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新型コロナウイルスの感染の確認等(2月1日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017485 更新日:2022年2月2日 印刷ページ表示

日時:令和4年2月1日(火曜日)15時00分~15時34分

場所:知事会議室

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認された陽性者は344名でございました。内訳は既存179名、そして新規または調査中が165名。感染が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日公表、一昨日公表は土曜日の午後の医療機関がお休み、日曜日の終日医療機関がお休みのところが多いという状況を受けての確認でしたので、どうしてもこれまでの傾向どおり少し低めに出るということは申し上げさせていただきました。むしろ、その後の月曜日の検査結果がどの程度になるかがその水準の見極めの一つの目安になるというふうなことを申し上げてきましたけれども、まだまだやっぱり344名と高止まりから脱出できていないと。ただ、先週の火曜日公表分が367名だったので、前週よりは減少しているということでありますが、多少の減少でございます。昨日申し上げたように、先行して感染が拡大した沖縄、広島、山口の各県ではそれぞれ異なる状況になっておりまして、沖縄は既にピークアウトに入って、前週と比べると連日減少傾向が続くようになっています。そして、広島はここ2日、3日ぐらいで、前週よりは減る、高止まりですけどもその兆候が出ている。山口県はまだその兆候が出ていない、増加が続いていますが、増加のペースは落ちてきているというふうなことを申し上げました。今後、愛媛県がどうなるかについてはまだ予想もできないという段階ですけども、ただ、感染が広がる起点となった日時から考えますと、愛媛県の場合は今週の状況が沖縄県のペースになるのか、広島県のペースになるのか、山口県のペースになるのか、そういった段階を迎えようとしているということは間違いないと思います。ですから、今日そして明日、あさってぐらいの傾向を見れば、どのパターンに愛媛県がたどっていくのかっていうあらの方向が見えてくるのではなかろうかというふうに思っています。いずれにしましても、山口のようなペースになった場合はまだまだ増加ということになってまいりますので、いずれにしても警戒を緩めることは全くできないという段階だと思います。

 そして、昨日、残念ながら医療機関を受診し、実は昨日、医療機関を体調悪化で受診されて、そこで陽性が確認され、そのまま病院の方、直後に重点医療機関に搬送された方がいらっしゃいます。残念ながらお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈りするとともにお悔やみを申し上げさせていただきます。亡くなられたのは最小限(の情報しか出せない)ですけども、90歳以上の方でございます。今聞き取りもまだできていませんから、基礎疾患やワクチン接種の有無は調査中でございます。これ以上のことは申し上げません。後日、統計的に整理し公表したいと思います。ただ90歳以上の方で、昨日検査し陽性が発覚、速やかに病院に行かれたんだけれども、残念ながらお亡くなりになったというケースでございます。

 感染のピークはまだ見えていませんが、その上で四国中央市と西予市でやはり「高齢者施設クラスター」が確認されました。申し上げてきたとおり、各保健所のこうした施設のどのようなケースで感染が広がったかという聞き取り調査の中での実例のデータを県の方で取りまとめて、各市町にお渡しをいたしております。市長会、町村会を通じて、各市町ごとに施設へのそのデータをもって、呼び掛け等々を行っていくということになっておりましたが、既に始まっているそうでございます。また加えて、もうほとんどの人には「言うまでもない、またそれを聞かされるのか」と言われてしまうんですけども、まだまだという方もいらっしゃるのであえて申し上げます。今回はとにかく不織布マスクの正しい着用、そしてこまめな手洗い、手指消毒、定期的な換気、これが非常に効果的であります。基本的な感染回避行動の徹底をお願いいたします。ここの基本を押さえておけば、リスクの低い行動というのは、(言い換えれば)そうリスクは高くないということでございますので、落ち着いて日々の生活、経済活動をお送りください。会食でもしっかりとした対策を取っている認証店など、しかも4人以下の会食ルールを守って、さらに普段顔を合わせているご家族とか、こうしたところで会食するというのは全然、全然とは言いません、もうリスクは本当に低いですから、そういったことも落ち着いて、もし構わなければ利用してあげていただきたいと思います。

