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新型コロナウイルスの感染の確認(8月23日公表分)および同感染症に係る専決処分(8月専決)に関する記者発表の要旨について

ページID:0017419 更新日:2021年8月25日 印刷ページ表示

日時:令和3年8月23日(月曜日)15時00分~15時34分

場所:知事会議室

 

 

(テレビ愛媛(幹事社))

それでは記者発表を始めますが、会見終了後レクがありますので、詳細の確認はそちらでお願いします。知事お願いします。

 

(知事)

 昨日の検査の結果は陽性確認60名でございました。内訳は既存22事例で34名。その中で再検査の方が多く、10名含まれています。新規は26名の方でございました。昨日の陽性確認のうち、帰省等による県外由来も4名。うち県外在住者も2名おられます。陽性が確認された方に心からお見舞いを申し上げさせていただきます。

 昨日は日曜日でありますから、多くの民間医療機関は休診でありました。その中で60名。この60名、何かこうピークの100を超えた時から減っているんじゃないかと捉える方がいるかもしれませんが、決してそうではないと申し上げてまいっております。第4波の最大人数が59名でありましたから、それを上回っているということでございます。多くの陽性確認となっています。

 また、昨日新たに今治市および四国中央市で3件クラスターが確認されています。高齢者施設クラスター1件、今治市。職場内クラスター2件、今治市と四国中央市でございます。第5波では初めて高齢者施設クラスターが発生し、また、今治市および四国中央市でも少しずつ感染が広がりつつあることに警戒を強めています。詳細は後ほど説明させていただきます。事例ごとに既にもう関係者全員の検査も終わっている事例も含まれておりますので、ただ単にクラスターが発生したから慌てるということは決してしないようにしていただきたいと思います。後で説明させていただきます。

 本日は4点。昨日の検査結果。それから二つ目に、時短協力金などに必要な予算の専決処分。三つ目は明日から新居浜市・西条市での臨時(PCR)検査センターが開設されますので呼び掛け。そして、あくまでも念のための注意喚起です。一部若干名、ヤクルト-巨人戦の観覧者の方の陽性確認。ただし、これはいろんな行動歴があるんで、ここで感染したというふうなことではまだ確定しているわけではありません。保健所の判断も含めて、後ほどこれも説明しますので、慌てないように受け止めていただきたいと思います。

 まず年代別でありますが、引き続き20代が17名と突出しています。そして、重症化リスクの高いと言われている40代・50代も多くなっているところが気掛かりでございます。高齢者へも広がっておりますので、今後の医療負荷に十分気を付けることがあると考えています。男性は28名、女性は32名でありました。居住地はこれまでと同様、松山市が突出しています。30名で、既存よりも新規が日曜日であるにもかかわらず多い、既存が14、新規が16と。新規が一向に収まっていないというのが松山市の傾向であります。そして、新居浜市は9名でありますが、ただ昨日の新居浜市は新規2名にとどまっています。今治市の7名、こちらは新規が3名含まれています。先ほどのクラスター、これは追い掛けの中での検査が進んでクラスターになりましたが、新規は四国中央市の場合は1名にとどまっています。そして、県外在住者は広島県と宮崎県の方が愛媛県内で陽性確認となりました。

 職業でありますが、22名と会社員が突出しています。職場での感染拡大、引き続き注意を呼び掛けさせていただきます。特にどの事例とは言及はいたしませんけれども、ここ最近、帰省や出張で県外から戻られて、懸念していたケースでございます、その後陽性が確認されるケースが散見されています。気付いた時には職場に広がっている場合もありまして、県外との往来、その必要性を十分に検討し、今後のものについても不要不急のものについては延期や中止をお考えいただきたいとお願いいたします。また再検査、ここがちょっと注目いただきたいんですが、再検査での陽性はお盆休み期間に県外往来があり、陽性になったご家族の関係で、いったん陰性だった方に症状が出て再検査したことで確認されたケース。これが連日続いています。ですから、やはりお盆休み期間の影響、まだ終わっていないというふうなことで、県外往来やそうした方と接触した方はご自身の体調管理に本当に気を付けていただきまして、少しでも異変を感じたら医療機関に連絡をいただきたいと。受診してください。お願いいたします。なお、この職業の中に、お一人議員の方がいらっしゃいますが、県議会の議員さんではありません。今後、所属議会、所属される議会から公表をされると聞いております。

 感染経路ですが、引き続き家庭内が圧倒的に多くなっています、19名。そして、仕事関係が9名でございます。生活の場での感染拡大が続いている中、特に親から小さなお子さんへの感染が散見されています。これはもう全国的な傾向でございます。そして、県外も4名で、帰省や出張による陽性確認が多くなっています。

