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新型コロナウイルスの感染の確認(9月8日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017436 更新日:2021年9月10日 印刷ページ表示

日時:令和3年9月8日(水曜日)15時00分~15時21分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは記者発表を始めます。詳細についてはレクの方で確認をお願いします。知事お願いします。

 

(知事)

 12日がまん延防止(等重点措置)の適用期間、あと4日ということでございます。気を緩めることなく、何とか抑え込みに持ち込むんだという目的を共有していただきまして、ご協力いただきますようくれぐれもよろしくお願いいたします。昨日は検査の結果、陽性者数、県内26名でございました。既存が11事例で13名。このうち再検査の方が6名含まれています。新規は13名でございました。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。

 昨日公表しました22名に続きまして、2日連続で20名を超える陽性確認となっています。感染の中心である松山市は昨日も13名で、しかも昨日グラフで5人から10人の新規が松山は下がらないという指摘をさせていただきましたが、昨日も新規が8名確認されています。市中感染のリスクが消えていないということでございます。8月までと比較すると少なくはなってはきておりますが、まだ安心できるレベルではございません。最近は横ばい傾向が続いています。また、この後説明しますが、先日人流のデータ、市別に特に感染が確認されている松山市と東予地域のグラフをお示しさせていただきましたが、あの段階では人流がかなり下がっているという状況でありましたけれども、その後、最新のデータを見ますと人流は上がってきております。各地域で増加傾向が見られます。感染リスクがある中で気が緩んで人流が増加するとリバウンドを招く可能性が高まりますので、くれぐれもご注意をいただきたいと思います。

 本日は昨日の検査結果と今申し上げた人流データの最新の分析についてお話しさせていただきます。

 まず昨日の結果ですが、10歳(未満)から70歳代まで幅広く年代で確認されておりまして、20代そして重症化リスクの高い40代、ここらあたりも多くなっております。男性は12名、女性は14名でありました。地域別は松山市が依然として突出していて半分を占めております、13名。そして懸念している新規、この中に8名含まれているということでございます。今治市、新居浜市、西条市はそれぞれ1名でございます。今治市、新居浜市、西条市の1名というのは1名ですが新規でございます。その他の市町は全ていずれも既存事例での確認となります。ただ、ちょっと懸念しているのがこの宇和島市の3名でございまして、昨日公表した3名、それぞれつながりは認められるものの、事例としては今の段階では別々にという話をさせていただきましたが、保健所の調査が進みまして、これはもう確実につながっていると確認が取れましたので、しかも長時間の会食もございますので、その他へ広がる懸念が出てきています。宇和島市の皆さんにはこの点注意をしていただきたいと思います。そして職業の方ですが、会社員・会社役員が12名。公務員1名は県職員ではございませんが、既に所属から公表をされております。児童・生徒は3名でございます。3名とも保健所による調査・検査、速やかに進められておりまして、この関係で本日は県内、昨日はゼロでありましたが、本日は2校が臨時休業をしております。内訳は中予地域が1校、南予地域が1校でございます。感染経路ですが、家庭内が引き続き8名と多くなっておりまして、また県外の方も1名確認されております。やはり最近の事例の中では、大人数・長時間にわたる会食やカラオケ、ルールを守っていただきたいということをお願いしておりますが、それを超える会食等々での行動歴が確認されております。ぜひ、今一度気を引き締めていただきたいと思います。会食も、ルールさえ守れば感染リスクをかなり低減できますので、そこをしっかり守った上での会食ということを徹底していただきたいというふうに思います。

 次に入退院・検査状況でありますが、医療機関に入院されている方は4名減少して67名。重症者は変わっていないんですが、実は1人回復されまして、そして別の方が重症病床に入られましたのでプラスマイナスはありません。5名のままでございます。宿泊療養施設の方は4名減少しまして42名でございます。自宅療養、医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院の必要な症状でない方、ご自身やご家族の関係で自宅療養を強く希望される方、一部入院調整の方含めて19名減って172名でございます。一方で53名の方が退所・退院、無事にご回復をされています。

 事例の方ですが、保健所もかなり頑張ってくれています。検査機関もフル回転しています。その関係で封じ込め、888事例目は西条市の事業所が公表した大規模な事業所でのクラスター(「職場内クラスター13」)でありましたが、全て濃厚接触者の健康観察期間、その他の事例も含めて終わりました。それぞれの事例から感染の懸念がなくなりましたので、合計14事例が今日から封じ込めに入ります。