 本日説明するのは3点。昨日の検査結果、入院患者の年代構成および入退院の状況、そしてオミクロン株の特性を踏まえた緊急対策は先日お知らせしましたけども、その受け付け開始のお知らせでございます。まず昨日の検査結果ですが、50名以上の確認があった世代が結構ご覧のとおり幅広くなっています。前半の頃は20代が突出していたというのはご記憶があると思いますが、幅広い世代に広がっているという、特定の世代が中心という状況ではなくなってきているということでございます。とりわけ、昨日は松山市・西条市で既に確認されている医療施設や高齢者施設のクラスター、この関係もありまして、90歳以上が12名と非常に多くなっております。重症化リスクの高い高齢者、そして体力が本当に弱くなっているこの年代の広がりは大変心配でございます。男性は170名、女性は174名でございます。

 地域別は340名のうち191名が松山市に集中しています。全体の約55%でございます。新居浜市は昨日の1日前と同じような状況で44名なんですが、先週50名台が続いていましたので、若干減少して高止まり。西条市は26名でこれ30、40名以上が続いていましたので、減少傾向にはあるけどもまだまだ高い注意が必要という状況でございます。松山・新居浜・西条の3市で344名中260名以上、愛媛県の場合は全体の75%を3市で占めておりますので、愛媛県の現在の感染の中心はこの3市となっています。四国中央市は1カ所でクラスターが発生している関係で21人と多くなっていますが、事例としては少ない状況でございます。また、ちょっと気掛かりなのが中予保健所管内でございます。こちらがですね、29名。伊予市が8名、そして東温市が10名、松前町が8名、砥部町が3名。増加が見られます。同じ生活圏である松山市からの感染の染み出しが懸念されますので、それぞれ個別に私の方から市長さん、町長さんに連絡をいたしまして、この中予保健所の動向が気掛かりであるので、基本的なことはもう共有していますから、一層の徹底をということで受け止めていただきました。それぞれの市長・町長さんからも呼び掛けがあると思いますので、お聞き置きいただきたいと思います。

 次に職業ですが、会社員が85名で最多でございます、変わりません。未就学児も22名。そして児童・生徒は61名になりますが、この影響もあって、本日は10校が臨時休業しております。内訳は東予が6校と中予が4校でございます。医療、福祉も施設の関係もあって12名、28名と多くなっています。クラスターの関係でございます。

 一方、入退院の状況でありますが、入院された方、施設の方でかなりのご高齢の方も入院されていますが、一方で退所された方も多く出たのが昨日でございました。その関係で出入りがありましたが、トータル的にはプラス1で99名でございます。医療機関の負荷の状況についてはいろいろ聞き取り進んでいますので、後ほどご説明させていただきます。重症者は今のところ変わらず3名で、一部回復傾向の方もいらっしゃると聞いております。ただ一方で、重い中等症の目安とされる酸素投与、重症にはまだ至らない段階ですが、酸素投与を行っている入院患者さんはやはりご高齢の方が多くなっていますので、こちらはちょっと16名と増えております。医療現場では懸命な治療が続けられております。一方、宿泊療養施設に入所されている方は出入り含めて変わりません、61名でした。なお、昨日からお知らせしたとおり「ホテル泰平別館」の運用を開始いたしました。ただ、今はまだ(入所者は)61名、263室用意しておりますが、61名という状況でございますので、逼迫(ひっぱく)しているわけではありません。しかし今後のことも考えて、先日の会見でも申し上げましたが、五つ目の宿泊療養施設、水面下で交渉をしておりました。そして今回このたび松山市内で新たに116室の宿泊療養施設を提供いただけるということで合意することができました。心から感謝申し上げます。これで既存の宿泊療養施設と合わせて379室となります。合意ができましたので、今後は工事をしたりですね、それから既に予約が入っている方々のスケジュール感もあります。今ご覧のような状況ですから、すぐ明日から使うという逼迫した状況でありませんので、運用に向けた調整を進めております。施設の詳細は準備が整い次第お知らせいたします。そんなに急ピッチというか、今言ったような要因がありますので、しっかりと体制をつくるということでございます。379室ということを今日は受け止めていただけたらと思います。次に自宅療養は一部調整中の方も含めて2,382名、117名増。それから一方で退院等となった方も225名いらっしゃいます、(累計)8,043名。この中には高齢者の方もやはりオミクロン株の傾向、重症化しにくいということもあって、高齢者の方も多くの方が順調に回復をされていることも申し添えさせていただきます。

