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新型コロナウイルスの感染の確認等(1月18日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017471 更新日:2022年1月19日 印刷ページ表示

日時:令和4年1月18日(火曜日)15時00分~15時35分

場所:知事会議室

 

 

(南海放送(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 昨日確認されました陽性者は237名でございます。内訳は既存が96名、新規が141名。また昨日、第6波では初めて1名重症者が確認されました。重症化率は低いけれども重症化しないわけではないと申し上げてまいりましたが、残念ながらお一人重症者となられました。この方は昨日医療機関を受診して、陽性が確認された70代の方でございます。その日のうちに指定医療機関に入院されておられます。ワクチンは2回接種されているんですが、基礎疾患をお持ちの方でございます。変異株検査は現在実施中ということでございます。心からお見舞いを申し上げさせていただきますとともに、早期のご回復、医療現場、全力を尽くしていただけると思いますので、お祈りを申し上げたいと思います。

 日曜日は診療機関がお休みでしたので、前日から半数になった113名でございましたが、今回、過去最多の陽性確認になっています。特に、松山市が過去最多に迫る112名、西条市がクラスターの発生もありまして、過去最多の35名の陽性確認となっています。まだまだ県内の感染拡大、ピークに達していないということでございます。また、昨日は新たに5件のクラスターが確認されています。松山市および西条市の学校クラスター、新居浜市の仕事関係クラスター、四国中央市の飲食店クラスター、ただこの飲食店クラスターは既に調査して結び付いたものでして、クラスターとしては今日初めて発表しますが、既に囲い込みは終えている事例でもございます。そして、および職場内クラスターでございます。

 ここ最近の感染状況を見ますと、年齢や職種の広がりの傾向が顕著になってきています。オミクロン株の場合は、その特性を十分に見極めて分析を毎日毎日しながら対応していくことが重要でございます。感染拡大初期の若い世代中心、この状況がずっと続いておりますが、まだ本格的ではないんですけども、子どもたちや年齢の高い世代へと感染が広がってきている段階に移りつつあるのではないかということを懸念しておかなければなりません。各世代への広がりが医療機関や高齢者施設等に伝播(でんぱ)すると、重症化リスクが高まってくるということでございます。最近の人流データを見てみますと、3連休以降、明らかに各地域で県内の人出は減少しています。今後、感染が上昇拡大するのか、減少に向かうか、今週が一つの重要な局面になるんではないかと思います。あらためて基本的な感染回避行動の徹底をぜひ県民の皆さん一人一人に強くお願いさせていただきたいと思います。

 政府は首都圏をはじめとした複数地域へのまん延防止等重点措置の適用に向けた準備に入っていると承知しておりますが、本県は現時点では要請は行っていません。重点措置は社会経済の強いダメージを伴います。これはもうスーパーや百貨店、イベント、いろんなところに大変大きなダメージが伴います。今後の感染状況に加えまして、入院患者の増加数や他県を含めた重症者の確認動向等を踏まえ、医療体制の影響を見極めて、今後の必要性を判断していきたいと思いますが、昨日まで申し上げてまいりましたとおり、現在のまん延防止等重点措置は飲食店への時短要請と協力金が中心になっております。オミクロン株に対応するメニューの洗い出し、変更もぜひお願いしたいということを言い続けさせていただいていますが、本日午前中に、私から全国知事会長の平井知事に連絡をいたしまして、2点、まん延防止措置はオミクロン株への対処にふさわしい内容を国に検討することを知事会として国に伝えていただきたいということと、これどんどんどんどん状況が移り変わってきますので、各都道府県から適用の必要・要請があった場合、速やかに手続きに入れるように、これ前々からまん延防止というのは、議運(衆参両院の議院運営委員会)の承認が必要、報告が必要だということが時間の足かせになっているので、そういったことも含めて、改正をしていただきたいということを申し入れてほしいということで、平井知事の方も分かりましたということを言っていただきました。ぜひ早く、このオミクロン株に対抗し得る内容の変更、専門家の意見も聞きながら、現状を分析して行っていただきたいと期待をしたいと思います。感染状況は後ほど説明しますが、この段階で直ちに手を打つべきは学校と高齢者施設、早期探知や感染拡大の防止に向けて、今打てる手を先んじて新たな措置を講じていくことであると考えます。