 そして囲い込みの方の事例は、新たに14事例が、ここから下ですね。松山、四国中央、西条、今治それぞれございます。14事例が現段階で必要な調査、そして検査、完了しましたので、今後は濃厚接触者の健康観察期間に入ってまいります。なお、この囲い込みの中での1、2、3、4、5名の陽性確認は、全員いったん陰性が確認され、自宅待機中である方が全員でございます。(新たな)濃厚接触者がいるわけではありませんので、これらの方々から感染が拡大する懸念はございません。それが囲い込み事例での陽性確認でございます。

 調査中事例の方ですが、現在、調査中事例の中に追い掛けているクラスターはございません。早い段階でつかまえられていますので、早期の囲い込みに結び付いているのが現状でございます。今後もそれぞれの事例、丁寧にスピーディーにそれぞれの保健所が追い掛けていきますので、ともかく早くかかりつけ医の先生に相談すること、受診すること。そして、陽性が確認されたら保健所の調査に全面的に協力をしていただくこと。これが大事でございます。ここらあたりが最近、ちょっと心配されるような保健所への協力が十分に得られないケースもポツポツと出ているやに現場から聞いておりますので、くれぐれもそのことによって感染のリスクが大幅に拡大するということになりますので、それだけは協力してください。よろしくお願いいたします。

 次に、松山地域および東予地域の人流データの分析についてでございます。2日の段階では全ての地域で人流が下がってきているという報告をさせていただきました。あれから5日か6日たっておりまして、心配な兆候が見られ始めていますので、グラフで説明させていただきます。

 こちらのグラフは、前回、説明した松山地域と新居浜市の人流の推移を最新のデータに更新をしたものでございます。前回と同じ図式・グラフを使って、最新にしております。いずれも折れ線グラフは、7月1日を基準に、松山、新居浜、今回は今治、西条、四つの市の分析でございます。全て同じで、緑の棒グラフは陽性確認者数となっています。まず、松山地域でございます。9月2日の説明時点でも、松山市内の商業施設、この黄色いグラフは徐々に増加傾向にあるとお伝えしましたけれども、ここです。明らかに前回から増加傾向が顕著になってきています。それから赤のグラフ。こちらは松山市郊外、中予地域も含めての商業施設の動向ですが、こちらもご覧のようにここ前回から明らかに増加傾向が見て取れます。それから繁華街。こちらは7月1日、時短の効果もご協力のおかげで出てきておりまして、7月1日と比べますと4割強減っておりますが、最近、やはりここも若干ですが、増加傾向が見られております。ここ最近ですね、松山市内では繁華街の深夜等も含めた飲食店で、アルバイトをしている学生の中から陽性が確認された事例が増えているほか、それから深夜営業の飲食店の関係者で、先ほど申し上げました、保健所の調査に協力が得られないケースが確認されております。例えば、時短要請に応じていない、いただけない店がある。そこの関係だとなかなか言えないということもあるのかもしれません。ということは、これは類推ですけれども、保健所では繁華街の接待を伴う飲食店や深夜帯のバーなどで、特に時短に協力をいただいてないところあたりで、感染がくすぶっている可能性があるというふうに見ております。時短要請に応じていない店舗から、実際に陽性確認も出ております。時短要請に応じず、深夜も営業している店舗は感染リスクが高い可能性があると。「開いているから飲める」のではなくて、「開いているから感染リスクが高い」と前も申し上げましたけれども、ぜひ、利用者の皆さん、皆さんの感染にとどまらないということをお考えいただきたいと思います。ご家族や知人、そういったところに感染が広がって、そして、医療機関やいろんなところにしわ寄せがいくと。場合によってはそこからご家族の子どもさんや学校へと広がっていくことも考えて、近づかないようにしていただきたいと思います。

 次に新居浜市でございます。こちらは大型商業施設の人流。こちらは赤いグラフでございます。これ新居浜市、こちらでございます。明らかに上昇の流れが出てきております。8月29日時点では、4割強の減少となっておりましたが、現在は2割強(の減少)まで戻っているということでございます。夜間のこちらの青の方は、夜間でございます。こちらも9月以降、9月に入ってからですね。若干の上昇の兆候、増加の兆候が見られておりまして、非常に心配しております。