 入退院の状況ですが、医療機関に入院されている方は2名減少して107名。重症の方は残念ながら1名増えて7名となりました。十分注意していかなければなりません。医療機関の皆さん、重症患者の治療は本当に大変です。通常よりも多くの医療スタッフが必要となって懸命な治療が続いています。ご苦労をおかけしますがよろしくお願いいたします。そして、宿泊療養施設に入所される方は退所等の方も多かったので、14名減少して95名となっています。一方自宅療養、医師が丁寧に聞き取ってすぐに入院の必要な症状ではない方、ご家庭やご自身の都合で自宅療養を強く希望される方、一部入院調整中の方、4名増えて522名でございます。一方で(退院等は、)昨日は72名、今日の感染者よりも、報告した陽性確認者よりも多くの方がご回復をされていることも併せてご報告させていただきます。

 事例の状況ですが、行政検査は衛生環境研究所では昨日281件の検査が行われ、そのうち29件の陽性確認が報告ありました。そして、民間医療機関、日曜日ですから1週間平均300まではいっていないと思いますが、150から200件ぐらいは行われています。そういったことでそちらの方から31件の(陽性確認の)報告が入ってきております。すなわち、昨日はだいたい450件から500件ぐらいの検査が行われて、そして60件の確認ということでございます。

 (対処)事例の状況ですが、かなり移動も多くなってきています。封じ込め事例、松山市保健所七つ、西条保健所二つ、宇和島保健所一つ、合計10事例がそれぞれ濃厚接触者の健康観察期間も無事終わりましたので、これらそれぞれの事例から感染が広がる懸念がなくなったので、今日から封じ込め事例に入ります。そして、囲い込みも調査・検査が順調に進んでいますので、事例ごとの囲い込みも進んでいます。今日は18事例が囲い込みの分類に入ってまいります。松山市保健所が8、西条保健所が3、今治保健所が1、中予保健所が5、八幡浜保健所が1、合計18事例でございます。

 また、囲い込み済みのクラスターでは1039事例目、こちらですね、クラスター。これは松山聖陵高校の「学校クラスター6・松山市」ですけども、昨日2名の陽性が確認されて合計26名となりました。ただし、ここは全部、こちらの下のも含めて全員(自宅)待機中の方ばかりの陽性確認でありますから、いったん陰性が出て待機されている、そして、その後発症して陽性確認ですから(新たな)濃厚接触者はいらっしゃいません。これらの陽性になった方から感染が広がる懸念はない、それが囲い込み事例でございます。そしてこちらも今日から残すところは濃厚接触者の健康観察期間ということで囲い込み事例に入ります。

 次に調査中事例でありますが、クラスター事例を中心に、まず冒頭お伝えした新規のクラスターですが、(1074事例目)「高齢者施設クラスター11・今治市」でございます。冒頭お伝えしたクラスターですが、高齢者施設でのクラスターは4月23日の公表以来4カ月ぶりとなります。それぞれの施設も頑張ってくれていますし、またワクチン接種も進んでいるので、第5波ではなかったんですけども、4カ月ぶりとなります。そして、陽性者の確認については施設側既に公表をされています。この事例ではこれまでに同じ施設の利用者等5名を含む7名の陽性が確認されていましたけれども、1カ所でなく複数の場面での陽性確認でしたのでクラスターにはなっていませんでした。ただ、その後の保健所の調査が進むにつれ、施設内での接触による感染と推定されましたので、今回クラスターと認定されることとなりました。陽性者の内訳は施設利用者が4名、そして、施設の職員さんが1名、その他家族等2名、合計で7名ということでございます。ここが今治市の皆さん、冷静に受け止めてください。既にこれまでに利用者、職員の方全員、必要な検査は既に完了をしております。今現在はその利用者の家族、そして関係者、その調査・検査がどんどん進められている段階でございますので、しっかりと保健所にも全面協力いただいていますので、囲い込みに向けて作業を進めてまいります。ただ、この施設の利用者と職員、全員ワクチンを2回接種済みでございました。そして、接種から2週間以上経過しております。高齢者のワクチン接種が済んだことにより、さっき申し上げたようにクラスター、これまで発生していませんでしたけれども、ここでお分かりいただけるのはやはり効果というのは8割という専門家の指摘どおり感染のリスクをワクチン接種でゼロにすることはできないということでございます。そこでデルタ株は第4波以上に警戒が必要ということになります。施設の職員の皆さん大変ご苦労をお掛けしますけれども、引き続きワクチン接種が終わったからといって油断することなく、感染防止対策へのご尽力をお願いいたします。

