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ホーム > 県政情報 > 知事 > ようこそ!愛媛県知事室へ > 知事記者会見録 > 新型コロナウイルス検査体制拡充に関する記者発表の要旨について

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更新日:2020年3月13日

新型コロナウイルス検査体制拡充に関する記者発表の要旨について

日時:令和2年3月12日(木曜日)10時30分~10時53分

場所:衛生環境研究所5階会議室

 

 

(知事)

こちらの研究所は、国の基準で定められている検査機器が1台設置されている、県内唯一の場所でございますけれども、先週、県内で初症例、感染者が出たということで、その時は検査検体件数も急激に増加した時期でもありました。職員も大変だということで、先週こちらに激励に来た時に現状を聞きましたところ、7名体制で行っていると、通常は1日20件、最大に回して40件できると。なんとか頑張りますというような話を受けたんですけれども、一方でこの状況をさらに改善するために、県の職員が走り回って、今、世界的にこの機械が入手困難な状況にありますけれども、何とか1台確保できたということで、2台体制になることが分かっていました。7名でも何とかやるという言葉は受けたんですけれども、例えば1人体調が悪くなったりすると6人に負担がかかるだろうということで、増員できないかと考えて、かつて衛生環境研究所にいて、経験のある職員が県庁の中にも3名いましたので、現在10名の体制でこちらを回している状況にあります。しかし、それでも心もとないと感じましたので、連携協定を締結している愛媛大学の学長に電話をしまして、こういう状況なので、誰ができる人を探して欲しいという依頼をしましたところ、速やかに対応していただきまして、3名の方を見つけていただきました。それと同時にもう一つ、かつて人事交流で県庁に来ていた松山市の保健所の職員が1人、こちらで経験されていますので、全部で14名の体制で構えをするということになったところです。

今日これで検査機器が2台体制になり、そして実働は当面10名ですけれども、いざという時にはプラス4名、合計14名で対応していくということになりましたので、まず皆さんにお知らせさせていただきたいと思います。と同時に、先般の記者会見でも申し上げましたけれども、県内には国の手順等の基準をクリアし、検査ができる場所は今でもここ1カ所でございます。このことについては、何ら変わりはありません。ということで、保険適用がなされたといって、近所のお医者さんに行けば検査がすぐできるというわけではないということは繰り返しになりますが、県民の皆さんに冷静に受け止めていただいて、これまで同様、お医者さんの要請を受けたものは全て受け付けることにしていますので、皆さんも冷静に対応していただけたらというふうに思います。私の方からは以上です。

 

(満田副学長)

愛媛大学副学長の満田でございます。全国的な新型コロナウイルスの流行を受けまして、愛媛大学といたしましても、県内唯一の医学部を持つ大学、愛媛県に根ざした大学として、県民の皆さまの健康をお守りするために、できるだけの協力をさせていただきたいと考えております。今回、県から要請を受けました人的支援に対しましては、教員、技術職員、臨床検査技師の中から、既に適任者の人選を完了しておりまして、当面3名を大学の本務として、輪番で派遣したいと考えております。感染の拡大防止に貢献できれば幸いでございます。

 

(所長)

衛生環境研究所所長の四宮でございます。検査の概要と本日設置されましたリアルタイムPCRについて説明させていただきます。

皆さんお手元のフロー図をお開きになっていただきたいと思います。そこに現在行っております新型コロナウイルスの検査の概要をお示ししています。まず検査対象者の鼻咽頭ぬぐい液、それから肺炎症状のある方については、喀痰、気管吸引液等の検体が医療機関において採取されまして、保健所職員により当衛生環境研究所に搬入されます。検体からウイルス遺伝子の抽出作業を当所にあります高度安全実験室において行います。所要時間は1、2時間でございます。この作業でウイルスは不活化されまして、感染性はなくなります。その後、図の左に示しておりますリアルタイムPCR法という検査方法で検査を行います。この方法はウイルス遺伝子を特異的に検出する方法で、ご存じの方も多いと思いますが、PCR、ポリメラーゼ・チェーン・リアクションによる遺伝子増幅量をリアルタイムでモニターし、解析する方法です。迅速性と定量性に優れた方法になります。この検査法には、本日追加されました専用の装置が必要であります。所要時間は4時間から5時間であり、先ほどの抽出作業とあわせますと約6時間程度の検査時間になります。ただし、これは1、2検体を処理した際の最短時間でありまして、検体数が多くなれば、所要時間も増えることになります。通常は、このリアルタイムPCR法の検査結果で陽性、陰性の判定を確定できますが、場合によっては確定が困難な場合があります。その場合は、フロー図の右に示しておりますコンベンショナルPCR法と遺伝子配列決定による方法を加えまして、最終の確定を行います。こちらの方法は所用時間が11時間から12時間で、抽出時間を加えますと約13時間を要する検査になります。

