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臨時の医療施設の開設および新型コロナウイルスの感染の確認(8月31日公表分)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017427 更新日:2021年9月2日 印刷ページ表示

日時:令和3年8月31日(火曜日)15時00分~15時34分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、個別事例等に係る詳細の確認はそちらでお願いします。それでは知事お願いします。

 

(知事)

 本日公表する陽性者数は49名でございます。内訳は既存19事例23名、この内に再検査の方が12名含まれています。そして新規は26名でございます。この新規の中には内子町の4名、東温市の4名、こちらは1カ所での新規が、ご家族、家庭内感染で一気に出ているので、そういった要因はございます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げます。また本日公表の49名には、27日の検査で陽性が確認されて、昨日30日に遅れて松山市保健所から県の方に報告があった方が1名含まれています。報告遅延の経緯については後ほど松山市から説明があると聞いております。

 本県の感染状況はご覧のとおり依然として高止まりが続いています。そして、ずっと言い続けてきましたが、最大の懸念は新学期が開始される学校での感染拡大でございます。中でも特に市中感染のまん延状態が続く、今日も新規が2桁出ている松山市が心配でございます。昨日は放課後児童クラブのクラスターも確認されました。子どもたちが集まる学校、そして放課後(児童)クラブなど、現場の皆さん、ご苦労をお掛けしますが、十分に準備はされていると思いますけども、注意して迎えてください。そして最近の感染状況、地域によっても違いますが、そういったことも加味しながら警戒を強めていただきたいと思います。学校から感染が広がってそれぞれの家庭に持ち込まれる、この拡大の連鎖だけは避けなければなりませんので、感染が確認された場合は速やかな対応が必要となりますので、その点よろしくお願いいたします。また医療負荷もじりじりと上昇しております。一般的に、陽性者数の増加から若干遅れて重症者数が増えてきてピークを迎えると言われております。その結果、愛媛県は何とか重症者数はここ数日増えておりませんけれども、全国では毎日過去最多更新という状況が続いていることは、全国ニュースで流れているとおりでございます。

 県内の第4波を振り返ってみますと、感染が急増した3月の後半、そこから約1カ月後に重症者がピーク、13名に達しました。ここ最近の陽性者も20代・30代が最初は中心でありましたが、重症化の可能性の高い40代から50代、年齢層の上の方に感染の広がりを見せておりまして、今後の重症者の増大を危惧しております。県民や事業者の皆さんの努力によりまして、本県では高止まりはしておりますが、感染が増加傾向には向かわずに、何とか踏みとどまっている日々が続いていますが、これを減少に向かわせるためには一層の努力が必要でございます。これまで以上に不要不急の外出自粛の徹底、特に重点地区(まん延防止等重点措置の措置区域)の松山市においては、少なくとも当初から呼び掛けているとおり、外出の5割削減を目標にそれぞれに皆さん掲げていただきまして、具体的な行動変容をぜひお願い申し上げたいと思います。明日から9月に入ります。まん延防止等重点措置期間は9月12日までが指定期間でございます。これまでになんとか県内の感染を減少に向かわせて、第5波を乗り越えるめどを立てるために、一丸となった感染対策が必要でありますのでよろしくお願いいたします。

 本日の説明は主に2点でございます。まず臨時の医療施設の開設について、二つ目は昨日の検査結果でございます。先週の会見で中間報告をさせていただきましたが、宿泊療養施設において、臨時の医療施設を開設しまして、明日9月1日から運用を開始することといたします。宿泊療養施設の場所は松山市内の「奥道後壱湯の守別館」でございます。8月13日、国において宿泊療養施設を臨時の医療施設とすることで抗体カクテル療法を実施できる、可能とされたことを受けまして、すぐにというわけにはいきません、人の配置の問題がありますので、治療に当たる医師等関係者の方々と相談し、必要な準備を進めてまいりました。このたび、必要なスタッフの確保、そして薬剤の確保、双方ともにめどが立ちましたことから、9月1日から宿泊療養施設「壱湯の守別館」において、重症化リスクの低減が期待できる抗体カクテル療法を実施する態勢がスタートすることになります。なお、この段階では253床の確保病床や263室の宿泊療養施設の確保数には変更はございません。その中で活用するということでございます。また、抗体カクテル療法の対象は軽症の方でございます。軽症の方に医師の判断で早めに打つことによって重症化を避けるということであります。ということは宿泊療養施設としての壱湯の守別館は、軽症の方が入られる場所でありますから、対象者が変わるわけではないということを申し添えさせていただきます。そして今回の対応に理解をいただきましたホテル壱湯の守別館、また地元自治会の関係者の皆さん、そしてまた愛媛大学の田内先生、松山大学の渡邉先生をはじめ、開設に当たって大変ご指導いただきました、そして運営にご協力をいただきます医師、看護師、薬剤師等の皆さん、そして何よりも看護職員の、点滴をいたしますので看護職員の派遣調整をいただく看護協会、大変ご苦労掛けています、関係機関の皆さんに対しまして、この場をお借りして本当に心から開設することができるようになったこと、お礼を申し上げさせていただきます。