 次に1125事例目でございます。「職場内クラスター16・今治市」でございます。今治市で確認されたものでございますが、この事例はこれまで、従業員4名を含む5名の陽性が確認されておりました。昨日の検査で同じ職場の方2名の陽性が確認されて、クラスター認定となりました。こちらですね。内訳は従業員さんが2名増えて6名、そして、その他ご家族1名、合計7名となります。この職場は従業員以外の一般の方が利用するような職場ではございません。また規模も大きなところでもございません。そして、接触者全員の把握は速やかにできている事例でございます。また保健所の調査にも当初から全面的に協力をいただいております。さらに先ほどのクラスターと同様に既に従業員さんの必要な検査はもうこの時点で全て完了をしております。そこから先の追い掛け調査も順調に進んでおりますので、速やかに囲い込みに向けて保健所が今作業していますので、今治市の皆さんは冷静に受け止めていただきたいと思います。

 次に1232例目、「職場内クラスター17・四国中央市」でございます。この事例ではこれまで1名の陽性が確認されていました。昨日の検査で従業員5名の陽性が確認され、新たなクラスターと認定されました。現段階では従業員さん5名増えて6名のクラスターでございます。この職場についても従業員以外の一般の方が利用するような職場ではございません。陽性が確認された従業員さん同士には仕事以外に生活上の接点がございまして、この関係で感染の広がりを早期に把握するため、現在保健所において接触者等の調査・検査を進めている状況でございます。保健所の調査には事業者、全面的に協力をいただいております。事業者の公表については現在会社の方で検討中と聞いております。現時点で地域への広がりが確認されておりませんが、四国中央市では散発的とはいえ、ここ数日、二つから三つの新規の陽性確認が続いておりました。念のため注意深い行動を四国中央市の皆さん、一段ちょっと警戒感を高めていただきますようにお願いを申し上げます。

 その他の調査中事例につきましては、まだ広がり等が見られるものはございません。家庭内とかちょっとしたですね、身近なところの濃厚接触者にとどまっております。

 次に時短協力金等に必要な予算の専決処分でございますが、16日から松山市の酒類を提供する飲食店に時短要請を開始いたしました。また、20日から9月12日までの間、まん延防止(等重点)措置適用を受けまして、そして、その中で松山市が重点地区(措置区域)となっています。全国一律の措置として重点地区、松山市内の全ての飲食店に営業時間の短縮と酒類提供の自粛を要請しておりまして、さらには事業者の皆さんに職場内での徹底した感染防止対策を要請しています。これらの要請に関する協力金等に発生する経費、専決処分を本日行いました。今回の補正予算の内容は、営業時間の短縮に伴う協力金については、松山市と連携して支給することになっています。そして、またこれは全県対象でありますが、テレワークオフィスとして県民向けデイユース貸し出しを行う宿泊事業者等に協力金を支給することにしております。企業の皆さん、こちらのテレワークオフィス、ぜひ積極的な活用をお願いいたします。この結果、今回の専決補正予算総額は一般会計で5億3,966万円となっています。なお、詳細につきましては、この後、この二つでありますけども、記者クラブの方に担当課から説明をさせていただきます。

 次に、明日から新居浜市、西条市で臨時(PCR)検査センターが開設されます。対象は新居浜市および西条市にお住まいの方で、または市内の事業所にお勤めの方も対象となります。そしてその中で、21時以降に酒類の提供を行う飲食店の従業員の方、全て無症状の方が対象でございます。そして二つ目は、8月中旬以降、県外との往来が両市の中であった市民の皆さん、事業所の皆さん、そして県外から来県した方と会食した方等で、感染に不安を感じている両市の皆さん、事業所にお勤めの皆さん。無症状の方に限ります。そうした方々が対象です。症状のある方はお医者さんの方に相談をしてください。感染の早期探知が拡大防止に非常に有効でございますので、この対象となる皆さんは積極的にここを活用していただきますようにお願いいたします。ホームページでも記載していますので、連日お伝えしたとおり場所も変わりません。こちら。期間はこの2日間、明日、あさってでございます。時間は2時間、15時から17時になっておりますので、お気を付けいただきたいと思います。

