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まつ毛エクステンション(エクステ)による危害について

ページID:0009995 更新日:2023年5月30日 印刷ページ表示

 最近、接着剤で人工まつ毛をつける「まつ毛エクステンション(エクステ)」が流行しており、消費生活センターに、施術時に接着剤が目に入り炎症を起こしたなど、健康被害に関する相談が年々増加しています。目元というデリケートな部分に行うまつ毛の施術は、接着剤や器具の刺激、また施術者の技術によって特に危害が発生しやすいため、細心の注意が必要です。厚生労働省では、まつ毛のエクステンションが美容師法の美容行為に該当するとの見解を示しており、危害防止のために、営業者に対して美容業務を適正に実施するよう求められています。

まつ毛エクステンションとは

 シルクや化学繊維などの人工毛を専用の接着剤でまつ毛につけ、まつ毛を長くしたり濃くするなど、ボリュームアップする手法。本数や長さ、カールのタイプ、色などを自分の好みで選べる。最近は人工毛を1本1本まつ毛につける手法が主流となっている。扱い方やまつ毛の状態により個人差はあるが、3から4週間でつけ直すのが一般的である。

問題点

 目及び目元は皮膚が薄く粘膜と接しているので非常にデリケートな部分である。まつ毛エクステンションは、その粘膜に接して生えているまつ毛に人工毛を瞬間接着剤等で接着することから、接着剤などの化学物質を目の近くで使うこと、異物を貼り付けること、目元で細かな長時間の作業を行うことなど、目には危険や負担を伴う行為です。

危険性を十分理解し、実施するかどうかよく考えましょう。

被害等にあったら

 まつ毛の施術は美容師法上の美容であると位置づけられていますので、まつ毛エクステンションで危害を受けたり、美容師ではない人が施術をしていると思われたら、愛媛県消費生活センター(電話089-925-3700)へ相談のうえ、最寄の保健所または愛媛県薬務衛生課へ情報提供をお願いします。

営業関係者へ

 まつ毛エクステンションは、美容行為に該当するため、美容所の開設及び美容師による施術が必要となります。また、営業時にも適切な衛生措置をとる必要があります。詳しくは、最寄の保健所までお問合せ下さい。


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