 抗体カクテル療法は既に県内の医療機関で実施している現場の医師から、全国でもそうなんですが県内においても治療効果が出ているという声が届いています。発症後早期に実施することで重症化を予防する効果があるとされています。患者の早期回復とともに、県内医療機関の負荷の増加を抑えることが期待されるんではないかと思います。そのためにも、早くやらないとこれは効果発揮できませんので、そのためにも県民の皆さんには、少しでも症状が現れた場合にはもう速やかに、できるだけ早く医療機関を受診いただくこと、これがより一層重要になってまいりますので、あらためて強くお願いを申し上げます。なお、今日現在も専門医の先生方によりまして、入院が必要と判断された方については、全員翌日には入院できていますが、これはこれまでどおり重点医療機関等に入院の上、必要な治療を受けていただく態勢も全く変更はないということでございます。

 続いて、昨日の検査結果でございますが、10代から60代まで幅広い世代で確認されていますが、今日は30代・40代が多くなっているんですね。30代も含めてそれ以上が26名、全体の5割を超える状況になりました。陽性者の年齢層の上昇が先ほど申し上げたように、重症化リスクの増加につながるということを考えますと、ここがやはり懸念するポイントでございます。男性は25名、女性24名でございました。そして居住地も、やはり松山市まだ収まっておりません。ご覧のように25名で、この中に新規が10名、2桁含まれています。そして四国中央市が7名なんですが、ちょっと気になるのがここしばらくは2人ぐらいの新規はポツポツと続いていたんですが、今日は実は、新規が7名のうち5名出ております。そして、この5名の新規の方の中には県外由来、複数含まれております。やむを得ない場合でも県外との往来には十分注意をしていただきたいと思います。割と四国中央市、しっかりとした企業で外に出ざるを得ないという会社も多いと思いますが、ぜひ注意をしてください。それから先ほど触れましたが東温市の5名は、新規がこのうち4名。内子町は4名全員が新規。4名、4名の新規が東温市と内子町それぞれありますが、いずれも1事例、1家庭、1家族での4名の陽性確認でございますので、事例としては少ないということでございます。また、松山市に次いで懸念をしておりました新居浜市、こちらは平日の検査でもご覧のとおり昨日はゼロでございます。良い傾向が出ている感じがします。もうちょっと見なければ分かりませんが、市長さん、医療関係者の呼び掛けに応じて、市民の皆さんが頑張っているんではないかなと思います。このままぜひぜひ継続をお願いいたします。

