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夏の感染症流行状況(2013年)

ページID:0006786 更新日:2023年1月5日 印刷ページ表示

県内の発生状況 2013年第51週(12月16日から12月22日)現在

咽頭結膜熱(プール熱)

第51週の咽頭結膜熱の患者報告は65人(定点当たり1.8人)で、第50週の39人(定点当たり1.1人)から増加しました。

引き続き松山市保健所で多発し、今治保健所や中予保健所でも増加傾向がみられます。

全国でも第46週(11月中旬)以降増加が続いており、注意が必要です。

感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と、ウイルスが付着したタオル、ドアノブ等を介した接触感染が中心で、保育園等の集団生活で感染が広がることがあります。

感染予防として、液体せっけんを用いた手洗いを励行し、タオルやコップの共用は避けましょう。

図:咽頭結膜熱の週別発生動向(過去5年間との比較)

図:咽頭結膜熱の保健所別発生動向

手足口病

手足口病の患者報告数は、第51週19人(定点当たり0.5人)で、第50週9人(0.2人)から微増しました。

松山市保健所と今治保健所を中心に、各地で散発が続いています。

本疾患は、コクサッキーウイルスA16(CA16)、CA10、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスが主な原因となり、基本的に予後が良好な疾患です。しかし、EV71は急性髄膜炎や急性脳炎などの中枢神経合併症の発生率が他のウイルスより高いことが知られており、注意が必要です。(手足口病に関するQ&A 厚生労働省ホームページ<外部リンク>

図:手足口病の週別発生動向(過去5年間との比較)

図:手足口病の保健所別発生動向

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナの患者報告数は、第51週10人(定点当たり0.3人)で、第50週2人(定点当たり0.1人)から微増しました。

今治保健所、宇和島保健所を除く各地で散発しています。

図:ヘルパンギーナの週別発生動向(過去5年間との比較)

図:ヘルパンギーナの保健所別発生動向

参考

咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナに関するホームページ

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