 本日説明する内容は2点、昨日の検査結果と感染を早期に探知するための検査体制の一層の強化についてでございます。まずは昨日の検査結果ですが、20代が59名、まだ圧倒的に多くなっていますが、40代が44名と30代を超えるぐらい感染が確認されています。10代から90代まで幅広い世代に広がって、60代以上もまだ少ないんですけども、連日感染が確認されています。また10歳未満、10代の児童・生徒、要はこの40代とその親子世代、こういったところで感染が増加している傾向が出てきています。男性が137名、女性が100名でございます。

 居住地は松山市が112名で、全体の約半数を占めています、新規が74名。今治市が18名で新規が12名。宇和島市は20名なんですけども、新規は4名と減少傾向が出てきております。新居浜市が17名で、新規が14名。西条市が35名で、新規が17名。四国中央市が18名で、新規が12名。東予4市が同様の傾向という感じになってきています。

 職業は昨日と同様、会社員が69名で最多でございます。公務員1名は県職員ではございません。所属機関から公表が予定されています。教職員5名のうち、2名は南予地域の県立学校の教職員でございます。児童・生徒が30名ということで、この影響もあり本日は19校が休校。内訳は東予10校、中予7校、南予2校でございます。そして、連日指摘させていただいていますが、学生20名、大学生・専門学校生。ほとんどが新規で、学生の間での感染の拡大は減少の動きがございません。医療・福祉も10名ですが、現在保健所が広がりの有無を調査中でございます。

 感染経路は、家庭内が48名で最も多くなっていますが、仕事関係14名、生活上の接触も17名といろいろな感染経路が確認されております。会食・飲食店は非常に少ない。全体の陽性者数で飲食関係が7%か8%程度で、これクラスターもありますから、事例で言うともっと低い数字になってくると思いますので、今回4波とか5波と違って、いろいろなところで感染が起こっているというのは読み取れるのではないかと思います。であるが故に、まん延防止等のメニューの洗い出しというのが重要になってくるのではないかと考えます。

 次に入院・検査状況でございますが、医療機関に入院されている方は、退院された方も多く、入院された方もいらっしゃいました。2名減って70名でございます。そして、冒頭にお伝えしたとおり重症者がお一人いらっしゃいます。明日公表できると思いますが、中等症の一つの目安ともされている酸素吸入が必要な方は、先週は1名でしたので、明日また公表させていただきたいと思います。そういう状況でございます。で、これ現場のお医者さん、複数の先生方とやりとりしながらお聞きしたんですけども、症状としては軽症者・中等症全体の10%くらいは無症状の方で、もうほとんどが軽症の方でございます。その大半の方が、発熱、咳、のどの痛み、だるさ、こういった症状が多くみられて、そしてだいたい3日ぐらいの熱の後に回復されるという声が多いというふうなことはお聞きしました。あくまでも現場のやり取りで聞いた声でございますので、参考として申し添えさせていただきます。そして、宿泊療養施設「(ホテル)たいよう農園(古三津)」も開所しております。昨日は1名増えて、こちらも出入りがありますけども、その相殺で1名増えて41名でございます。自宅療養中は1,197名となっています。昨日ご質問もありましたけども、各医師会のご協力も得まして、300人ぐらいは医師会の方でも健康観察を行っていただいておりまして、今のところ順調に健康観察ができているという報告がございました。こちらの退所の方は、退院となった方も47名いらっしゃいますが、今週末金曜日ぐらいになりますと、無事に経過をたどれば1日当たり100人以上の方々が一斉に退所するという日が今週末ぐらいから始まるのではないかなというふうに思います。

 次にクラスターについてでございます。新規のクラスターは5件、昨日はございました。そのうち小学校で2件確認されています。なお小学生であることを踏まえまして、県立学校の時には公表していますが、小学生ということで学校名は公表しないことといたします。判断能力等が発展途上にある小学生への影響、そして、小学生は活動範囲が限定的でございます。地域を越えた移動など広域的に注意喚起をする必要性が中学生以降の年代とは比較して乏しいということでこういったことを考慮したものでございますので、その点はご理解いただきたいと思います。

