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ホーム > 県政情報 > 知事 > ようこそ!愛媛県知事室へ > 知事記者会見録 > 新型コロナウイルス感染症に関する記者発表の要旨について

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更新日:2020年3月9日

新型コロナウイルス感染症に関する記者発表の要旨について

日時:令和2年3月6日(金曜日)15時00分~15時27分

場所:知事会議室

 

 

(知事)

国内各地で新型コロナの感染が確認されている状況であります。県内でも2例陽性反応が確認されたところでありますけれども、県民の皆さんも見えない敵を前にして不安を感じられている方が多いと思いますので、県内のこの時点での状況を細かくお知らせすることによって、安心に結び付けばと、冷静な対応に結び付けばというふうな思いで今日は全体的なこの時点での状況を、私の方から説明させていただきたいと思います。

まずですね、こちらをご覧いただけたらと思うんですが、県内の状況につきましてクルーズ船に乗られていた方の状況、それから最初の第一例目の感染者の状況、愛南町、そして先日の松山市の関係の状況、それからその他、これは県全体の状況と、四つに分類して状況を説明させていただきたいと思います。

またこの状況説明だけでなく、今日は新たな取り組みと、ちょっと混乱にもつながりかねない案件もありますので、後ほど合わせて説明させていただきますので、何せ県も一生懸命、情報発信には努力しますけれども、冷静な対応や、安心感に結び付けるためには、マスコミの皆さんの力が非常に鍵を握っているというふうに思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

まず、本日15時現在でございます、県全体でPCR検査を行った件数は116件になっています。そのうち陽性と判断されたものは、愛南町と松山市の2件で114件、昨日の発症関連とはまた別にもありましたので、それも含めて114件は全て陰性という結果が先ほど出たところでございます。また陽性のこのお二人、2件につきましても、1例目の愛南町の方は今も無症状でございます。それから2例目の松山市の方も、倦怠感等々はあるんですが、軽症ということでございまして、重症例等々は一切ないという状況が愛媛県内の今の環境でございます。

まず、対象事例の一つ目、クルーズ船関係でございます。県では2月23日未明に厚生労働省から乗船されて下船された方のリストが送られてきました。実際に下船されたのは19日、20日になりますから、非常に戸惑いを感じたんですが、その日のうちに保健所の職員が中心となって手分けして全員に検体提出をお願いしたところ、全ての方に提供いただきましたので、これはもうご案内のとおり、全員、陰性反応が出たということであります。

その後も2週間、毎日毎日健康観察を行っておりましたが、今日をもって最終日になります。14日間、全員健康状態に異常なしという状況になっておりますので、これでクルーズ船関係者の方々の状況については、県民の皆さんもご安心いただけるような状況であると受け止めていただきたいというふうに思います。

対象事例の二つ目、本県1例目となります、愛南町の事例でございます。3月2日月曜日に、愛南町で40代女性に感染が確認されました。大阪のライブハウスに行かれていたということでございますが、本人は咳や発熱もなく、その間無症状でございましたけれども、ご相談いただいたその日のうちに、念のため感染症指定病院に入院をしていただきました。

また、同日ご家族や職場の同僚など関係の方々にもご協力をいただきまして、全員にウイルス検査を行い、すべて陰性を確認したところでございます。またご本人、そして自宅待機中のご家族、そしてまた職場の皆さん、クルーズ船の時と同じように健康観察を行っておりますが、全員、健康状態に異常はないと報告が入っております。なお、自宅と勤務先も直ちに消毒を行ったところでございます。

対象事例の三つ目、本県で2例目となる松山市での感染者についてであります。先般も対策会議を合同で開かせていただきましたが、場合によっては、本来、松山市の保健所でありますけども、県下全域の対応が必要になるかもしれないということと、愛南町の事例で愛媛県方式を確立しましたので、それをぜひ踏襲していただきたいということで、合同で対処することといたしました。

特に本県の愛媛方式は、当日になんとか関係者の検体を入手して、これは義務ではないですからお願いをしなければなりませんが、速やかに拡大しているのかどうかということの確認を取るのが初動の第一のポイントだということで、対策会議で今日中にというお話を松山市に依頼しましたが、特に保健所の方々は大変だったと思いますけれども、同様にその日のうちに検体を入手していただき、そして検査を実施する運びとなりました。この方は、症状は先ほど申し上げましたように軽症でございます。そして同日に、同じように感染症指定病院に入院をされています。