 職業は会社員が16名と最多でございます。公務員の1名は県職員ではありません。後ほど所属から公表されると聞いています。医療機関、こちらが4名となっておりますが、それぞれ別々の医療機関の方でございます。ただこちらは現在、病院は自主検査も速やかに行っておりまして、幅広に検査を進めているところであります。まだ終わっているわけでありませんが、この段階で広がりという報告は入っていないということでございます。次に児童・生徒、こちら7名と多くなっておりますが、このうち6名は家庭内感染、残る1名も再検査による陽性確認となっています。それからここに芸能関係1名、別にクラスターになっているわけではありませんが、所属事務所は既にホームページとSNSで念のために公表をしていただいております。ルールも、後で説明しますがしっかりと守った中での対応をされています。特にこの会社、芸能関係、いろいろと昨日も全くルールを守っていない屋外ライブが全国ニュースになっておりましたが、(こちらは)人数は少なく、保健所の調査にも全面的に協力をいただいておりまして、もう一度申し上げますが、クラスターにもなっていない段階で直ちに公表されています。そしてまた、参加者も愛媛県のお知らせネットを活用して、全員把握して既に通知もしていただいております。この点が7月下旬に松山市繁華街の複数の店舗で行われたライブイベントや周年イベントとは決定的に違うところでございます。7月下旬の事例は保健所にもなかなか協力が得られなかった点、また、参加者も把握できていなかったという点で結局追い掛けられないケースでありました。この点は全く違うということだけは申し上げたいと思います。この方は8月28日土曜日と29日日曜日に松山市内で開催されたライブイベントに出演をされていた方でございます。お客様ではございません。その出演されていた方の所属事務所は陽性確認をホームページに公表し、参加者にSNSで注意を呼び掛けております。そして先ほど申し上げたように、会場の方でも県の「えひめコロナお知らせネット」の読み取りを活用していただいたため、県では本日、このお知らせネットを活用し、ライブに参加された方、数十名に対しまして既に連絡をさせていただいています。体調が悪い場合に医療機関の受診や受診相談センターにすぐに連絡していただくよう通知をいたしました。また、ライブイベントの主催者は、参加者を定員の半分以下に制限をしておりました。また距離の確保、マスクの着用をはじめ、声出しの禁止、そして会場内の定期的な換気、ガイドラインに沿った感染対策をしっかりと講じておりましたことは保健所が確認をしております。参加者の中に濃厚接触者に当たる、一定の距離である一定の時間(の接触)、そういう方はいないと判断していると聞いています。現時点でこのイベントの参加者から感染が確認されているわけではございません。念のための呼び掛けでございます。報道機関の方々におかれましては、くれぐれも風評被害や誤った情報が流れないようにご配慮をお願いしたいと思います。そして、今回お分かりいただいたように、こうしたようなイベント、不特定多数の方が集まるイベントは、特に「えひめコロナお知らせネット」が有効でございます。無料で使えますので、活用をぜひお願いしたいと思います。

 次に感染経路ですが、やはり家庭内が引き続き多くなっています。そして県外も4名確認されています。なお、どの事例とは申し上げませんが、こういう深刻な感染状況でいろいろ注意喚起させていただいているんですが、陽性者の行動歴の中で、大人数で長時間にわたるバーベキュー等を行って感染が複数確認された事例も見受けられます。昨日もございました。こうしたルールを逸脱したような飲食というものが、感染リスクいかに高いかっていうことをもう一度申し上げさせていただきたいと思います。

 次に入退院の状況でございますが、医療機関に入院されている方は6名減少して110名。重症者は変わらずに3名でございます。そして、宿泊療養施設の方は出入りはありますが、74名と変わっておりません。自宅療養の方は医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院の必要な症状ではない方、家庭やご自身の都合で自宅療養を強く希望される方、一部入院調整中の方含めて23名減少して371名でございます。その分、昨日は78名の方が退所・退院されています。ご回復でございます。

 次に事例の状況ですが、動いております。封じ込めもここには一つ松山市の「飲食店クラスター14」、ホストクラブ。こちらも含めて18事例。松山市保健所10、四国中央保健所2、西条保健所2、中予保健所2、宇和島保健所1と。合計で18事例が濃厚接触者の健康観察期間も無事終了して、これらの事例それぞれから感染拡大の懸念がなくなりましたので、封じ込めに入ります。

 囲い込みも多くなっています。クラスターはこの中に二つ含まれています。1132事例目、こちらは「友人間クラスター2・新居浜市」、そこから派生した「会食クラスター10・四国中央市」の二つのクラスターが含まれている事例、長時間の会食でした。こちらと1341事例目「職場内クラスター19」、こちらも含めて21、松山市保健所が7、四国中央保健所が3、西条保健所が7、今治保健所が2、合計で21事例が現段階で必要な調査と検査が完了し、濃厚接触者の健康観察期間に入るということでございます。繰り返し申し上げます。このお二人の陽性は囲い込んで待機をしていただいている方、いったん陰性が出ていましたが、待機中に発症し陽性確認。すなわち濃厚接触者はいらっしゃいませんので、この方々から感染が広がる懸念はございません。それが囲い込み事例でございます。

 次に、調査中事例はクラスターを中心に説明させていただきます。まず、1383事例目、こちらは「職場内クラスター20・四国中央市」、公表されているところで、事業所でございます。こちらは再検査で従業員1名の陽性を確認、県外公表分、県外の方、ここに勤められている方もいらっしゃいますので合わせて9名、ここには7と出ていますが、そうした方、県外の方が2名いらっしゃいますので、合計、従業員さんが7名、そしてその他ご家族等2名、合計9名、県外2人を差し引いて、ここには7になっていますが、9名のクラスターでございます。既に従業員全員の検査は完了しておりまして、囲い込みの最終段階を迎えています。