 まず、「学校クラスター15・松山市」。松山市の小学校のクラスターでございます。これまでに児童1名の陽性を確認していましたが、昨日の検査で5名の陽性が確認され、全員で6名の確認となりましたことから認定をされました。2件目は西条市の小学校のクラスター(「学校クラスター16」)。これまでに2名の陽性が確認されていましたが、昨日の検査で児童7名、教職員1名の陽性が確認されましたことから、学校クラスターと認定されました。児童9名、教職員1名でございます。二つの小学校共に学校は休校しておりまして、現在保健所において感染の広がりを把握するための調査・検査、どんどん進んでおりますので、関係者の皆さん、冷静に受け止めてください。保健所の調査では学校での活動の中で、屋外でマスクを外して活動をする場面なども確認されておりました。デルタ株まではこうした行動で感染が広がったケースは確認されていなかったんですけども、やはり感染力の強いオミクロン株では、こうしたことにも気を付ける必要があるということでございます。既に松山市においては、中学校の部活動を停止する措置を講じておりますが、本日教育委員会から全ての市町教育委員会に対しまして、松山市の対策も参考に、体育や音楽など身体接触や発声等を伴う活動についても、特に注意をいただくよう通知を行いました。私からも感染が拡大している四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、宇和島市の市長に連絡しまして、部活等、それぞれ地域ごとに対応の仕方、条件も状況も違いますから、考えていただきたいということをお願いいたしました。なお、保育園、幼稚園、これは本当に大変だと思います、現場は。ただ、オミクロン株、マスクを外すということの隙を突いてきますので、ご苦労を掛けますが、しばらくの間、十分に注意した対応をそれぞれの園でお願いしたいと、これも市町の管轄になりますので、それぞれの市長さん、町長さんにお願いをさせていただきました。

 次に「仕事関係クラスター8・新居浜市」でございます。この事例は、これまでに別々の企業に所属している同じ場所で勤務する従業員3名の陽性が確認されていました。昨日新たに同様のケースの従業員さん4名の陽性が確認され、仕事上の接点も認められましたので、「仕事関係クラスター8」と認定されました。この事例の陽性者は従業員7名でございます。こちらは大規模な事業所でございまして、多くの方が勤務し、専門的な技術を必要とする作業の性質から、県外の事業者も多数勤務されています。今後、事業所では自主検査も含めて、従業員への必要な検査を実施すると聞いています。なおこの企業は後ほど自ら公表する予定と聞いておりますので、そちらにお聴きいただけたらと思います。

 次に「飲食店クラスター25・四国中央市」。先ほど申し上げました四国中央市内のいわゆるスナックでのクラスターでございます。クラスター認定を行いましたが、既に調査は完了しておりまして、新たな陽性者はいない、囲い込みができているケースでございます。これまでに従業員3名、利用客5名、その他家族等8名、計16名の陽性が確認されておりまして、保健所の調査において、この店で感染が広がったと判断され、新たなクラスターとして認定されました。こちらは、常連の方々が利用する小規模なお店だそうでございます。これまでの陽性確認を受けて、すでに1週間前、11日からお店は閉められています。また店側の全面的な協力を得まして、利用客全員に連絡を取り、必要な検査も完了しているということでございます。

 次に「職場内クラスター25・四国中央市」。昨日、この会社の従業員さん6名、その他家族2名、計8名の陽性が確認され、クラスター認定されました。この職場は仕事関係者以外の一般の方が利用するようなところではございません。保健所の調査にも全面的にご協力いただいておりまして、今後、従業員の必要な検査を進めてまいります。以上が新規のクラスターでございます。

 続いて既存のクラスター。高校の練習試合の関連、新居浜西高校。その他家族等1名の陽性が確認されて陽性者は22名、これは再検査ではないです。22名でございます。次に宇和島東高校、同じ関連でございます。生徒1名、その他家族等1名の陽性が確認され、陽性者は合計で15名となりました。この生徒さんは再検査による陽性確認、いったん陰性が出ている子どもさんでして、学校への影響はありません。

 次に宇和島市の「高齢者施設クラスター13」。新たに職員2名、利用者3名、その他家族等2名の陽性が確認され、合計で33名でございます。職員と利用者は再検査、いったん陰性が出て再検査による陽性確認で、引き続き現時点では全員軽症ないしは無症状でございます。

 次に「飲食店クラスター21・宇和島市」、その他家族等2名の陽性が確認され、陽性者は計16名となっています。以上がクラスターの昨日の報告でございます。

 次に、感染を早期に探知するための検査体制の強化、いくつかございます。感染力の強いオミクロン株が県内の各地域各世代に広がりつつあることを踏まえますと、今後は重症者の増加をできる限り抑える対策に重点を、この段階では置く必要があると思います。そのためには感染リスクが特に高まっている松山市と重症化リスクの高い方が入居する高齢者施設において、感染を早期に探知し、拡大を防ぐことが重要でございます。このため新たに、先日宇和島市で行った同じ形式であります、松山市でも臨時PCR検査センターの設置を行います。もう一点が、これはまん延防止等重点措置の適用を受けると義務付けられるのを先に行わせていただきます、高齢者施設の一斉検査。これを実施して重点的な感染の早期探知体制を強化いたします。さらに3点目加えて、県内全域での無料検査所の拡充、これも早期に行い、できる限り多くの県民の皆さんが検査を受け、無症状の段階から周囲への感染を防ぐことができるよう検査体制を整えてまいります。