今回、導入されました新型コロナウイルス専用で用いるリアルタイムPCR装置ですけれども、これまで、当所に4台のリアルタイムPCRがありますけれども、新型コロナウイルス専用としては(国の基準に適合する)1台を充てております。先ほど知事からも説明がありましたように、1日通常20検体、最大40検体の検査能力でありましたけれども、本日からは2倍の通常40検体、最大80検体の検査が可能となりました。今回、追加配備されましたリアルタイムPCR装置につきましては、ウイルス検査室という管理区域内に設置されております。こうした関係からマスコミの皆さまは、本日、その区域には入れませんので、窓越しでの撮影となりますので、参考までに次のページに装置の写真を示しております。またカタログ等も添付しています。この写真で、この2台、左側と右側に白い箱状のものがリアルタイムPCR装置ですけれども、右側が従来、新型コロナウイルス専用に充てていた1台で、左側が今回、追加設置されたものになります。私からは簡単ですが、以上で説明を終わらせていただきます。

 

(愛媛新聞)

検査の方法について細かいことだが確認したい。検体数が1、2体の場合の最短時間は抽出も含めて6時間程度ということだが、これがどの程度増えると時間がどの程度延びるのか。

 

(所長)

リアルタイムPCR装置自体は4、5時間なんですけれど、その前段階の、高度安全実験室でのウイルス遺伝子の抽出という作業、これは担当者が手作業で行いますので、検体数が1検体と10検体では、それに要する時間が変わってきます。ただ、1台で一度に処理できるのは20検体ですので、一度リアルタイムPCRをスタートすれば、最大20検体までは4、5時間で処理される。それにプラス、前段階としての抽出作業のところの時間が増えるということでございます。

 

(愛媛新聞)

確認だが、機械を動かしている時間というのは一定で、その前段階の抽出の時間が手作業でかかるので、検体が増えればそこの部分が長くなるということか。

 

(所長)

そうです。それと、これは単なる遺伝子検査ではなくて、やはり新型コロナウイルスという感染性の高い病原体を扱う検査になりますので、感染性の無いものを扱う性格の検査と比べるとより慎重に行うため、そこ(抽出段階)での作業時間というのは長くなります。

 

(あいテレビ)

2件確認したいが、まず人数が最大14人というところだが、(県職員以外の)残り4人の方は臨時というか、いざという時に応援に入ってもらうというかたちか。

 

(知事)

愛媛大学さんの場合、3月23日から4月30日まで、通常の愛大医学部の勤務を割いていただきますので、この期間とりあえず時間を取れる体制を取っていただきました。今後どうなっていくか分かりませんが、わーと増えてきた段階で、もう手いっぱいだという時に依頼をして来ていただくというかたちになりますので、今の段階では後方で、この期間常に構えていただいているという状況になると思います。ですから10名の中で、今の段階では回していくという予定になっています。

 

(あいテレビ)

もう1件、検査機器が4台だが専用1台だけで、専用2台になるということか。

 

(知事)

そういうことです。

 

(あいテレビ)

ちなみに、おとといまでに140件検査していると県議会にて報告を受けているが、昨日までに増えたりはしているか。

 

(所長)

昨日の3月11日までで152件です。

 

(あいテレビ)

じゃあ、陰性が150件か。

 

(所長)

そうです。陽性が2件で、陰性が150件。

 

(あいテレビ)

実際、検査を始められた日は2月24日か。

 

(所長)

2月3日からです。

 

(NHK)

まず(検査に従事する)人数について聞きたいが、この10人というのは今日から10人になったという理解でよいか。

 

(知事)

先週の段階からもう10人ということで体制がスタートしています。

 

(NHK)

その14人という体制ができるのは今日からか。

 

(知事)

3月23日から。

 

(NHK)

愛大で3人追加されたのは、全員、研究者の方ということでよいか。

 

(満田副学長)

先ほどのごあいさつで申し上げましたけど、教員、臨床検査技師、技術職員の中から具体的には各1名、あわせて3名です。

 

(NHK)

無粋な質問だが、この追加した機器は1台いくらか。

 

(知事)

約800万円です。

 

(NHK)

これは県が購入したという理解でよいか。

 

(知事)

そうです。

 

(NHK)

あともう一つ、最大で80件検査ができるようになるということだが、これ以前の検査で1日で一番多くてどれくらい検査したことがあったのか。

 

(衛生環境研究所衛生研究課長)

最大40件です。1日2回回して20+20の40件です。

 

(知事)

最大やっているということです。

 

(衛生環境研究所衛生研究課長)

はい。1台で夜昼回して40件がマックスです。

 

(NHK)

40件回した日というのは1日だけだったのか。それとも、何日かそういう日があったのか。

 

(衛生環境研究所衛生研究課長)

40件は1回だけです。1台で夜昼回して40件がマックスです。陽性の場合は、周辺の方も調べますので。

 

(知事)

増えているのは、ご案内のとおり、感染が拡大するクラスターなのかどうなのかという調査を最優先しますので、義務化されてない、県の方からの要請で周辺の方にも検体を提供いただきたいという当日の対応がありますので、そういう時には、当然のことながら一気に増えているということになります。

 

(読売新聞)