 次に1418事例目、昨日公表しました「児童施設クラスター2・松山市」、放課後児童クラブのクラスターでございます。昨日は利用者のご家族、その他家族等2名の陽性が確認されております。利用児童の新たな陽性確認はございません。その結果、このクラスターの陽性者は11名となりました。内訳は利用者が7名、その他ご家族等が2名増えて4名でございます。なお、昨日で接触のあった児童および職員の検査は完了しておりますが、引き続き家族等を含めた調査・検査は続いています。まだ囲い込みに向かっての途上ということでございます。

 そういう中で、明日から県内ほぼ全ての小中学校で新学期がスタートしますが、日々の感染動向に応じた迅速な対応が必要となります。市町や学校関係者におかれましては、従来にも増して高い緊張感を持って新学期に臨んでいただけたらと思います。特にくどいようですが、市中感染がまん延している松山市が本当に心配でございます。来週以降の対応は9月2日木曜日に決定すると発表されておりますが、どうされるのか発表を待ちたいと思いますが、決して気を緩めることなく、新規も減っておりません。そういう状況の中で学校での安全確保にしっかりと向き合って対応いただきますようにくれぐれもお願いいたします。

 次に1424事例目でございます「スポーツ活動クラスター・松山市」でございます。こちらは学校を公表し、県の方からも公表することに同意をいただいているケースでございますので申し上げます、松山大学のスポーツ活動クラスターでございます。再検査、こちらも再検査でございます。再検査でその他の友人、家族等1名の陽性が確認され、陽性者は7名となりました。こちらでスポーツ活動の参加者が6名、その他友人・家族等が1名となりました。こちらは保健所において、必要な検査は完了しております。こちらの「職場内(クラスター)・四国中央市」と同様に囲い込みの最終段階に入っているということを申し添えます。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項等に質問のある社はお願いします。

 

(愛媛新聞)

 すいません、愛媛新聞です。松山市保健所からの報告の遅れの件なんですけども、事務的なミスとか、ちょっと市からの説明があるということですけども、特にこの遅延に対する受け止め等は何かありますでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、やっぱり報告が遅れると正確な情勢判断ができなくなりますので、原因を調査して、改善していただけたらいいと思います。

 

(テレビ愛媛)

 すいません、テレビ愛媛です。明日から運用が始まる抗体カクテル療法についてなんですが、もう少し1日に何人程度投与できる状況であったり、医師などスタッフの体制をお伺いできればと思います。

 

(知事)

 まずですね、まず実施の対象者でございますけども、入院調整は全部県の方で行っております。それと同様に専門の先生がしっかりと患者の状態を見極めて、これ誰でもというわけではありませんから、初期段階で重症化の可能性がありそうな症状を見極めて、早めにカクテル療法で治療して重症化を防ぐと。その判断を行っていただきますので、すなわち自宅療養や宿泊療養される方のうち、重症化の確率の高い50歳以上や肥満、基礎疾患を有するなどの重症化リスクがより高いと判断される方が、おそらく、これ本人の同意を得た上になりますけども、実施対象となると予想しています。抗体カクテルは発症から早期、具体的には7日以内と言われているんですけども、そこで実施しないと意味がないと言われております。効果が薄くなってしまうので。ですから、それこそ具合が悪くなって早く医師に相談していただくということが、もう本当に大事になってまいりますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。そして、1日当たりの受け入れ人数は、まずスタート時点では2名程度から行って、初めて病院以外で行いますから、しっかりと検証しながら、最大では10名程度を見込んでいます。これは投与をして、それから24時間の健康観察が必要になりますから、だいたい2泊3日の宿泊療養施設における滞在を想定しています。それ以外の活用方法については、重点(医療)機関においては既にできるところはもうやっているところもありますけども、それ以外の外来というのは認められてはいますが、今のところ病院の方でうちがやりたいと手は挙がってきておりません。声はありません。というのはやっぱり人の確保、ゾーニング、それから今申し上げたように、コロナの患者さんを1日、2日は受け入れなきゃ、24時間健康観察しますから、なかなかそう簡単には一般の病院ではできないのかなというふうに思っています。ちなみに、既に重点医療機関では今申し上げたように、全ての22あります重点医療機関でこのカクテル療法の投与体制は整っております。今までそのうち15病院において104人のカクテル療法、重点医療機関の方では既に行った実績がございます。以上でよろしいですか。

