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更新日:2021年1月6日
認知症高齢者及び家族の思い
[1]Yさん(女性)
昭和49年、主人が49歳の時に「血管性知能低下痴呆症」と診断されました。
それから、私の闘いが始まりました。
主人の病気が、私にはどうしても受け入れられないうえに、主人もまだ若かったので、両方が受け入れられなくて、相互に葛藤の時期がありました。
そんな時に、家族の会や電話相談で、私の愚痴を聞いていただき、色々なアドバイスを受けて、勉強させていただきました。
自分ではなかなか実行できないことが、専門の方に聞いてもらうことで、素直に受け入れられる。
このことが、私にとっては大きな力になりました。
今、私が主人を理解し、主人に対して否定的にならずに済んでいるのも、家族の会や電話相談のお蔭と思っております。
これからも、主人と会話にならない会話を続けていくつもりです。
聞いてあげるだけで、主人は昔のことを想いだしたり、それから会話が繋がることもあります。
現在も、次から次へ色々な問題が起きていますが、家族の会の方々や介護士さん達の支えをいただきながら頑張っていこうと思っております。
いつまで続くか分からない介護ですが、今私がこんな気持ちになれるのは、多くの方々の支えがあり、自分に心のゆとりがあるからだと思っております。
これからも、アドバイスや助言をよろしくお願いいたします。
認知症介護は、とうてい一人では支えていけないことと思っております。
恥ずかしいと思わずに、どんな小さなことでも専門職の方に相談していくことが、看護・介護する者にとっても、幸せに繋がるのではないかと思っております。
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