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更新日:2021年4月12日
愛媛県動物由来感染症予防体制整備事業の一環として、平成28年度は狂犬病に関するモニタリング調査および、ジアルジア症に関する基礎調査を実施しました。
狂犬病に感染した犬、猫、アライグマなどに咬まれるなど、唾液中の狂犬病ウイルスが体内に侵入することにより感染します。
狂犬病を発症すると、神経症状や呼吸麻痺が現れ、ほぼ、100%助かりません。ただし、咬まれた後すぐ狂犬病ワクチンを接種することで、発症を防ぐことができます。
日本では、1957年を最後に、人も動物も国内での感染はありませんが、今でも世界で毎年5万人以上の人が亡くなっており、日本に侵入する危険性が常に存在します。
ジアルジア症の原因であるランブル鞭毛虫に汚染された食品や水を摂取することにより感染します。発症すると下痢性胃腸炎を起こしますが、感染しても発症しない場合もあります。ただし、無症状の感染者も病原体を便中に排出していることから感染源として注意が必要です。
日本での感染率は1%未満と考えられていますが、様々な動物の消化管内に寄生しているため、特に人と近い距離にいるペットを原因とする感染が危惧されています。
愛媛県動物愛護センターに収容された犬6頭
平成28年4月から平成28年12月まで
6頭すべて、狂犬病ウイルス抗原は検出されませんでした。
ジアルジア症(主な原因;Giardia lamblia)
愛媛県動物愛護センターに収容された健康な犬60頭
平成28年6月から平成28年12月まで
日本への侵入を防ぐために、次のことを徹底しましょう。
動物からの感染を防ぐため、次のことに注意しましょう。
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