 次に今治市と西条市でございます。前回は人流について、これ以前はそう心配するデータにはなっていませんでしたが、両市ともこの1週間で夜間の人流、青のグラフですね、こちらです。今治の場合はこちらが急激に上がり始めています。西条市も急激に上がり始めています。夜間の人流、両市では急増しているという状況であります。今治市では4割弱の減少まで抑えられていたものが、もう既に7月1日との比較で言うと1割強(の減少)まで戻ってしまっています。人流はほぼ元に戻りつつあるんで、警戒が必要でございます。西条市に至っては、実は3割弱まで前回の段階ではなっていたんですが、7月1日と比べてもプラスに転じました。一気に増加しています。

 東予・中予のいずれの市においても、この最近の比較的落ち着いた感染状況から気が緩んで、人流の増加につながっている可能性があります。感染リスクが十分に下がりきっていない状況での人流の増加は感染拡大につながりかねません。調査中の事例の中で、クラスターに場合によっては拡大する可能性のあるものがあるほか、南予地域でも先ほど宇和島のケースを触れさせていただきましたが、広がりが懸念される事例も確認されております。県内決して、下がってきているとはいえ、感染が収まっているわけではないということをあらためてご認識いただけたらと思います。

 首都圏などでは人流が減らず、感染の波が途切れないため、何度も緊急事態宣言の延長が繰り返されてまいりました。愛媛県でも、また地元の地域でも、「陽性確認が減ってきたからもう自分は大丈夫だろう」と、個人個人で勝手に判断することは極めて危険でございます。家族のことも知人のこともお考えください。今は松山市のみならず、県内の全ての地域でリバウンドを防いで、このまま感染を下げ切ることを最優先していただけたらと思います。

 現在県の警戒レベルは感染状況を踏まえて設定しています。感染回避行動を最優先する最大の警戒レベル、感染対策期であります。そして、その上に国からも重点措置の指定が必要とされている期間内でございます。この事をもう一度受け止めていただきまして、お気を付けいただきますようよろしくお願いいたします。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表について質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛ですが、人流が増加傾向にあるということで、先ほど対策期の話もありましたが、県の警戒レベルについては今後も引き続き維持するようなお考えでしょうか。

 

(知事)

 まず、今日あたりに国の方が今後12日でいったん期限を迎える緊急事態宣言地域、まん延防止等重点地域等々の取り扱いを決め、方向性を決めるやに聞いておりますので、それを受けての判断にはなりますけれども、この状況でありましたら、県内の警戒レベルを下げるという状況にはないというふうには受け止めています。

 

(テレビ愛媛)

 特に松山市、新規の感染者も増えている状況ですけど、酒の提供の停止なども状況を見ながらということで。

 

(知事)

 状況を見ながらですね。

 

(テレビ愛媛)

 現段階では。

 

(知事)

 まだ分かりません、はい。特に今日一番申し上げたいのは、やはり時短にご協力をいただいていない一部の、本当に一部のお店、特に接待を伴う飲食店、居酒屋、こういったところで、どこだということが分からないんですよ。保健所への協力が得られない陽性確認のケースがあるということ。そしてまた(繁華街の飲食店の)アルバイト等の中からも感染がちらほらと確認されていること、お店での従業員さんの確認もあるということを踏まえるとですね、まさに保健所の判断のように、松山市の夜の開いているところのお店の中で、場合によってはくすぶっているという可能性が十分にあるということ。ここが一番気を付けるべき点ではないかなというふうに思っています。

 

(テレビ愛媛)

 現段階では複数の店舗。

 

(知事)

 そうですね、分かりません。もう協力してくれないところもありますから、はい。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛です。まん延防止については国の方とは議論、調整もされていると思いますが、今の段階で何か感触というのは。

 

(知事)

 私どもはデータ、毎日毎日の状況というものをしっかりと報告をさせていただいております。そして、この状況では県としては緩めるということはできない、かつ時短要請についても継続という選択肢であるということは伝えております。そういったものも含めて、最終的にそれぞれの数値等を見ながら、全国の状況なども勘案しながら決めていくんだろうというふうに思います。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 その他。よろしいですか。ではこれで終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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