また先ほどの繰り返しになりますが、ご家族、職場の方、今日の朝をもって、全員陰性の確認が検査で取れたところでございます。そしてまた愛南町と同じように関係者全員に自宅待機をお願いしているとともに、保健所による健康観察を行っているところであります。また自宅と勤務先も愛南町と同様に、自宅はその日のうちに消毒、職場については翌日に消毒が実施されたところであります。

このように2件の陽性が確認をされていますけれども、周囲の方、ご家族も含めて一番濃厚に接触をされていた方、全員の陰性が確認されましたので、周囲の感染は見られないというのが現状でございます。

対象事例の四つ目、それ以外のお医者さんや(帰国者・接触者)相談センターの判断で検査を行ったケースでありますけども、こちらについても全部陰性の判定が出ているところでございます。

こうしたことから、結論としてこの段階で言えることは、陽性が確認された2名から感染が広がっている状況ではないということでございます。それから愛媛県内では、不特定多数の方々が感染している状況は、この段階で確認はされていないということでございますので、県民の皆さんにはこの事を冷静に受け止めていただきまして、しっかりと個人個人の生活の中での取り組みに集中していただけたらというふうに思っております。

繰り返しになりますけども、県民の皆さんへということで五つ。まずは基本的な個人個人の感染予防策、もうこれが何よりも一番でございます。咳エチケット、手洗い、うがい、一人一人の体調管理、また換気の悪い所、人が密に集まる空間、不特定多数の集まるところはできるだけ避けていただくということでございます。

二つ目は正しい情報に基づく行動であります。37度5分以上の発熱が4日以上続くなどの症状がある場合には、帰国者・接触者相談センターにご相談していただきたいと思います。また、物資不足等の根拠のない情報に基づく行動はされないようにしていただきたいということであります。また県もこれまで同様ですね、タイムリーに情報を発信し続けていきますので、落ち着いてこの情報に基づいて行動していただけたらというふうに思います。また入院患者を受け入れる感染症病床については、院内感染対策を十分行っておりますので、病院で感染の恐れはありませんので、ここも冷静にご判断いただきたいと思います。

三つ目は、高齢者施設や医療機関への訪問・面会の自粛でございます。本当に重症化の傾向があるのは高齢者、あるいは他の病気を抱えられて抵抗力が弱くなっている方、こういった方々に出る傾向がありますので、高齢者施設や医療機関への訪問および面会を、よほどのことがない限り自粛をしていただきたいということでございます。

次にイベントの中止・延期・縮小等でありますが、多数の方が集まるイベントは中止・延期・または規模を縮小していただきたい。イベントを開催する場合にも、風通しの悪い空間をつくらないという配慮を徹底して行っていただきたいと思います。

次に企業関係へのお願いですが、テレワーク・時差出勤・休暇取得への配慮をお願いしたいということであります。企業、事業者におけるテレワークや時差出勤の積極的な活用。それから、休校中、これ全国の学校休校中ですから、そのお子さんがおられる従業員の方々への配慮。また、従業員の方に発熱等の風邪症状が見られる従業員さんが、休みやすい環境をそれぞれの職場でお考えいただきたいということをお願いさせていただきます。

県では、感染拡大防止のため、国内での集団感染の共通点、これは換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間、不特定多数の人が接触する恐れが高い場所。この要件が示されておりますので、県有施設について、この要件に当てはまるところの点検を各部署で全部行いました。その結果、県武道館のトレーニングルーム、アイテム愛媛の大展示場、もう既に閉めているとこもありますけども、県有施設の一部の利用について、当面3月末まで停止することといたします。

全面休止とはせず、利用継続する施設でも、換気・消毒の徹底等の感染症防止対策を施していきます。利用する県民の方々もご留意いただけたらと思います。対象施設については、速やかに県のホームページに掲載させていただきますので、確認をしていただきたいと思います。

そして議会でも申し上げましたけども、ウイルス感染は本人の意思で行われたものではありません。ある意味では、感染された方も新型コロナの犠牲者であります。またダイヤモンドプリンセスからの下船者や、感染者の職場の方々は、国の基準で検査が必要なものだけではなくて、県は独自で検体の提出をお願いしたわけでありますが、全員が快く、そういうことであるならば、ということで検体の提供に応じていただいた方ばかりであります。しかし一方で、ちまたやインターネットなどにおいては、犯人探しのような言葉が飛び交ったりですね、そういうことが行われているとも聞いておりまして、大変残念に思っております。確かに不安や恐れは未知のウイルスで姿が見えないので、あるとは思いますけれども、こうした方々の関係者もわれわれと同じ、普通の県民であることを思っていただきまして、何卒、地域社会や人の輪から遠ざけるような、今日ここで状況を示させていただいていますので、冷静に受け入れていただきまして、むしろ「大変だったね」というような声をかけていただけるような思いやりを、多くの県民の皆さんにお持ちいただきますよう、ぜひよろしくお願い申し上げます。

