予定であるという回答でございました。希望する高齢者への3回目接種は今月中に完了させると国にも回答しているというふうなことでございます。ということは、今後急ピッチで進んでいくものと期待しています。現時点で松山市民の皆さん、予約が取りづらい状況だと思いますが、松山市によると順次予約枠は開放していくので、その都度速やかな予約をお願いしたいと思います。

 この高齢者への接種がオミクロン株の重症化を防ぐということに関して非常に重要でございます。全ての市町がご苦労されていると思いますけども、引き続き全力で取り組んでいただきたいと思います。県としても現在要請のありました四つの市町、松山市、今治市、大洲市、伊方町、こちらに対しまして、合計で延べ約300人の医療従事者の応援派遣を行っています。接種の加速に向けまして、市町の状況を細かく聞き取って、必要に応じて、場合によっては集団接種会場増設への支援など、さらなる後押しを行っていきたいというふうに思います。県民の皆さんは接種券がお手元に届き次第、空き状況を確認の上、ワクチンの種類を問わず、速やかに接種いただきますようお願いいたします。

 なお、予約枠に空きがある場合は、各市町ともエッセンシャルワーカー等への接種を速やかに進めることとしておりますので、その場合、予約枠が急速に埋まってしまう可能性も出てきます。であるが故に、接種券が届きましたら可能な限り早く、どこの市町でも予約を入れていただきますようによろしくお願いいたします。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、テレビ愛媛ですが、既にモデルナ接種されている方は9割以上いて、まだ予約している方は、まだ14市町では70%以上というようなそういうことでしたかね。

 

(八矢副知事)

 事務レクで補足しますが、違います。市町が何人分モデルナを打てますというふうに予約をしたその枠に対して、どれだけ実際に打った人がいたかということです。

 

(テレビ愛媛)

 この数字に対して、あらためてどのような評価をされますかね。

 

(知事)

 そうですね、一概に条件が違いますから、市町ごとに差が出てくるのは仕方ないとは思うんですけれども、やはりこの高齢者への感染が重症化リスクの高い層ということで懸念事項になっていますので、やはりここはもうともかく一日でも早く希望される方への接種は進めるのが重要だと思います。そういう中で、ちょっと先ほどの表を見る限り、2月いっぱいで何とかなるというふうな回答は得ているんですけども、この現時点での接種状況を踏まえると、相当なスピードを上げないと間に合わないという可能性もあるんじゃないかなということで、松山市の状況が懸念しているのは間違いないと思っています。

 

(テレビ愛媛)

 市町によって、今後予約枠を開けるにしても、供給量次第というところがあると思いますが、そのあたりあらためて国に対してはどのような。

 

(知事)

 供給の方は、この高齢者の関係についてはもう既に来ていますので、そこは心配ないんです。後は打つ体制づくりの方です。はい。

 

(南海放送)

 すいません、南海放送です。1回目、2回目の頃から何度も言われているとは思うんですけれども、ワクチンを早く打ちたいという声がある一方で、副反応であったり、重症化しないということを捉えてワクチンを打たないという選択をする方もいると思うんですけれども、あらためて知事から呼び掛けお願いします。

 

(知事)

 はい。確かにオミクロン株っていうのは、重症化しにくいと言われていますが、重症化しないわけではないということがポイントで、場合によってはということもありますんで、重症化率が低いということで、2回終わった方が「まあいっか」ということにはならないというふうに思います。特に顕著に、これは昨日まで説明してきたアルファ株、デルタ株、オミクロン株の比較を見ても、やはり打たれて接種した後に、特にデルタ株の場合は高齢者への感染が抑えられたという点、そして、その後の高齢者の死亡率が減少したという点、この点を踏まえると効果があるということ、県内のデータでもお分かりいただけると思いますし、また専門家の先生がこれも全国レベルでその効果というものを訴えられておりますので、ぜひ正しい情報の下にですね、必要な方は積極的に接種していただけたらなというふうに思っています。

 

(南海放送(幹事社))

 他にありますでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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