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更新日:2020年3月21日
譲渡会に参加する前に、本当に動物が飼える家庭環境かどうか、最終確認してください!!
少しでも不安があるのなら、無理に飼わないことも、立派な「動物愛護」です。
動物を飼える環境になってから、改めてご検討ください。
動物を飼うということは、家族が1人増える、ということです。
家族全員で協力して育てていかなくてはなりません。
「子供が飼いたいというので渋々」ではありませんか?
しつけや健康管理は大人の責任です。新しい家族に対する責任についてよく考えてください。
犬は10数年、猫はもう少し長く生きます。
その間、毎日のお世話で旅行もままならないはずです。
また、10年後には、年をとって介護が必要になるかもしれません。
その他にも、日常生活における様々な制限が発生するでしょう。
それでも、最後まで飼いつづける覚悟はありますか?
地域のルールを守ることも大切です。
団地や、アパート・マンションや、借家にお住まいの方は、ペットOKの物件かどうか、最終確認をお願いします。
飼い始めた後に気づいても、引き返すことは出来ません。
転勤や結婚など、引っ越しの可能性がある方は、待つことも動物愛護に繋がるかもしれません。
引っ越し先に、空いているペット可物件があるとは限りません。
どうしても連れていけなくなった場合、新しい飼い主になってくれる人を探す必要がありますが、それも簡単なことではありません。
動物を飼い始めるのは、引っ越しが済んで、環境が落ち着いてからでも遅くはないはずです。
センターの子犬子猫は、一度その命を不要とされた存在です。
同じ運命をたどる犬猫を産み出さないためにも、繁殖制限は必要です。
せっかく1匹を救ってくださったのに、その子が産んだ5匹は見捨てる、ということでは、本末転倒です。
余計なお世話!と思われるかもしれませんが、扶養家族が1人増えるのです。
食費だけではなく、日常の健康管理(予防注射等)、不意の病気や怪我の治療には、ある程度の出費を覚悟しなければなりません。
10年後の介護まで視野に入れて、見通しを立てる必要があります。
動物が苦手な人や、アレルギーのある人もいます。
そのような人たちにとっては、「近所に動物がいる」という事実だけで脅威となり得ます。
なので、動物を飼う人は、周囲への配慮を忘れてはいけません。
犬では、最低限のしつけ、糞の始末などを日頃から心がけましょう。
猫では、完全室内飼いをすることで、ほとんどのご近所トラブルが避けられます。
犬の飼い主は、狂犬病予防法により、登録と年に1回の狂犬病予防注射が義務づけられています。
また、犬の放し飼いは愛媛県条例により禁止されています。
その他、動物を飼う上で関係する法令は遵守しなければなりません。
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