更新日:2022年12月22日

愛媛県HACCP制度の概要
対象施設
平成22年10月1日から
菓子製造業
平成23年10月1日から
あん類製造業、アイスクリーム類製造業、乳処理業、乳製品製造業、食肉処理業、食肉製品製造業、魚肉ねり製品製造業、食品の冷凍又は冷蔵業、清涼飲料水製造業、乳酸菌飲料製造業、氷雪製造業、食用油脂製造業、マーカ゛リン又はショートニンク゛製造業、みそ製造業、醤油製造業、ソース類製造業、酒類製造業、豆腐製造業、納豆製造業、めん類製造業、そうざい製造業、缶詰又は瓶詰食品製造業、添加物製造業
平成24年10月1日から
鶏卵選別包装施設(GPセンター)、鶏の液卵製造業
認証の基準
共通基準
管理運営基準
- 衛生管理の組織体制が確立され、それが明らかとなる書類が作成されていること。
- 一般的衛生管理基準項目(施設設備等の衛生管理・保守点検、従事者の衛生管理・衛生教育など)に必要な手順書が、それぞれ作成されていること。
HACCPプランに関する基準
- 施設で製造される全品目の一覧表が作成されていること。
- 申請品目について、HACCPプランに関する書類が作成され、これにより実施されていること。
認証の有効期間
3年
立入調査
年1回以上食品衛生監視員が施設に立ち入り、衛生管理の履行状況を調査します。
認証マークの表示
認証を受けた営業者は、認証マークを表示することができます。(愛媛県HACCP制度認証マークのページへ)
認証に関する手数料
無料
認証の流れ

- 申請・・・認証を受けようとする事業者は、施設ごとに、申請書に必要な添付書類を添えて、施設の所在地を管轄する保健所(松山市の施設は、薬務衛生課)に申請する。
- 審査・・・申請を受けた保健所等は、基準に従った管理が行われているか、現地確認を行う。
- 認証・・・認証を受けた施設には、認証書を交付し、届出により認証マークが使用できる。
- 公表・・・認証を受けた施設は、県のホームページ等で公表する。
認証のメリット
食品関連事業者
- 従業員の衛生管理に関する意識の向上が図られる。
- 製造、加工の衛生水準が向上し、食品事故の発生リスクを低減させる事ができる。
- 不慮の事故発生時にも原因や異常ロットの特定が容易にできる。
- 食品の安全性に関する企業の取り組みを消費者にアピールすることができる。
- 多額の設備投資をしなくても、手順書の作成、記録管理等ソフト面を充実させることで認証を受けることができる。
消費者
- 認証を受ける業者が増加することで、食品事故にあうリスクが低減される。
- 認証を受けた施設で製造された食品を購入することは、安全な食品を購入する際の選択の一助となる。
行政
- 認証制度の普及により、食品衛生に関する自主衛生管理が推進され、愛媛の食の安全安心の確保が図られる。
認証への支援
県では、営業者の自主衛生管理を支援します。
- 営業者の手順書等、書類作成への助言
- 食品衛生監視員による相談・助言等の実施
- 認証後の継続的な自主管理体制確立への指導
- ホームページによる認定制度に関する情報提供
本制度に関するお問い合わせ、ご相談は、県庁薬務衛生課または管轄の保健所(松山市の施設については県庁薬務衛生課)へご連絡ください。
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