 次にヤクルト-巨人戦の念のための注意喚起でございます。去る8月17日、18日、松山市の坊っちゃんスタジアムにおいて、東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツの公式戦が開催されました。松山市保健所の調査により、2日間の試合を観覧した方々の中で、2万人ぐらいいらっしゃると思いますけども、延べですね。合計5名の方に陽性確認があったということが判明しまして、本日主催をするヤクルト球団から正式に発表がございました。なお、これまでの松山市保健所の調査では、球場で、例えば個々のこの5名の方もいろいろな行動歴があって、いろんな所で感染の可能性があるということでありますから、球場で感染が広がったものとは、現状では考えていないということでございます。また、球場内での濃厚接触者もいないということでありまして、念のためヤクルト球団が自主的に公表するものであるということを申し添えさせていただきます。ヤクルト球団さんが、念のため公表して呼び掛けた方がいいだろうということで、積極的にそういう姿勢をもって公表していただいているということを申し添えさせていただきます。ということで、この点について、まず冷静に受け止めていただきたいと思います。公式戦の開催に当たりましては、どこの試合でも日本プロ野球機構が定めるガイドラインというのがありまして、それに基づいて実施されているところでございます。例えば観覧者数を収容人数の半分以下。今回は半分となると1万5千人なんですが、それをさらに下回る1万1千から1万2千人に削減したということでした。それから座席の間隔を確保する。要は隣同士で並ばないようなチケット販売がなされているということでございます。それから、観客への繰り返し、繰り返しの注意喚起、こういったものもマニュアル化されていますが、そうしたガイドラインをしっかり守った上で開催していたということでございます。また、県からもさらに要請をさせていただきまして、関係者、球場の方にはトイレ等での手指消毒液の追加配置、それから観客に対するマスク着用の徹底や大声を出しての声援自粛等の繰り返しの呼び掛け、さらには臨時バス、臨時列車の乗降場所や車内での感染回避行動の繰り返しの呼び掛けで、こういったことの追加対策は実施していただいたところでございます。現時点での保健所の調査では、発症日や行動履歴から球場以外での感染が考えられる陽性者が複数いることや、今申し上げたようにそれぞれの座席が離れており、直接の接触がないことから、5名の感染には関連性がないというのが松山市保健所の判断でございます。ただ、ヤクルト球団では念のため、念のためですね、陽性が確認された方々の座席番号をホームページで公表されています。それを受けて、坊っちゃんスタジアムを管理している松山市においても、既にそのヤクルトスワローズの公表内容と同じものを公表したと連絡が入っております。その周辺にいらっしゃった方、そして、もうこれも念のためでありますが、グッズ販売の売店とかですね、喫煙所、これはもう多少混雑しているということはあるだろうと思いますので、そうした施設・設備を利用した方で、少しでも体調に異変を感じた方がいらっしゃったら、直ちに医療機関に連絡の上、受診していただきますように、念のため呼び掛けさせていただきたいというふうに思います。この公式戦に限った話ではありませんが、不特定多数の方が集まるような場所には、自らがウイルスに感染していることに気付かずに行動している方も一定程度、どこでも含まれている可能性があると考えて行動することが必要かもしれません。そのために自らを守るためにも、人との距離を十分に確保できない場所、密の場所、また不特定多数の方で混雑する場所はできるだけ避けて、どうしてもそういったところ、場面に遭遇してしまった場合は、一層、感染回避行動のレベルを、緊張感を持って上げていただくということが大事でありますので、その徹底をよろしくお願い申し上げたいと思います。以上です。

 

(テレビ愛媛(幹事社))

 ただ今の発表事項について、質問のある社はお願いします。

 

(テレビ愛媛)

 テレビ愛媛ですが、ヤクルト戦については今回のまん延防止措置の前での開催ではありましたが、今回の開催自体についてはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。プロ野球自体がさっき申し上げたように、全国的な統一ルールをもってガイドラインを設定して、実際今日も行われています、全国各地で。かなり感染回避対策を実行に移しておられますので、今のところこれだけ開催されてもないんですよね、感染の発表というのが。そういう中ですからリスクは低いとは思いますが、ただヤクルト球団も、もしものことも考えて速やかに公表されるという、こういう姿勢も示していただいたということは大事なことではないかなというふうには感じています。

 

(テレビ愛媛)

 すみません、今治市と四国中央市で若干増加傾向が見られますが、これについてはどのようにお考えでしょうか。

 

(知事)

 そうですね。ちょっと今日日曜日の動向だけなんで、両市ともにですね、警戒感を上げていただきたいというふうなことは県の方からも、私の方からも申し上げてまして、非常に危機感持って対応してくれていると思います。ただ、やっぱりなかなかこう社会全体の動きの中で、その言葉がなかなか届かないという悩みもわれわれ実は行政の立場、等しく持っているところで、もうこれは「しつこいな」と言われても言い続けるということを責任持ってやっていくしかないと思っていますので、ぜひ皆さん、そこの今の、これシグナルが出たら速やかにお知らせしていきますので、それもまた全て市町と共有していますので、ぜひそれぞれのところから出てくる注意喚起の声、それから要請については受け止めていただきたいというふうに思います。その協力なくしてこの第5波はなかなか本当手強い相手でありますから、乗り越えるのは難しいと思っていますし、逆に集結すれば乗り越える期間も短くなると思います。早く日常を取り戻すためにも、ぜひ短期集中でよろしくお願い申し上げたいと思います。

