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新型コロナウイルス感染症に関する知事共同取材の要旨について

ページID:0017477 更新日:2022年1月25日 印刷ページ表示

日時:令和4年1月24日(月曜日)17時00分~17時16分

場所:知事室前廊下

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは共同取材を始めます。本日は新型コロナに関して、知事からご発言があるとお伺いしております。知事よろしくお願いします。

 

(知事)

 はい。先日お伝えしたとおり陽性確認が多くなることによって、それぞれの、特に保健所での調査作業等々が逼迫(ひっぱく)している関係で、これまでのように、時間までにクラスター認定等々、正確な連絡、取りまとめがなかなか困難な状況になっています。そこで、今日は通常とは違いますけどぶら下がりという中で、分かっている範囲のことだけ、お知らせすることといたします。

 昨日は160名の陽性が確認されています。確認された方、心からお見舞いを申し上げさせていただきます。土曜日は午後が休診のお医者さんが多い中での203名。そして、昨日はほとんどの病院が休診の中での160名。先週の日曜日が100名ちょっとでありましたから、先週の日曜日よりは1.5倍という状況でございます。まだまだ検査も残っておりまして、この時点、途中段階で集計はないんですけれども、今日出てきているこの段階では、先週末くらいのペースで報告が上がってきていますので、まだまだ県内の感染の流れというのは変わっていないというふうに捉えられるのではなかろうかと思っています。そういう前提で、昨日の数が少なくなっているからというふうなことで受け止めていただきたくない。まだまだ続いているという前提で受け止めていただきますよう、県民の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

 多くの県民の皆様も、既に一人一人が十分な個人的な感染回避行動に徹していただいていると思います。ただ中には、まだまだ十分にできていない方もいらっしゃるかもしれません。そういう方々には、本当に不織布のマスクは人と接するときは必ずつけるということ、そして手指消毒をこまめに行っていただくということ、換気に気を使っていただくということ、3密のところには可能な限り近付かないということ、そして、会食のときには認証店等しっかりとした対策を打っている店を中心に選んで、そして、中でも会食ルールを守りながら楽しんでいただくということ。こういったことをぜひ徹底し続けていただきますよう、特に多くの方々はもう言うまでもないことなんですけども、まだそこがもう少しという方、本当にご自身のことだけではなくて、家族や友人、そして何よりもお年寄りに伝播(でんぱ)していった場合の医療負荷ということがありますので、ぜひぜひご協力をお願いいたします。

 で、今分かっているだけをざっとお知らせしますと、市町別に見ますとご覧のとおり、やはり松山市が非常に多くなっています。昨日の160人の内訳でございます。それから、やはり西条市が多くなっています。その他は日曜日ということでこういう数字になっていますが、少ないからといって流れが変わっているわけではないという前提で捉えていただきたいというふうに思います。

 そして、もう一点だけは入退院の状況でございます。入院された方、医療機関、出入りがありました。出入りを含めてプラス3の70名でございます。それから宿泊療養の方も出入りがありました。それを含めてプラス3の47人入られています。重症の方は変わっておられません。ただ、この3名の方はいずれも基礎疾患をお持ちの方なんで、現場では懸命な治療が続けられています。ぜひぜひご回復されるよう心からお見舞い申し上げさせていただきたいと思います。自宅療養の方は37名減少しております。で、その分、昨日は退所された方も回復191名に上っています。これは、昨日の、今の段階でまとめている状況でございますのでお知らせさせていただきます。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 それでは、先ほどのご発言に関して質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、このままで行くと明日以降、先週末のペースということでしたが、これは200人台後半とか300人台とか。

 

(知事)

 そうですね。そのあたりか、ちょっとまだ分かりません、検査が残っていますので。最終的にどうなるかという予測まではできない段階だと思いますけれども、この午前中から(午後)2時、3時まで順次報告が上がってきますから、そのペースというのは先週木、金曜日あたりと変わらないということでございます。

 

(テレビ愛媛)