 次に入院患者の年代構成および入退院等の状況でございます。入院患者は徐々に増加傾向であり、100名に迫っています。既に重点医療機関に対しては最大確保病床316床の事前準備の検討を依頼しております。ただ、今ここで非常に慎重になっているのは、今構えている263床であれば最小限の一般診療への影響で止められることができるんですが、316床まで上昇しますとかなり一般診療への影響が出てまいります。ということで、100床になったら検討するということを約束していましたので、ここ現場の声というのが非常に大事であります。デルタ株の100床とオミクロン株の100床の現場の状況というのは全く異なりますので、医療負荷の状況や今後の見通しを見極めて、できれば一般診療にできるだけ影響を与えたくないというのが大事なことでもありますので、オミクロン株の対応と一般診療の対応を含めて見極めて、現場の声というものを大事にしながら、切り替えの必要性を判断したいと思います。

 次にこのグラフですけれども、1月17日以降の入院患者の年代構成の推移でございます。オレンジ色が70歳以上の入院患者の人数になります。そして70歳未満の方々を青色で表記しております。今日1プラスですから、1日前までの、1月31日までのデータでございます。これを見るとですね、70歳以上のオレンジの方、ご覧のとおり右肩上がりでどんどんどんどん増加しておりまして、今入院されている方の割合が77%でございます。そして、70歳未満の入院患者数はこの1週間程度はほぼ同じ水準で推移しています。もちろん両方とも出入りがあります。これではっきりしているのは70歳以上の入院患者数の増加、これは「高齢者施設クラスター」なんかの影響もあるかもしれません。それだけではありませんけども、いずれにしましても、その増加が入院患者数全体の数を押し上げているということが読み取れると思います。そして、医療現場でこれが新たな要素として出てきています。ご高齢の患者さんが入院されますと、特にかなりのご高齢の方になりますと、介助の医療現場での必要が加わります。70歳以上の患者さんの増加というのは特に看護師さんへの負荷、医療機関の負担の増加につながるということなんで、このあたりも十分に日々の状況を確認していかなければならないと思っています。

 次に年代別入院患者の入退院の状況、これもこれまでの株とオミクロン株、全く異なる傾向が出ています。どこと比較したかというと第4波と比較しています。実は第5波の時はワクチン接種が進んだこともあって、ご高齢の方の入院の比率が少なかったんですね。そういう意味では今とアルファ株と比較すると、非常に人数的な特色が浮き彫りになるんではないかということで、第4波との比較になっています。この表のとおり、第4波では、こちらですね、上の方、70代未満の入院率は17%ありました。70代・80代の入院率は、こちらは50%を超えていますね。高い水準にありました。これに対して、現在のオミクロン株なんですけども、70歳未満の入院率は2.4%、本当に重症化しにくいという傾向が出ております。17%に対して2.4。それから70代以上の入院率も、陽性者数に対して入院・治療が必要な方々ですね、ご覧のとおり半分以下の状況になっています。大きく下回っています。つまり、第6波では高齢者の陽性確認の増加ほどには、入院治療が必要な患者は前の第4波と比べますと増加していないということでございます。これはオミクロン株の特性プラスワクチン接種の影響もあると思われます。このことは症状が軽いとされるオミクロン株の特色として、冷静に判断するためにはここを見極めておく必要があると思います。

 また、次の入院患者さんの平均在院日数です。ここは医療逼迫の度合いを判断するときに非常に重要な指標になると思います。ご覧のとおり80代がやや長い、どちらも80代が、第4波の時も80代が長かったんですけども、年代によってこの時はあまり差が見られず、12日から17、18日程度が第4波の時でありました。第6波でも同じように年代別での大きな差はありません。ただ、入院の平均日数はご覧のとおりどの世代でも半分ないしは半分以下、第4波の約半分の6日から7日の入院日数になっています。これがアルファ株とオミクロン株の大きな違い、入院率と平均入院日数。ここは県民の皆さんにもお分かりいただけるんではなかろうかと思います。現時点では高齢者の方でも短いサイクルで退院されておりまして、年代にかかわらず、おおむね順調に回復され退院されています。

