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更新日:2019年11月15日

愛媛県で問題となっている特定外来生物

愛媛県では明治以降を中心に食用目的や愛玩目的で多くの生き物が海外から持ち込まれました。物流が盛んになり、荷物に紛れ込んで非意図的に持ち込まれた生き物もいます。愛媛県に定着した特定外来生物は、在来種とは異なる食性や繁殖力が旺盛な種が多いことから元々の生態系を大きく乱す可能性があります。早期の対応で生息域の拡大を未然に防止することが重要です。


 

アライグマ

アライグマ

愛玩目的で飼育されていた個体が逃げたり、捨てられたりして国内も増加しています。愛媛県内では東予地域を中心に2018年までに複数個体が確認されています。手先が器用で、定着すれば農作物に甚大な被害を与えます。
【原産地】カナダ南部~パナマ
【生息場所】幅広い環境に生息し、原産地では水辺環境を好みます。人工的環境にも適応可能で、家屋の屋根裏に住み着くこともあります。
【成熟と繁殖】メスは1年、オスは2年で成熟し、繁殖が可能になります。3~6頭の仔を1回/年出産します。
参考資料【アライグマ】生物多様性センター作成(PDF:986KB)

カミツキガメ

 カミツキガメ

1960年代以降にアメリカ合衆国から日本に愛玩目的で輸入されたのが始まりです。大型になり飼い切れなくなった個体が遺棄され、天敵も少ないことから国内の一部で定着しています。愛媛県では2006年頃から遺棄個体が散発的に確認されていましたが、2018年に今治市において複数個体が捕獲され、一部は幼体であったことから繁殖の可能性が高まっています。
【原産地】カナダ、アメリカ合衆国等
【産卵と成長】産卵時期は5~6月で、1回/年産卵します。1頭あたりの産卵数は背甲長サイズと比例しますが、国内では20~30個程度です。
【カミツキガメの捕獲調査について】
 2018年から生物多様性センターでは今治市、愛媛県立とべ動物園と共同でカミツキガメの捕獲調査を行っています。
参考資料【外来カメ類】生物多様性センター作成(PDF:654KB)

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ

セアカゴケグモハイイロゴケグモ

雌にα-ラトロトキシンという神経毒があり、咬まれると激しい痛みや腹部痙攣を生じさせます。日本では咬傷被害による死亡例はありません。セアカゴケグモは1995年に大阪府と三重県で確認され、現在では日本各地で生息が確認されています。愛媛県では2014年に初確認され、その後は県内各地で散発的に確認されている状況です。ハイイロゴケグモは1995年に神奈川県で確認され、現在は日本各地で確認されています。愛媛県では2019年に新居浜市でメス1頭が確認されました。
【原産地】オーストラリア(セアカゴケグモ)、アフリカ(ハイイロゴケグモ)
【生息場所】自然環境では岩下の隙間や窪みに営巣しますが、住宅地の人工的環境ではエアコン室外機裏や、道路側溝、自動販売機裏、フェンス基部、長期間放置した車両等に営巣していた事例があります。
【産卵と幼体】セアカゴケグモは野外で一生の間で最大7~8卵嚢を生みます。1卵嚢あたりの卵数は100~200個で、産卵後約20日で幼体が出嚢し、雌は約70日、雄は約40日で成熟します。
参考資料【セアカゴケグモ】生物多様性センター作成(PDF:314KB)

ヒアリ・アカカミアリ(ヒアリは愛媛県では未確認です)

ヒアリ_2 

ヒアリは国際的にも最も深刻な影響を及ぼす外来種として、世界の侵略的外来生物ワースト100にも選定されています。2000年以降世界中に分布が拡大しています。愛媛県内でヒアリは確認されていませんが、ヒアリと同じトフシアリ属のアカカミアリが四国中央市と新居浜市の港湾内で確認されています。確認されたアリは全て駆除し、侵入防止を図っています。
【原産地】南米
【生息場所】開けた場所を好み、海外では草地や公園、アスファルトの隙間、芝生等で見つかっています。人間が活動する場所や都市圏とも重複します。野外での定着時には土で直径25~60cm、高さ15~50cmのドーム状のアリ塚を作ります。巣には約20万~40万頭の働きアリが生息しています。女王アリは1頭の場合と複数の場合があります。
参考資料【ヒアリ・アカカミアリ】生物多様性センター作成(PDF:697KB)

オオクチバス

オオクチバス

国内では、1925年に神奈川県芦ノ湖に導入されたのが始まりです。1970年代から意図的な放流により分布域を広げました。愛媛県では1960年代に石手川ダムに水産有用資源として放流されたのが始まりですが、現在の県内の分布は非公式な放流段階を経て野池を中心に広く分布しています。
【原産地】北アメリカ
【食性】肉食性で、多くの在来生物を捕食することから、生態系に与える影響が強く、本種と同時期に分布が拡大したブルーギル(特定外来生物)の2種が優占魚種となっている野池も多数あります。

オオフサモ

オオフサモ

1920年頃に日本に持ち込まれました。愛媛県内では1960年代に各地で確認されるようになり、現在は県下全域の河川や野池等に分布しています。
【原産地】南アメリカ
【繁殖】多年生で雌雄異株の抽水植物で、日本国内の個体はすべて雌株のみであり、種子は生産されないものの栄養繁殖を盛んに行います。切れ藻等でも繁殖可能です。

オオキンケイギク 

オオキンケイギク

日本には1880年代に主に観賞目的で導入されました。その後、道路法面工事や河川改修における緑化のために広く利用され分布が拡大しました。愛媛県では昭和初期から確認されていますが、定着したのは1980年代以降と考えられています。
【原産地】北アメリカ
【生息場所】県内河川敷、道路法面、空き地
【繁殖】多年生草本で、土壌中の種子は数年間生存することもあります。刈り取りに対して再生力が強く、繁殖力も強いことから、土手や法面に広大な群落を形成します。

外来種問題~みんなができること~

野外に逃がさないで下さい

ペットとして飼われている外来生物が野外で見つかる事例が増えています。地域の生き物を守る上でも、ペットを野外に逃がさないように飼育しましょう。

外来生物を野外で見つけたら

現在、愛媛県に定着している外来生物のうち、幾つかは人間に直接被害を及ぼす種も含まれています。特定外来生物に指定されている種は、原則として許可なく生きたまま運搬することができません。不用意に捕まえずに生き物の種類や特徴、発見された場所の情報をお知らせください。
【情報提供先】
●最寄りの市役所、町役場の外来生物担当窓口
●愛媛県生物多様性センター

<参考文献>
愛媛県外来生物マニュアル(愛媛県)
侵入警戒中えひめの外来生物(愛媛県)
日本の外来生物(財団法人自然環境研究センター)

 

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お問い合わせ

保健福祉部衛生環境研究所 生物多様性センター

〒790-0003 松山市三番町8-234 

電話番号:089-931-8757

ファックス番号:089-947-1262

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