まさに西日本豪雨災害で学んだ人の絆と思いやり、これが地域力でございます。愛媛県にはその力があるというふうに信じていますので、ぜひ県民の皆さんの温かいお気持ちを発揮していただきますように、よろしくお願い申し上げたいと思います。

これから二つは新しい取り組みと、それから、大きな混乱にも結び付きかねないことなんで、敢えてこちらの方からお話をさせていただきたいと思います。

新しい取り組みはコールセンターの設置・運用開始でございます。県民の皆さんからのさまざまな不安の声を受け止めまして、解消につなげるため、現在の相談受け付け体制を大幅に拡充することとし、県と松山市との合同で24時間体制のコールセンターを新たに設置し、明日(3月7日)午前9時から運用を開始することといたしました。この左側の一番向こう側のパネルでございます。このコールセンターは豊富なノウハウを有しています。電話番号はこちらのパネル、お配りした資料のとおりでございます。また、既に24時間対応している「帰国者・接触者相談センター」につきましても、新たな電話連絡窓口を設置しまして、県内全域の受診相談に対応いたします。こちらもパネルに示させていただいております。なお相談センターは、緊急時の連絡にも対応するため、一般的な相談は一般相談窓口のコールセンターの方にお願いできたらと思います。

次なんですが、本日から新型コロナウイルスのPCR検査への保険適用が開始されることになったのは、皆さんもご存知のとおりだと思います。しかしですね、ここが問題なんですが、保険適用はい良いんですが、実はこの保険適用を使って民間機関の検査ができるかといえばそう簡単な話ではありません。今日のこの時点で、日本国内で検査が可能になるのは7カ所のみでございます。そして愛媛県では検査が可能な民間機関はないと聞いております。医師会の方にも確認をいたしました。

ということは、保険適用された、じゃあ身近なところでできるのかな、先生検査してくださいよと言われてもですね、できないんですね。ですから、ここが全然伝わってないのが問題だと思っています。これは混乱を避けるためにも、マスコミの皆さん、ぜひお知らせしていただけたらと思うんですが、保険適用ができるという国の情報をうのみにして近くに行ってもできないと。今(県内で検査が)できるのは県の衛生環境研究所のみでこれは変わりません。ですから、今までと同じ対応でお願いしたいというふうに思いますんで、冷静に行動していただきたいと思います。

通常のインフルエンザだと、保険適用で、すぐ近くの病院でもキットがあるんでできるんですが、それとは全く別の状況でございます。ただ、今の段階ではその1カ所でありますから、県としては、衛生環境研究所のキャパを上げるということが必要と判断して、ご案内のとおり、来週3月12日から検査機を確保できましたので、2台体制で検査することといたしております。

なお、この検査につきましては、愛媛県で今、実働でやっていただいているのが7名のみであります。これは経験がないとできないので、連携協定を結んでいる愛媛大学に依頼をいたしまして、経験者、(検査が)やれる方がいないだろうかということで、すぐに動いていただきました。愛媛大学等からも、今この時点で何名っていうのは分かりませんけども、人員派遣等の申し出がありますので、今後のこうしたような、やれる人たちのネットワークをローテーション化してですね、2台体制に対応するよう全力を尽くしていきたいというふうに思います。

最後に県議会へ本当にお礼を申し上げたいと思います。昨日、今日と、特に初動の段階で、慌ただしく動かなければならない部署の責任者、私も含めて、本会議の欠席にご配慮いただきました。また来週の委員会につきましても、極力日程を詰めるというようなご配慮をいただいています。その分しっかり対応しろというエールだと思いますので、県政史上例のない異例の対応で、県民の命を守る対応を強化するという配慮をいただいたこと、そのことで、本当にみんな思う存分、今動けていますんで、議長をはじめ議会の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。