 まず対策の一点目、松山市臨時PCR検査センターの開設でございます。連日極めて高い水準の陽性確認が続く松山市内では、感染リスクが広く拡散・浸透している可能性も十分あります。このため感染を早期に探知し、連鎖を断ち切るため、明日19日から松山市で臨時PCR検査センターを開設いたします。愛媛県と松山市と総合保健協会、3者で開設をいたします。対象は松山市にお住まいで、または市内の事業所や学校に通勤・通学されているいずれも無症状の方。症状のある方は連絡の上お医者さんの方に行かれてください。無症状の方で、一に飲食店の従業員や不特定多数の方と接する機会の多い方。ここで飲食店の方を受けていただきますと、繁華街でどうなっているかというのも読み取れてくると思いますので、ぜひ利用していただきたいと思います。二つ目に成人式以降、県外との往来があった方や県外から来県した方と接触のあった方。三番目に長時間または大人数の会食を行った方、その他感染に不安を感じている方、こうした方々が対象となります。前回までは県庁の駐車場、横の駐車場でやっていましたけど、今工事の関係でここが使えませんので、今回は松山市の協力をいただき、松山市の城山公園内に開設をいたします。前回と場所が違いますのでよろしくお願いいたします。キット配布は1月19日から22日までの4日間、検体回収は1月19日から23日までの5日間、開設時間は10時から15時までの5時間。幅広い方を対象としておりますが、これまでの繁華街、先ほど申し上げましたように臨時検査もやっていただいていると思いますが、飲食店の従業員の皆さん、特に昨年春の繁華街クラスターのように、まだ松山市の繁華街で面的に感染が広がっている状況ではないと考えておりますが、これにより全体の姿が若干見えてくることもあり、把握できると思いますので、ぜひ活用していただきたいと思います。なお、宇和島市での検査センターと同様、検査は無料となりますが、陰性証明は発行いたしません。臨時でございます。また、検査数が多数になりますことから、これも宇和島方式でございます、検査結果は陽性者のみに連絡し、陰性の場合の連絡は行わないことといたします。なお、宇和島の臨時PCR検査センター分は16日に回収した484検体を検査し、全員の陰性が確認されました。これまで1,186件を検査し、陽性は1件のみでございました。宇和島市内至る所で感染がまん延している状況ではないと言えるのではなかろうかと思います。また、現在、新居浜市、そして西条市においても、臨時PCR検査センターの開設準備を進めております。準備が整い次第お知らせいたします。

 2点目、高齢者施設の一斉検査。重症化を早期に防ぐために、探知を行うために、実施をいたします。最も危惧されるのが重症化リスクの高い高齢者に感染が広がることでございます。これが医療の逼迫(ひっぱく)にもつながってまいりますし、特に施設はクラスター化すると重症者が増加するリスクが一気に高まります。まん延防止等重点措置が適用されると、これは義務付けられるんですけども、重点措置はまだ適用されていませんが、この段階から対策を実施することといたします。高齢者施設の全ての職員、入所者を対象に一斉検査を行うことといたします。実施地域は、まずは感染が拡大している四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、松山市、宇和島市の6市で行います。対象施設は6市の特別養護老人ホーム、対象施設数は111施設、対象者数は約ですけども11,450人。本日、県から各市に抗原検査キットを発送し、各市から施設に配布していただきます。各施設においては(検査は)1回ではございません。まずは今週中に全職員、全入所者の検査を実施いただきます。陽性が確認された場合は協力医療機関等と連携し、PCR検査等で結果を確定いたします。当面、月末まで週1回定期的に実施することといたします。ただ初回は全職員、全入所者を対象に検査し、2回目以降は職員と新規入所者を対象に行うことといたします。入所者、職員に感染の広がりが確認された場合は必要に応じ、速やかに県クラスター対策班による感染防止措置の指導を行うとともに、職員に不足が生じる時には「E-WEL(イーウェル)ネット」等を活用した支援を行いたいと思います。