 そして、各医療機関へ聞き取りも行っています。聞き取りでも療養の経過についてですね、高齢者でも軽症で順調に回復し、退院できる患者さんは明らかに多い。もう一つがですね、重症化する例は少ないが、ただ高齢者の中でも基礎疾患をお持ちの方、こういった患者さんはその体力的な問題もあると思われますが、悪化により入院期間が長期化する例もある。こういう報告が上がってきております。そして病床の逼迫状況でございますが、現在この段階で、昨日、おとといの聞き取りです。病床が不足している状況にはないという各医療機関からの声でありました。ただし、ただしです。高齢者の患者が増えて、先ほど申し上げましたように看護師さんの負担が増加してきている。そして、このまま高齢者を中心とした入院患者の増加が続くと、医療現場の負荷は高まっていき、これは介助等が必要になりますから、そして一般診療の制限もやがて必要になるんではないかという懸念も示されています。以上の分析、そして医療現場の声を踏まえると、現時点では直ちに最大確保病床316床の運用が必要な状況ではないと判断されますが、今後は予断を許さない。ですから、ここについてはやはり現場の声が本当に大事でありますので、日々日々医療現場の状況を確認しつつ、そして、医療関係者の意見を踏まえて増床の判断を下していきたいというふうに思います。できるだけ一般診療に影響を与えないように、現場の声で逼迫の懸念という声が上がってきた段階で、準備はしてくれていますけども、316床を構えてくださいという判断をいたします。

 県ではコロナからは回復したけれども、基礎疾患等により入院等が長期化することに備えまして、こちらに入られている方はコロナ病床ですから、コロナは回復したんだけどという方がこれから出てくると思います。そういった長期化に備えまして、移転先となるのが後方支援医療機関でございます。現在県内で59の機関の皆さんにご協力のお申し出をいただいております。昨日、協力依頼の通知を行いまして、後方支援医療機関との連携により入院患者の症状に応じた適切な医療を提供することで、コロナの入院治療を行う重点医療機関等の負担軽減を図っていくということでございます。後方支援医療機関、もう既に動いていただいていますが、さらなるご協力をぜひ、このオミクロン株という特性を考えると、この後方支援医療機関の役割はものすごく大事になってまいりますので、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。また何より高齢者に感染を広げないことが重要でございます。高齢者施設における感染の広がりを早期に探知するため、1月に実施した高齢者施設一斉検査の第2弾を実施いたします。第6波では「高齢者施設クラスター」が相次いでおりまして、まん延防止等重点措置に先んじて、これまん延防止になると義務化なんですけど、本県はもう始めております。高齢者施設一斉検査を特別養護老人ホームで実施しました。今回の一斉検査では対象、これはもうお年寄りの入所者は外に出られませんから、大事なのは職員さんの確認だと思いますので、対象を職員等に絞りまして、今、全国的に検査キット不足している状況でありますから、感染が落ち着いてきた宇和島市以外の、感染がまだ懸念される5市、四国中央市・新居浜市・西条市・今治市・松山市を対象といたします。検査キットには限りがありますが、高齢者施設での早期探知を図るため、さらに対象施設を拡充して一斉検査を行います。その拡充の対象は認知症高齢者グループホーム、その職員の方々も対象といたします。こちらは5市分で219施設3,500人となります。さらに来週は介護老人保健施設、それから介護付きの有料老人ホーム、軽費老人ホーム、養護老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、5市の分で108施設、人数は4,500人となります。そちらにも来週は拡大する予定で準備を進めています。

 最後に、オミクロン株感染予防の緊急対策についての県の対応の各施策についてでございますが、緊急対策のうちこのパネルにあります「オミクロン株対応分散対策強化支援事業」、それから「ホーム&ワーク愛顔(えがお)の安心割」、それから「愛顔の読書券」、これについての受け付けを開始いたします。それぞれ事業の対象者のみ、簡潔に紹介いたします。