 

(NHK)

 NHK です。ヤクルト戦の件もありますけれども、今後例えばアーティストが県内に来てのコンサートだったりとかそういったイベントについて、今後はまた何かこう対応を考えられたりということは県としてはあるのでしょうか。

 

(知事)

 先日、まん延防止の対策が決まった時に、新たな対応の基準というのを呼び掛けさせていただいています。要は大事なことは感染防止対策がしっかり取れているのかどうか、そしてまた、例えば今回のように人数の問題とか、間隔の問題とか、あるいはその手指消毒の配置の問題とか、声掛けの問題とか、いろんな問題があると思うんですが、これは業態ごとにガイドラインというのができていますから、それをしっかり守っているかいないかというのがもう大事。それからもう一点は、来場者に何かがあった時にすぐに呼び掛けられる体制を取っていただくということ。これは大事でございます。8月にちょっと苦労したのは、例えばそういうイベントがあったところで、保健所への協力もなかなかしていただけない、来場者も全く分からない、公表もないということになるとですね、これはもう手の打ちようがないんで、そういった責任ある運営者の姿勢というものも非常に大きい要因ではないかなというふうに思っています。そういったところをしっかりやれば、感染100パーセントないなんていうことは無理だと思います、見えない敵ですから。ただし申し上げてきたように、十分注意を払って、運営する側も注意を払い、お客さん側も注意を払い、そして感染リスクが低くなる。そしてそれでもゼロではありませんから、感染が出た時には早期に探知する。それはちょっとでも異変を感じたらお医者さんに行く。保健所に連絡する。そして速やかに主催した方は公表なり、あるいは呼び掛けなり、把握できている時には全てに呼び掛けていく。できてない時には(公表して)呼び掛けると。こういうふうなことをしっかりやっていけば最小限に食い止められるのではないだろうかなというふうに思っています。

 

(NHK)

 ありがとうございます。もう一点、ちょっと話は変わるんですけれども、昨日の会見でも人出について、松山市だったり、他の東予の地域でも人出について分析されていましたが、今日、一部報道では前回のまん防が出されていた4月の時よりも地域によっては人出が増えているというような報道もありましたが、ここに来てこう気の緩みというのも懸念されるかと思いますが、松山市については5割の人出削減がありますが、あらためてどうすればそれを実現できるとお考えですか。

 

(知事)

 ちょっと今、例に挙げられた報道の中身見てないので、それについてコメントはできないんですけども、一般論としてしか申し上げられないんですが、特に松山市についてはもう随分前からまん延状態にあるということをお話申し上げてまいりました。もう一つは松山市から発表があったように、他の保健所と同じような細やかな対応がこれまでと同等にはできなくなったという発表がありましたので、その分リスクが一段高まったという状況でもあります。そして、そういう中でまん延防止の適用を受けて重点措置になったというこの三つの要素が松山市だけ異なっていますので、これは本当に市民の皆さんに、もう私の方からもう伝え続けて行くしかありません。ただ私よりもより身近な、例えばどこでも基礎自治体、市、どこの市でもどこの町でもより身近ですから、そこでより伝え方とかメッセージの中身であるとか、対応策、法律に基づいてアディショナルな対応策ができる場合もありますからそれらも駆使していただきたいということを松山市には重ねてお願いを申し上げたいというふうに思っています。県の立場ではなかなか感染が本当に南予はまだ頑張って落ち着いている状況なんで、一律にそれはもう考えた要請とかはできるんですけども、個別になると濃淡がありますから、感染状況に。そこらあたりの強弱については、やはりその基礎自治体の長にもお考えいただくということが重要ではないかというふうに思っています。

 

(朝日新聞)

 どうも、朝日新聞です。昨日の会見で、人出のちょっと比較のデータなんかを今おまとめでらっしゃるというふうにお伺いしていましたけど、あれは近々にまとまりそうでしょうか。

 

(知事)

 はい、作成中でございます。外部からいただきますから、それをデータ化していきますんで、もうちょっと時間ください。

 

(テレビ愛媛)

 よろしいですか。では会見終了します。

 

(知事)

 はい、どうもありがとうございました。

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