 次に3点目でございます。無料検査所の拡充でございます。1月11日時点では県内31カ所に開設していた無料検査所は、本日時点で36カ所になっております。また、昨日まで、臨時PCR検査センターを開設していた宇和島市総合体育館駐車場において、県と市の薬剤師会が主体となって無料検査所をオープンしていました。この後もですね、宇和島市と薬剤師会が主体となって無料検査場を継続してオープンするという、宇和島市独自の対応をするということになりました。また、20日からは大洲市と内子町、これが市域・町域を超えて民間検査機関と連携し、大洲市防災センターおよび五十崎自治センター、それぞれ無料検査所をオープンすることとなったそうです。市町と民間機関等が連携する同様の事例が県内で広がってきているほか、無料検査に協力いただける薬局、医療機関も今日現在で36カ所ですが、増加してきておりまして、今月中には東中南予で50カ所にまで拡充できるよう現在調整を進めております。感染に不安のある方はこちらを積極的に利用していただけたらと思います。

 冒頭に申し上げましたが、本県は現時点でまん延防止等重点措置の適用について、国に申請はしておりません。今、そのことについては国に対して知事会も通じて、オミクロン株に対応した中身の検討をぜひしていただきたいという依頼はしております。今後、高齢者への広がり、そして入院患者が増加傾向に向かうか、また他県を含め重症者の増加や重症化傾向が見えてくるのか、また飲食店での広がりがどうなっているのか、こういったことを十分に見極めつつ、病床使用率や重症化の状況などを踏まえまして、あらゆる手段を講じて感染拡大の防止を図る必要があると判断される場合、状況になれば、願わくはその時までにメニュー変わっていてほしいですけども、適用申請も含めて必要な対策を速やかに実施したいと思います。また、今後もおそらく今週中には第3フェーズの(稼働)病床数263床、準備できる見込みでございます。ただ今後の状況次第、これは現場の医師、医療関係者と連日連絡していますので、状況次第では、例えば目安としては100床だと思っております。このあたりを目安に最終フェーズ316床までの引き上げも視野に入れていきたいと思っております。現在のところ、高齢者施設の入所者で陽性となった方は幸い無症状や軽症で全員済んでおります。これはワクチンの効果なのかもしれません。ただ、昨日、冒頭にお知らせしたとおり、第6波では初めて重症者1名が確認されました。まだまだ分からないところも多いのですが、国には疫学的な知見を踏まえ、ぜひきめ細かい情報の提供をお願いしたいと思います。それを踏まえ、社会としてオミクロン株にどのように向き合うべきか、現行のまん延防止等重点措置が想定している社会経済への強い抑制、飲食店を中心とした措置内容がどうなのか、これは国全体で議論が深まっていけばいいなと期待をしています。以上です。

 

(南海放送(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、今週末が今後の増加傾向を見ていく上でポイントになるというようなお話ありましたが、それはどうしてでしょうか。

 

(知事)

 ちょうどこの上昇気流に乗って、これからこう(急増して)いくか、平衡するかというのは地域ごとにやっぱり違うんですね。だいたいそれが2週間ぐらいで見えてきている他県の状況があるので、どことは申しませんけども、今週は一つの、そこが100パーセント正しいかどうかは分かりませんけども、他県の例を見ると、ちょっとそこが第一段階として見えるところなのかなというふうに考えています。

 

(南海放送)

 南海放送です。小学校でのクラスターが新規で2件確認されました。児童ということでなかなか感染対策、行き届けることは難しいかもしれませんが、この小学校での感染対策についてはどのようにお考えですか。

 

(知事)

 はい。学校の授業そのものについては、これまでもずっと積み重ねてきてますから、そう大きな問題はないと思ってますけれども、やはり小さい子どもさんもいらっしゃるので、休憩時間とかそういったところへの目配り。それからもう一点はやっぱりクラブ活動というものをどう感染リスクを抑えるのか、あるいは一定期間やめてしまうのも選択肢。ただ、これはもう本当に子どもさんにとっては楽しみにしていることでもあるので、心苦しいですけれども、ここらあたりも人口密度とか人数とかで全然環境が違いますので、それは市町それぞれで判断していただくことになりますが、やっぱり注意すべきところ。それから、先ほど申し上げた授業の中でも体育や音楽、こういったところで十分な注意を一層高めるということ、ここが必要ではないかなというふうに思います。そこの感染を気を付けるために幼稚園、それから保育園も含めて、市町の管轄になりますので、拡大している地域の市町さんには直接お話しした方がいいだろうということで、全員と個々に連絡を取らせていただきました。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。松山市では中学校で部活動の活動中止ということもありますけれども、現時点で県立学校の部活動の対応というのはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 はい。これは前に発表したとおりでございます。中学生と高校生、また部活動の中身も違ってきますので、かなりの制限を、申し訳ないですけど加えさせていただきました。

 

(南海放送(幹事社))

 他よろしいでしょうか。では、これで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

 

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