 まず、オミクロン株の第1番目、分散対策。飲食店については認証制度の方でバックアップしていますから、それ以外の業種が対象ですが、食品販売や理美容、対面による営業やサービスの提供を主とする事業者ということになります。次に「ホーム&ワーク」ですけれども、県内在住の方で家庭内での感染に不安を感じている方、時差出勤で公共交通機関等の移動手段が確保できない方、あるいは国家試験等々でワンチャンスしかない、追試がない状況ですから、そこでその試験まで宿泊施設を利用したいという方、いろんな方が対象としてあると思います。そういう方々の宿泊割引制度ですけども、特に細かな要件は設定しておりませんので、活用していただけたらと思います。次に「愛顔の読書券」ですけども、追加発行、今回は4万組を2回に分けて発行することといたしております。一時募集を開始します。こちらは小学校に入る前の未就学の子どもがいる方々の世帯が対象で、ぜひご利用ください。そして次が「愛顔の安心飲食店認証制度」。こちらは1店舗あたり15万円ですけども、こちらもございます。それから宿泊事業者等の設定するテレワークプランのデイユース利用料金を対象とする1人1名3千円の補助制度。そして、中小企業等へのテレワークに必要な機器導入経費等への助成金。こういったところは既に現在、申請を受け付けているところでございます。県民、事業者の皆さんは、こちらはどちらかというと感染予防のメニューになります。経済支援のメニューについては何度もお知らせしたとおり、まず全事業者が対象となっている「事業復活支援金」、これはもうぜひ使ってください。売り上げが30%ダウンしたところが、中小企業、個人事業主が対象です。かなり金額も持続化給付金並みにあります。まん延防止等が適用された場合の協力金との制限という条件もついていますけども、そういったことも知っていただき、フル活用してください。15%から29%ダウンした方は「えひめ版応援金」を活用してください。こうしたことで乗り切っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(南海放送)

 南海放送です。後方支援医療機関という、新たにご説明いただきましたが、これはいつ頃から稼働する予定で。

 

(知事)

 もう稼働しています。民間のお医者さん、医師会の方で動いてくれまして、要はコロナで入院されました、基礎疾患というのをお持ちの方、あるいはご高齢の方でも、やっぱりオミクロン株の特色で、10日たってコロナの感染の心配は無くなって、ただまだ体力が弱っているとかいうことですぐにご自宅に帰れない、施設に帰れないという方もいらっしゃいますので、感染の心配が無くなった方を受け入れていただく病院というのがこの59機関のご協力になります。もう既に一部受け入れ始めてくれていますので、ちょっとオミクロン株の特性を考えると、こうした利用というのが非常に、重点医療機関コロナの治療を必要とする方々をしっかり見るということを考えると、このオミクロン株の特色になろうかと思います。この役割がものすごく大きいなというふうに感じています。

 

(読売新聞)

 すみません、読売新聞です。先ほど第4波と第6波での年代別入院患者の入院率と入院日数の比較の資料を出していただきましたけれども、すいません、在院日数でいうと4波に比べて半分になっているということなんですけど、これ第4波の時と第6波では最初から入院できた第4波に比べて、初め症状がなければ入院が第6波では難しいかと思うんですが、その辺も含めてもやはり短くなったと言っていいんでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、はい。やっぱり軽症の方が、本当に無症状含めて多いというのが特色ではあります。ですから、当初申し上げました今回オミクロン株との戦いに入った当初、大事なことはやっぱり落ち着いて正しく恐れることで、その第1弾がオミクロン株の特性を見極めるということ。これは感染力は強い、だから感染確認数が多くなるのは避けられない、でも重症化リスクは低い、ただし重症化しないわけではない、ということで最も命に関わるということになるならば、基礎疾患をお持ちの方、体力のない方、非常にそこをフォローするのが大事であるというふうなことということを申し上げてまいりましたが、ただ愛媛だけではなく、全国でもやっぱり重症化病床というのはそう多く埋まってきていないですね。で、これは間違いなく(オミクロン株は従来株とは)別物として対応する必要があるというのはあらためて感じています。

 

(八矢副知事)

 第4波は「繁華街クラスター」から始まりまして、20代の若い方が中心でしたので、自宅療養が当初から中心でした。なので、第4波は最初から全員入院ということではなくて、ベースとして比較してもおかしくはないと思います。

 

(南海放送(幹事社))

 その他、質問等いかがでしょうか。よろしいでしょうか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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保健福祉部健康増進課

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