 今週に関してもそのペースは続くと。

 

(知事)

 そうですね、最初の頃に申し上げたのですが、先行してオミクロン株の猛威にさらされたところでは、国によって生活習慣も違います、ワクチンの接種状況も異なります、それから年齢構成も違います、一概に比較はできないと思いますね。そういう中で、ドイツのように少し長めに続いているところもあれば、南アフリカやイギリスやニューヨークなどではだいたいピークアウトまで1カ月程度というところもあります。ですから、どれが日本に当てはまっていくのか読み切れない状況なんですけども、そういったことを踏まえると、だいたい愛媛県でワーッと多くなってきたのが、1月8日、9日あたりだと思いますので、今が2週間ぐらいたっています。まだまだそこには短いところよりも到達していませんから、しばらくはこうした状況が続くんではなかろうかというふうに思っています。ですから、前も申し上げましたけども、場合によっては他県の状況を見ますと、愛媛県は何とか(陽性者数)300人がマックスで今のところ踏みとどまってはいるんですが、他県の数字なんかを見てみますと、やっぱり、場合によっては油断すると500、600人ということもあり得ないことではないというふうに思っています。

 

(南海放送)

 すいません、南海放送です。保護者であったり、教師であったり、接触者が多いと思われる10代未満の感染が多いように思うんですけれども、知事、その点について所感を。

 

(知事)

 そうですね、やはりこれまでのアルファ株・デルタ株と違うオミクロン株の特質が如実に表れていると思います。感染力が強い、その一方で重症化率は低いけど重症化しないわけではない。これがオミクロン株の特質なんですが、ですから幅広いところで感染が確認されています。この前、ちょっと事例が、出し方も反省しているところがあるんですけど、インフルエンザ並みの、あるいはそれ以上の感染力があると。これはあくまでも感染力だけでございます。で、もっと言えばですね、皆さんの十分注意した行動によって、ここ1、2年インフルエンザはほとんど発生していないということを考えると、インフルエンザよりかかりやすいというふうなことがひょっとしたら言えるのかなと。これはあくまでもそういったところからの推定ですけども。だからより一層の注意が必要だということになるんではないかと思います。そういう中で今おっしゃられた学校現場、これはもうアルファ株・デルタ株の場合は飲食店中心のクラスターが多かったんですけれども、今回は学校クラスターとか保育園クラスター、こういったところが中心になっていますので、10代の感染が多くなっているということではないかと思っています。それと昨日はですね、西条市の保育園でクラスターが確認されたという報告が上がっています。こちら関係者には全て連絡がいっていまして、現在もう既に休園をしているということでございます。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。明日の感染者数の発表なんですけども、現時点で少なくとも200人は超えそうということですか。

 

(知事)

 このペースでいけば、先週末と同じペースぐらいですから、それから夜はどうなるか分かりませんから、それ以上になる可能性もありますね。ちょっと私も200人は超えてくると思いますけど、どこまで上昇するかはちょっと分かりません。

 

(愛媛朝日テレビ)

 すいません、愛媛朝日テレビです。ちょっと先週の話にはなるんですが、尾身会長がですね、感染が急拡大した場合は重症化リスクの低い若者は必ずしも医療機関を受診せず、自宅での療養を可能とすることもあり得るという提言をされたんですけども、その発言で若い方とかも結構不安になっているかなと思うんですけど、知事の受け止めとですね、あらためて県内での体制、若者が受診できないのかどうかっていうところの体制、今現状いかがでしょうか。

 

(知事)

 はい、国での専門家会議での発言は、専門家によっていろんな意見が出ているんだと思います。その中で最終的に取りまとめられてきますので、その過程での発言でありますから分かりません。ただ、われわれとしては今の法律の下でしっかりと検査を行っていくというふうな体制づくりで頑張っているところでございます。

 

(愛媛朝日テレビ)

 現状としてはまだそういった体制になっていないのでという。

 

(知事)