なお、この全県の状況については、昨日、県の市長会長、町村会長にも連絡いたしまして、文書で市町に送付いたします。それぞれの自治体でまた、ご活用いただいて、冷静な判断につながる情報提供を行っていただくようにお願いをしているところでございます。以上です。

 

(愛媛新聞)

県内の状況ですが、随時更新して発表するということなのか。

 

(知事)

1週間で2例出ましたので、一つ一つ段階を踏んでいますので、あくまで今日の段階です。また今後、毎日のように検査がありますので、陰性の場合は扱い件数と結果を報告する。陽性が出た場合は、また臨時(会見)を開いて対応をお示しするということになろうかと思っています。今後も、これだけの全国的な感染状況ですから、いつ、どこでということは分かりませんので、この段階で申し上げられるのは、県民の皆さんお一人お一人の対応が何よりも大きな力であるということと、それから、われわれ行政は、緊張感を持ち続けて対応に向き合っていくということです。

 

(テレビ愛媛)

コールセンターに関して、これまでの保健所の相談窓口というのは。

 

(保健福祉部長)

コールセンターに一本化いたします。24時間対応。これまでの保健所の相談は、休日を含めて午前9時から午後9時まででしたが、コールセンターに集約して、24時間化するということになります。

 

(愛媛新聞)

先ほど愛媛方式として、当日に関係者の検体を集めて、検査をするという話があったが、今後もし陽性が出たら、同様の対応を今後も取っていくということか。

 

(知事)

そうですね。強制ではないですよ、こっちからお願いしているので。この方式は2例やって、極めて有効ではないかなと感じていますので、どういう事例が出てくるか分からないので、その都度考えますけれども、基本はこの方式を踏襲していきたいと考えています。

 

(愛媛新聞)

全国的には医師が検査の必要があると判断したにも関わらず、検査ができない事例があるということが出ているが、知事の認識として、愛媛県内でそういった事例があるのかというのは。

 

(知事)

ないです。お医者さんから検査依頼が来たものは全部対応しています。

 

(南海放送)

保険適用について、民間の検査会社以外に、設備の整った医療機関でも検査ができるということだが、今後、県等が支援とか依頼をして、そういった所で検査ができるようにというのは。

 

(知事)

これはですね、正直に言って、国の予算化、事業化を待たないとどうにもならないんですね。今、県でも検査の機械を手に入れるのに四苦八苦した状況ですから、やはり国の対応として、この保険適用するということであるならば、その受け入れの体制の充実をどういうふうに描いていくのか、そのためにどう機械等を確保するのか、それをどこに配置するのか、早く決められた方がいいんじゃないかと思いますね。

 

(南海放送)

医療機関で検査できる所は県内でゼロと。

 

(知事)

県内で検査できるのは、県衛生環境研究所のみです。

 

(愛媛新聞)

関連で、当面は今の検査体制が続くということか。

 

(知事)

そうですね。国の方針を待つしかないですね。

 

(八矢副知事)

簡易キットなどもありませんので、今の国のしっかり検査しなければならないという基準をクリアできるのは、県衛生環境研究所1カ所ということです。

 

(知事)

これが実は一番心配でして、大きな都市だったら、この7カ所のうちどこかがあって、そこで受け付けられるということになろうかと思うんですが、大半の地域はありませんから、47都道府県あって7カ所ですから、混乱するんじゃないかなということをちょっと恐れています。これは県の医師会長も同様のご意見でございましたので、先ほどお話ししたように、このことについて、今日の記者発表で周知をお願いしたところでございます。

 

(テレビ愛媛)

検査について、愛媛大学からの支援が得られるということだが、いつごろ。

 

(保健福祉部長)

今、応援いただける方の資格や、いつごろ応援いただけるかといった具体的なやり取りをしております。まだ今の時点でいつからということは決まっていません。

 

(知事)

ご安心いただきたいのは、今この時点で急に人が足りないという状況ではないと。ただ、やっぱり7人の職員の中に体調を壊したり、あるいは2台体制になった時にローテーションできるかということも考えて、2台になっても(今の体制で)なんとかなると現場は言ってるんですけれども、人間ですから、先手を打って、ローテーションを組んで、一人一人の負担が少しでも軽減できるようにお願いをしているところです。

 

(保健福祉部長)

たちまち、県内の機関(からの応援)で7人から10人体制に拡充することとしています。

 

(知事)

今、県衛生環境研究所には(所属して)いないんですけれど、県庁等に経験者がいますので、それがプラス3名。

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保健福祉部健康増進課

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