 

(テレビ愛媛)

 ちなみに、付随してなんですけど、今回、容体の急変などが懸念される面から医師などもそれこそ24時間であったり、対応に当たられると思うんですが、そういった面で医療への負担であったり、さらに先ほどやはりスタッフなど人員が必要ということでしたが、そちらへの懸念はいかがでしょうか。

 

(知事)

 コロナ病床を確保する時も何度も申し上げてきたんですが、病床を構えるというのは、あればできるんですけども、人の配置、確保ができるかどうかなんですね。ですから、宿泊療養施設というのもよくね、どんどんどんどんホテルを借りたらいいんじゃないか、借りたって動かせないんですよ。人がいなければ。だから愛媛県の場合はコロナの病床にせよ、それから宿泊療養施設にせよ、事前に必要なスタッフの確保ができた段階で数として公表するようにしています。すなわち今回は、既に医師、そして看護師、薬剤師のご協力をいただいて、先ほどの体制を動かしていくに当たっては、スタッフが確保できているという前提でございます。

 

(あいテレビ)

 あいテレビです。松山市保健所からの報告の遅れがあったということなんですけども、これは県に対しての報告の遅れだけでしょうか。

 

(知事)

 松山市保健所だけは中核市なんで、市の管轄になりますから、その後、保健所から直接来るのかな。

 

(八矢副知事)

 保健所から。

 

(知事)

 そのあたりは今、松山市保健所、発表があったとおり非常に厳しい状況、ちょっと他の保健所と同等の念のため検査とか、そういうことができない状況になっていますから、ちょっと混乱しているところがあるのかもしれませんけども、全体の戦略考える上では、この人数確認、非常に重要になってまいりますので、問題点を分析して、何とかできればというふうに願っています。

 

(あいテレビ)

 ちなみに、これはご本人に対しての報告も遅れていたという。

 

(知事)

 いや、そこは分からないです。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛です。すいません、もう一点、今日から松山市内も12歳から29歳のワクチンの予約が始まるということで、まだ10代いずれもでもないですけど、県内での10代含めたワクチン接種が進んでおります。そういった中、新学期含めて、特に松山市だと受験生などは学校活動を行いながらの接種を受けていただくかたちになると思いますが、そこの面の所感はいかがでしょうか。

 

(知事)

 そうですね、これ市町によって進捗状況が全く異なっております。当然のことながらそれぞれの市町と地域ごとの市の医師会や郡の医師会、そことの連携、話し合い、体制づくりの下で行っていきますので、ちょっと個別の地域ごとの分析、細かいところまでは分からないところはあるんですけども、松山市の場合は人口も多いですし、それから接種、これは4万人分の入力ができてなかったというふうなこともあるんですが、今その作業は進めていると聞いていますので、接種率も上がってはくると思いますけれども、まだまだ全員に行き渡っている状況ではありません。そしてまたもう一個の問題は、若い方々が、最近ちょっと流れが変わってきているかなと思うんですけれども、副反応、これおそらく SNS とかそういったところインターネットで、ここはもう本当に無責任な情報が時には飛び交います。逆にそれを楽しんでいるような方もいらっしゃいますから、そういったことに振り回されて怖い怖いということで接種を控えるような傾向があったんですが、昨日東京の臨時の接種会場なんか見ていますと、非常に「やっぱり打たなきゃ」という空気が逆に出てきているような感じがしますので、やっぱりそういった丁寧な呼び掛けというものが市町ごと、われわれ県もやりますけども、より一層非常に身近な市町単位でも重複してもいいと思うんですね、しっかりとした呼び掛けを行うというのも大事になってくると思います。その上で体制づくりというものが組み立てられて、接種率が上がってくればなと期待しています。ただし強制ではありませんし、場合によってはアレルギーとか、そういうことで打てない場合もありますから、その辺、もう一つ、打てない人もいるということは知ってもらいたい。だから、それをちゃんと言っておかないとですね、またワクチンを「打った」、「打たない」でいろんな問題が起こってくると思いますので、そこだけは注意をしながら進めていく必要があると思っています。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 各社さん、他に質問よろしいでしょうか。では終わります。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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