県内ではまだ広く感染しているような状況ではないが、それでもやはり県独自の取り組みもあって、感染者が1人出ると今ほどあったように最大限の体制になってしまうのだが、今後、広く感染者が複数出るような状況になってきた場合の対応について、今の段階で何かお考えがあれば聞きたい。

 

(知事)

まず、愛媛方式の周辺の方の検体提供を依頼して独自に行っていくというやり方は、1市町で発症が1件の場合は今の体制でも十分できると思うんですけども、もちろん会社等や個人の皆さんの理解・協力がなければできないんですけども、それをクリアすればできると思います。ただ、同じ市町の中で複数同時に発生した場合にこれができるのかどうかというとちょっと難しい可能性があるので、この場合、今は当日中にということを目標にやっていますけれども、例えば2日間にしたりですね、そういう臨機応変な対応というのは考えていかざるを得ないかなというふうに思っています。

それと、もう一つは今後の課題として、今、国会で法律制定に向けて進んでいる特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律)の関係で、これは(国が緊急事態)宣言するかどうか分かりませんけども、された場合に相当な権限が都道府県に下りてきますので、昨日、指示を出しているんですが、それぞれの部局でどんなことを想定しておかなければいけないのかということを、事前に拾い出し、洗い出しするという作業に今、入っています。そういったところにも、無いに越したことはないですけれども、(宣言が)あった場合に、慌てるのではなくて、事前に準備だけはしておきたいなというふうに思っています。

 

(読売新聞)

追加でもう1件だけ聞きたい。今、特措法の話が出たが、今回の特措法について、実際に緊急事態宣言が出ると、知事に相当な権限が付与される訳だが、今の仕組み自体について、知事はどのような受け止め、考えているか。

 

(知事)

どちらの仕組みですかね。

 

(読売新聞)

特措法の緊急事態の宣言をして、その後、地方の方にという。

 

(知事)

正直言って、それぞれの地域ごとにいろんな条件が違っています。発生件数もそうですし、地域の偏りもそうですし、そういう意味では、県内においても同じことが言えると思うんですね。例えば、愛南町と四国中央市というのは遠く離れていて感覚も違いますし、そういったところに、県に権限が下りてきた場合は、きめ細かく対応していくということを考えなきゃいけないなというふうに思います。1カ所(感染者が)出たからといって、慌てて一律にというよりはきめ細かい対応を取っていく方が有効ではないかなというふうには思っていますので、そこら辺を段階においてもですね、シミュレーションして慌てずに冷静に対応できるように心構えをしておきたいと思っています。

 

(南海放送)

知事に聞きたいが、検査体制が拡充したことで、県民にとっては安心情報になるのかなと思う。2台体制になったことで、知事の受け止めもしくは期待することはどんなことか。

 

(知事)

先ほど申し上げました症例が出た時に、今までの(検査の)キャパをフルに活用して、やっと何とかしのいでいたというのが現状でしたから、そういう意味では拡充したということで、よりキャパが広がるということはもちろん大前進だとは思います。

ただそうは言っても、先ほど申しましたとおり、保険適用したからといって、事態が変わるかといったらそうではないといったことがあまりにも知られていないと。そこは、国の発信の仕方が不十分ではないかなと指摘せざるを得ないと思うんですが、まあだいぶ変わっては来ていると思うんですが、少なくとも国の求めている検査あるいは手順をクリアして、検査ができる機関は、ことこの段階において愛媛県内ではここ(衛生環境研究所)しかないという事実は何ら変わっていないと。全国では(保険適用されることとなった)あの時点では47都道府県で7カ所しかないということがほとんど情報として出ていなかった。むしろ何千体(検査が)できるようになりましたというよく分からない数字が踊っているだけで、そうすると受け手側からすれば、じゃあどんどんどんどん(検査が)できるんだとなって医療機関に殺到する、医療機関の先生方も混乱する、まあそういった現象が危惧されています。ですからほんとに2台になったとはいえ、ここでしかできないという事実をぜひ県民の皆さんに知っていただきたいということ。これが増えるかどうかというのは国の対応を待つしかないんで、これはどうなっていくのか分かりません。例えば、愛媛大学さんにも実はPCR検査機器はあるんですよ。でもそれは、国の定めている手順に従った機器として認定されてないんです。ですから、国の手順に示されている機器というのはここにしかないということになりますから、ではこちらの機器もいいよと言えばあっという間に増える訳ですよね。そういうことをどうするのかっていうのは全然見えないので、今の段階ではここしか。ごめんなさい。先ほど7カ所って言いましたけど、(現在は)9カ所です。47都道府県で国の基準に沿って対応できる民間の検査機関は全国9カ所しかありません。ほとんどこれ東京とか大都会に集中していますから、(それ以外の)都道府県では全く変わってないことがあまりにも知られていないということがちょっと心配でございます。

ごめんなさい。先週の段階で7カ所だったんです。クリアしたのが二つ増えて、今日の時点でそれでも9カ所なんです。

 

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保健福祉部衛生環境研究所

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