 ていうか、その裏付けが国としてできるんであれば、そういう方針が打ち出されるんだろうと思いますけれども、あくまでもその議論の結論が出るまでの過程の中での意見交換ですから、それを一つ一つ断片的に取り上げて、どうだというふうなことはちょっとコメントしづらいところがあります。

 

(NHK)

 NHKです。お願いします。以前、医療機関への入院者数が100人に達したら、次の段階を少し考えるというような発言があったかと思いますが、現在は予定も含めて70人ということですが、連日質問が出ていますが、まん延防止等重点措置の件も含めて、今、この数字どういうふうに捉えていらっしゃいますか。

 

(知事)

 そうですね、もちろん必ず100人に近付いていったときには次なる算段というのも考えなきゃいけないと思うんですが、今これも国の分科会で議論されているさなかだと思うんですけれども、やはりオミクロンの場合はデルタ株とアルファ株とは性質が全く異なりますので、今のまん延防止のメニューというのは前の時短中心のメニューがそのままになっていますので、オミクロン株に向かっていくにはやっぱり仕様の変更というのは当然必要なんではないかなということを申し上げて、検討しているという段階だと思うんですね。だから、願わくは愛媛県がそのジョッキーがもし来るとするならば、オミクロン仕様というものになっていればと心から願っています。今いろんな情報を分析して、何ができるのかというのはおそらく議論はされているんではないかなというふうに思っています。前の時はですね、アルファ株・デルタ株の時は、例えばアルファ株の時は松山市の繁華街の飲食店クラスターに端を発して、全県の飲食店でクラスターが発生するという状況でしたから、このときは効果ありということで全県を視野に入れて、まん延防止の措置を取らせていただきました。デルタ株の時はやはり飲食店が中心で、そこがどんどん出て、しかもそれが松山市に限定的に出たという状況でしたから、松山市の飲食店を中心とした時短要請、まん延防止効果ありと速やかに要請させていただきました。そういったことのやはり効果というのをしっかり見極めた上で、検討するということが大事なんではないかなというふうに思っています。

 それともう一点は、どうしても昨日もご質問いただきましたけれども、まん延防止は効果の問題と、もう一つはやった時のダメージ、かなり出ます。それは他業種にわたるということを覚悟しなければなりません。経済的なダメージと同時に社会的なダメージ、いろんな分野の催し物等も全部制限モードに入っていきますので、そういったことも踏まえてその時の感染状況、入院の状況とかですね、いろんなことを分析して決めていかなければならないと思っています。で、おそらく県民の皆様においても、立場や地域によって捉え方も違う。賛成もあれば反対もある。そういう中でどうするかということを決めていかなければいけない非常に難しいハンドリングになるかなというふうに思っています。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。明日少なくとも200を超えそうだということで、その主な要因について現時点で分かっている範囲で教えていただけますでしょうか。

 

(知事)

 いや、これはやはり感染力の強さそのものだと思います。それと積極的に皆さん、症状のある方は検査を受けていただき、それぞれの医療機関が頑張っていただいていること。それから、無料検査所にも多くの方が来られていますから、無症状の方も積極的に受けていただいているというふうなことが背景にあると思います。

 

(共同通信)

 すいません、共同通信社です。コロナに関することではないんですけれども、本日、伊方原発3号機の運転再開についての受け止めをお聞かせ願いますでしょうか。

 

(知事)

 はい。国の原子力規制委員会や県の安全管理委員会等々、いろいろな手続きを経て今日に至っています。これまでに管理上のいろいろな問題、トラブルが発生していますので、四国電力は事業者の責任として、「安全を何よりも第一に」という原点を決して忘れることなく運転再開を行っていただきたい。かつ、何よりも、何かあったときは決して隠し事はしない、「えひめ方式」の連絡・報告体制、これが信頼関係の根幹にあるということも決して忘れないようにしっかりと対応していただきたいというふうに思います。

 

(南海放送(幹事社))

 他、よろしいでしょうか。それではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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